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一般
「他の人は・・」「一般的には・・」という言葉の裏には、 ●自分は標準になりたいが自信が持てない、あるいは怖いといった躊躇があるのかもしれません。 ●他の人のことがわからないので、自分の中で、自分以外を勝手に「普通」と思ってしまうのかもしれません。 心理検査などでは、自分のことを知りたいという動機で受ける方もいらっしゃいます。その結果で納得する方、安心する方など、さまざまだと思いますが、その背景には、やはり自分はどこか周りとは違う、と思っていて、周りと自分を比較してはっきりさせたい、と思うのかもしれません。 自分のことを知りたいという背景には「自分は他の人とどう違うか・・違うはずだから何が違うのかを知りたい」という気持ちがあるのだと思います。 働くために支援を受け、働き続けることを選択された方へ就労支援を行っています就労移行支援事業所ユースターには「社会でうまく働けるだろうか?」と漠然とした不安を感じている方が、支援スタッフのサポートを受けて、安心と自信を得て、社会に出たいと希望する方が来られています。 そして、ユースターの皆さんも、やはり「一般は
吉岡 俊史
1 日前


意志を伝える
人生の転機になる就職・・・学生から社会人へと転換する際に「自分はどのような人生を生きたいのか」というメッセージを周りの人に伝えてサポートを得る力を少しでも発揮できると良いです。 「意思」と「意志」の違い、そしてそれぞれの価値は、別の機会に書かせていただきたいと思いますが、今回は意思よりも強く”自分”を伝える「意志」というものを伝えるために・・ということをテーマにします。 就労支援を行っています、就労移行支援事業所ユースターを利用される方の中には、意志を伝えることを控えがちな方が多くいらっしゃいます。 特に人生の転機となる就職と働く場面を決定する際には「意志」を妥協することはできるかぎりしたいないものです。 むしろ自分で意志を持って、その意志に従って自分の将来の方向を決める、このためのサポートは、就労支援の柱になるのだと思います。 そうであるからこそ、支援スタッフに求められていることがあります。 それは、本人の中にある小さな意志でも、それに気付いて、聴くことだと思います。 意志を見つけて聴く・・それは、言葉で「何をしたいのですか?」と聞いて、返って
吉岡 俊史
3 日前


卵を一つのカゴに盛らない
「卵を一つのカゴに盛らない」これは投資分野で使われる格言だそうです。一つのカゴにまとめると、そのカゴを落とすと全てが割れてしまうという比喩です。 とは言いましても、今日は投資のお話しをさせていただきたいわけではありません。私も完全に門外漢ですし。 この格言で表されることが、就労生活にも起こりがちではないか・・と思いましたので、紹介させていただきました。 社会で就労生活を送る際の大事なキーワードとして、 「長期・安定」 という2つの視点があると思います。 『長期・安定』 長期というのは、例えば人生設計です。どのような生活をしてゆきたいか、一人暮らし・実家暮らしか?ということはどなたも考えることかと思いますが、人生の選択や設計はそれだけではありません。 家族(婚姻や死別含めて家族構成が変わってくること)、自立生活(経済面も含め)の他に「どのように生きてゆきたいか」を考えると良いのです。しかし、このことは難しいために、つい先延ばしにしがちです。 何のために働きたいか、お金のためとは言ってもそのお金で何をするためか、それをイメージできると、「働き方」が全
吉岡 俊史
6 日前


障がい者雇用で働くことと年金
少し前まで、ニュースでは「年収の壁」がさんざん話題となっていました。 年収の壁で何時間働くべきか考えているパート職の方、将来の厚生年金と今の手取りの天秤であったり、在職老齢年金を考えながら働く高齢の方など、年金については悩みが続きます。 障がい者雇用はどうでしょうか? もちろん無関係ではありません。 それは障がい者雇用で働く方にはパート採用の方も多くいらっしゃり、体調や業務負担を考えて、自分にあった働き方を優先して、時間給のパート待遇を選択する方もいらっしゃるからです。 私たち、就労支援を行っている就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフも、無理をしない働き方を見つけて就職することは、お勧めしている一つです。 そして、働く時間に限らず、待遇や働き方を選ぶ際には、仕事が自分に合っているかに加えて、余裕があれば、できる範囲で 『働き終わったあとの将来得られる年金』 についても知っていただけると良いと思います。 その理由としては、障がい者雇用であっても、働き方の違いで将来の「年金額」が変わるからです。 2025年6月に成立した年金制度改正法というもの
吉岡 俊史
2月25日


似てても違う~就業と就労~
天気や気温の変化が大きい毎日ですが、報道では毎日の様に日本全国で悪天候や荒天という言葉を聞きます。 北海道や北陸、東北エリアには大雪、吹雪・・その他の地域は豪雨、台風など・・ ところで、「荒天」と「悪天」には違いがあるそうです。あくまで使用する表現の違いや種類かと思いきや、専門的には立派な使い分けがあるそうなのです。 日常生活では違いなど考えずに、どちらも同じ意味でとらえてしまいがちです。 ちなみに「悪天」と「荒天」それぞれの意味はといいますと・・ 「悪天」は雨や曇りなど、天気が良くないことだそうで、 「荒天」は風や雨などの勢いが強くて、天気が良くないことなのだそうです。 違う部分は漢字一文字「悪」か「荒」なのですが、考えてみれば「悪」はわるいこと、「荒」はあれることでした。ですので、その違いに気づいて、ちゃんと考えると「悪天」は悪天候、天候不順、など良い状態ではないことがわかります。 一方「荒天」は、暴風雨、荒れ模様などあれる様子、あらあらしい状態であることになります。 「悪」が付く場合は雨などの悪天候、「荒」が付く方は悪天が荒れる状態なのだと
吉岡 俊史
2月23日


ワンパターンとルーチン
ルーチンの大事さはあるが、ワンパターンは何となくネガティブな言葉にも聞こえます。 でもどちらも、(毎日)同じことの繰り返しをする、という共通の意味を持ちます。 ルーチンというと、「同じことをがんばって積み上げている」とやや前向きなイメージを言っているように感じますが、ワンパターンは「一つのことから脱することができない悲哀とか面白味がない」というイメージがあります。 社会で働くためにサポートを希望される方へ、就職や働き続けることのお手伝いをしている就労移行支援事業所ユースターは、利用される方は、毎日通って、働くことに向けた準備をしていただいています。 ユースターの毎日は、プログラムは違っていても、同じ時間に始まり同じ時間に終了します。日課は同じように流れ、それは”ワンパターン”とも言えます。 しかし、私達支援スタッフは、価値あるワンパターンを目指したいと思っています。安定した就労、生活の根底は「変わらず維持できていること」だと思うからです。 安定感や同じ生活でも効率や楽しみを増やしてゆくこと、働き甲斐を感じれるように積み上げてゆけることは、ワンパタ
吉岡 俊史
2月20日


生活感
「生活感」というと、ある人が仕事をしている以外のときの様子や雰囲気のことをイメージします。実は「生活感」とは、諸解釈ありながらも、「 働くことも含めた その人全体の雰囲気を指す言葉」なのだそうです。 確かに私生活と仕事の場面では、誰もが、それぞれ何らかの違う表情や態度、ふるまいをしていると思うのですが、「生活感」は職場では見せないでいられるのか・・と思っていたら、実は隠し切れないものなのかもしれません💦 考えてみれば「自分は無意識に、私生活と仕事は表情、行動を変えているはず」と思ってはいても、常に意識できているわけでもありませんし、場面によっては全く意識しないで、私生活の自分をオープンにしている日や時はあるようにも思います。 仕事場の休憩中ーご飯の食べ方、洗面の使い方、通勤途中同僚に会った時の雑談・・・皆さんは自分の全てを使い分けていますでしょうか? 仕事と区別して、なるべく仕事中は「生活感」を出さないようにしたいと思う人は多いのかとは思います。 特に昨今は、同僚に限らず、他の人の、いわゆるプライベートについてはあまり触れないのがモラルになって
吉岡 俊史
2月18日


「実践」という言葉
「実践」という言葉の意味に感じることがあります。 障がい等で、支援を必要とする方、希望する方への支援が始まる際、支援者や施設側の「実践」がどの程度あるのかが大きな意味を持ちます。 人に対する支援ですので、支援を受ける方は一人一人が違う要望を持っているのは当たり前ですし、要望としてあがらなくとも、求められていることを個別に見つける重要性は申し上げるまでもありません。 なぜなら人は一人一人異なる生活観と生活方法を持っているからです。障がいの種類が違うからという理由だけではないのです。 生活者の考え方、意識や行動を作る一つの要因が「生活観」で、個々に個性があり違うものになるのです。 それゆえに、支援を提供する相手の方の生活、生活観、希望、意志に合致するものでなければ支援の意味が薄れます。 そして、その方の希望や周囲の状況から見える到達点に行き着くためには、理論や机上の知識だけで乗り切ることは到底無理なのです。 そこには「実践」の経験から来る支援がないと、相手の方に響くものは少ないのだと思います。 「実践」は、 理論や知識、目的などを、具体的な行動にして
吉岡 俊史
2月16日


BCP
BCPは事業継続の計画のことで、自然災害、サイバー攻撃など多数の脅威に囲まれる世の中で、事業を行う企業、行政など全ての事業者には必須の計画です。 ご存知の通り、BCPとは、災害や感染症、外部からの攻撃などの緊急事態が発生しても、自社への影響を最小限にとどめ、なるべく早期に 元の状態に戻し、サービスを再開するために何をするべきなのかを、計画としてまとめておくものです。 ということで、BCPは脅威に対する対処の目的があるのですが、実際には複数のステップや項目を行う必要があるために、BCPの作成には、組織の中でじっくりと検討をしたり、一定の規模以上の企業には専門部署が設置されていたりします。 さて、就労移行支援事業所ユースターや行動援護事業所ユータイムにて福祉サービスを行う私たちの場合について書かせていただきます。 当社ユーファーストは、小規模ながらも、事業を行う団体としてサービスを予定通り提供する責務を負っています。 社会で働く方のための就労移行支援事業所ユースター、同じく社会で生活される方のための行動援護事業所ユータイム、そのどちらも、責任を果たす
吉岡 俊史
2月13日


不易流行~支援は変わる?~②
不易流行(ふえきりゅうこう)・・時代が変わっても変わらない根本に、その時代を知ってそこに合わせて変えてゆくことが加わることも必要。つまり両方が共存することの意味を説いている言葉です。 前のブログ①で書かせていただきました通り、不易なものが、流行に完全にとって代わられた、消滅させられた、というわけではなく、共存しながら本当にニーズのあるものは残り続けているのだと思います。 変化の激しい毎日の生活や仕事に追われる中、自分の知っている範囲の世界や考え方に固執せず、新しいことやモノを否定せず、さらに今まで生きてきた人生で得た経験や知識に、今自分のいる場面に合うモノを積極的に加えられるしなやかさが必要だと思います。 そして、支援についても、変わらないものの中に新しいものを取り入れてゆくべきです。 就労支援を例にしますと、就労支援のルーツは戦争の退役軍人に身体の一部の機能を失った人が多くいらっしゃり、その方々が働けるように訓練をしたことに始まるとも言われています。 その後、障がい者に仕事を教え込むこと「しどう(指導)」すること=支援に変わってきた経緯がありま
吉岡 俊史
2月11日


不易流行~支援は変わる?~①
不易流行(ふえきりゅうこう)という言葉に出会う機会がありました。これは、時代に合わせて変えて良い部分と変えるべきではない部分の概念が合わさった言葉です。(松尾芭蕉が掲げた理念です) 変わらないもの「不易」の中にも新しい変化「流行」を取り入れるべきという意味をダイレクトに表現している言葉だと感じ、変化の激しい毎日の生活や仕事に追われる中、つい自分の知っている範囲の世界、考え方にとどまりたくなる気持ちに響くものがあります。 特に暮らし方や生活に直結する事柄については、時代が変わるとすぐさま変わるものが多くあるように感じます。例えばスマートフォン・・。便利だから普及は著しかったです。 その前の時代を知る人にとっては「新しいものが入ってきた」ということだけではなく、その新しいモノを中心に生活ルールや生活様式、場合によっては倫理や価値観までもが影響を受けて変わってしまったのではないかと感じます。 SNSが普及しはじめたとき、会社への退職願をLineやメッセージで送付した、というニュースに驚きました。そのツールの活用だけではなく「倫理観の変化」に対してとまど
吉岡 俊史
2月9日


忙しい!
外国の方は日本人に比べて「忙しい」と口にすることは少ないと聞きます。 統計的な分析を見たわけではないので、正確には言えませんが、欧米を参考にしますと、欧米の方は、文化の違いからか、仕事に対して「忙しい」とか「暇だ」という意識を持っていないようなイメージがあるのです。 私達のいる日本では「忙しい」という言葉は、まず「仕事」を指すことが多いです。その上で、「忙しい」が、がんばっている代名詞、誇れること、責任を持っている立場、すごいこと・・になっている(正確には「なっていた」)のかもしれません。 しかし、時代が変わった今でも、会話の中でクッション的に言ったり聞いたりします。 忙しいことが評価されているという印象は、まだ日本に住む人のマインドに根強く残っているのだと思います。 外国では、バカンス=「空にする」という言葉の意味の通り、自分の頭や身体を、仕事なり日常から切り離すことが前提のようです。そのためには長期的にまとまって休む必要もあるのです。 それ故に、外国にはお休みが多いように見えますが、本当は、日本の方が祝日が多く、休みの日数的には諸外国に引けを
吉岡 俊史
2月6日


与えられたお休みと申請したお休み
私だけかもしれませんが、学校でも会社でも、与えられたお休みを休むときと、自分から申請をしてお休みをするときとは、なんとなく気持ちの置きどころが違うような気がするのです。 あくまで私個人の感想ですが、会社に所属する一員として、他の人や同僚も一緒に休むときは、何となく安心して休める気がします。 その一方で、自分で申請して休むとき、組織に所属する一員として、どうしても何かに気遣い(気兼ね?)をしてしまうのです。 時代とともにそのような意識は変わっているのも確かで、働き方が改革され、自分のペースが尊重され、休みたいときに仕事を休みやすくなっているのはとても良いことだと思います。 休みを権利として認識しやすくなっていて、その認識がしっかりと浸透する社会であるならば、働く人には、権利だけではなく、それとともに義務や責任という感覚も生まれやすく、育ちやすいのではないかと思っています。 昔の時代に、上司が絶対の存在で、指示通りに猪突猛進していた時は、個々人の責任を認識したり、自分で考えるということはどれだけあったのかわからないのです。 しかしながら、今の時代も「
吉岡 俊史
2月4日


因果
仏教用語になりますが、原因があって結果があることを「因果」といいます。 就労支援にも因果を当てはめられると思います。 就労支援の「因」:各種就労準備への努力、自分への投資、失敗や成功の体験、人との関わりの経験、自分を信じること、希望を持つこと 就労支援の「果」:豊かで充実した社会生活 今の状態は全て何らかの原因や過程があってできている・・ということを就労支援に例えてみました。。。 それは、因を地道に積み上げて、真剣に取り組んだ結果は就職後の就労や生活につながるからです。 障がいやその他の理由で、就職をして働くために支援を希望される方が利用される就労移行支援事業所ユースターですが、その中では、身につけたい力や目的別に支援プログラムとして活動を揃えています。 そのプログラムは、就労に必要な全ての成功や解決につながるわけではありません。 就職のための準備(因)の段階では先の見通しが立てにくいのは確かにあり、ユースターを利用される方からは、ときおり以下のような苦悩や悩みの声を聞くことがあります。 「このプログラムをやって何の意味があるのか?」「自分はでき
吉岡 俊史
2月2日


人事考課と評価
「働く人は知っておくべきシリーズ」・・ こちらは、社会で働く希望のある方への支援を行う就労移行支援事業所ユースターが週末に開催しています知識を得る講座の一つです。 社会で働くためには「目に見える力」と「見えない力」・・・の両方が必要になります。 例えば「目に見えない力」は、相手のことを想像すること、それを踏まえたふるまい、働く意味理解、社会人としての言動、心のタフネスなどのように、大事な力でもありながら、可視化・言語化しにくいものになります。 ユースターでは、これらの目に見えない力を中心に、ふるまいや対人関係の持ち方などのプログラムとして、平日を中心に毎日の就労準備の活動に組み込んでいます。 その一方で、週末の講座では、「働く人は知っておくべきシリーズ」を始め、”目に見えるルールや規則、習慣”なども取り上げて、個々人の理解や経験に合わせて”知識として”身につけていただく企画も行っています。(もちろんその他リクレーションに関係するイベントや実践も幅広く行っています) 今回の「知っておくべきシリーズ」は、働く社会人になった際に、耳にする用語をとりあげ
吉岡 俊史
1月30日


札幌稲穂高等支援学校の先生方と
過日、北海道札幌稲穂高等支援学校に訪問し、先生方の研修への参加を通して交流をさせていただきました。 テーマは、就労支援のしくみや制度の最新情報とその目的、といった硬いトピックから、教育から福祉につなぐ意義「学校と施設の連携」など、さまざまに渡りました。 就労移行支援事業所・就労選択支援事業所ユースターからご説明をさせていただいた後に、先生方とのQ&Aを通して、ご意見をいただいたり、フィードバックもいただくことができました。 実は、今回ご準備いただきました学校の先生方のご配慮で、私達がおうかがいする前に、先生方で事前に福祉の制度や用語などを研修をされたとのことでした。 そのご準備があって、知識だけに終わらずに、本質的な意義等、普段あまり触れられない部分に至った話題を共有させていただくことができました。皆さまの熱心さに敬意を抱きます。 そして、 学校と福祉の連携の在り方 に改めて想いを巡らす機会にもなりました。 「連携」というと広く考えがちですが、「実」の伴う連携とは、一人の生徒さんが学びの場から施設利用者、就労者に至り、社会人へと成長していく、その
吉岡 俊史
1月28日


心を満たす支援ーユータイムの活動から
障がいのある方の、外出や社会での活動をサポートするユータイムですが、ユータイムでは行動援護や私的なサービスとして皆さんの活動や行動に寄り添います。 ユータイムは、どこかに行くということだけをサービスの目的とはしたくありません。 そうではなく、「心を満たす」ことに近づけられたらと願って支援をしたいと思っています。 私たちの日常の中で「心が満たされた」と実感するときは、それほどしょっちゅうあるものではないと思います。 例えば、私の場合、「心や気持ちが満たされた!」と心底感じる時は一日に一回はあるか?と問われると、「いいえ」と答えてしまいそうです。 そもそも満たされるというのは満足するというのとは少し違うように思います。 少し調べてみましたところ、 たとえば英語では満たされたときにI feel satisfiedと言ったりしますが、ここで使われる単語satisfyは日本語では「満足する」と訳されることがあります。 英語はともかく「心を満たす」というのは「満足している」状態かというと、必ずしもそうではないような気がするのです。 なぜなら「満足する」という
吉岡 俊史
1月26日


「結果」と「成果」への支援の違い②
就労移行支援事業所ユースターで準備をして、一般企業から「採用」の決定を受けた方とその支援スタッフは、「採用」という「結果」に、喜び、期待や緊張と不安が一気に押し寄せたような気持ちです。 しかし、それは、一生懸命に就活をがんばったことに対しての「結果」に感情が高ぶるわけであって、その先のことを一瞬忘れているかもしれないと思うのです。 その証拠に、喜んでから程なくして、支援スタッフは、これから起こるであろうこと、本人が経験をするであろうこと、そして支援の方法などを考えるに至り、現実に戻るわけです。 前のブログ①で「採用はゴールではない」と書かせていただきました。何かが「完結した、解決した」わけでもありません。 ”採用”が、最終地点ではなく、一つの「結果」である上に立って、そこから先に待っている将来に見るであろう「成果」をしっかり見据えている方は、スムースな就労生活がスタートしやすいかもしれません。 前のブログ①で「成果」と「結果」の違いを述べましたが、就労支援の場合に特化すると、以下の点が加えられるのではないでしょうか。 ■「結果」は、何かを行った後
吉岡 俊史
1月23日


「結果」と「成果」への支援の違い①
就労支援を行っている就労移行支援事業所ユースターに通ってくださる皆さんは、就職をしたい企業から「採用」という『結果』を得ることを目指しています。 希望する場所であれば「採用」になることは誰にとっても喜びたいことですし、人生の先の見通しが具体的になることを考えても、自分が一気に前進したような気持ちにもなります。 もちろん「採用」という結果は同時に緊張や不安が沸き起こるきっかけにもなり、気持ちへの影響はとても大きいものです。しかし、客観的に見ると「採用」は・・・”一瞬”のできごとであります。言うまでもなく、その後に続く日々の方が大事になるわけです。 繰り返し言われることですが、「採用」を獲得することでゴールに到達したと考えるべきではないと思いますし、ユースターの利用者の方は、もちろんそのことはご存知です。なぜなら何度もユースターの支援スタッフと同じお話をしているからです。 しかし、そうであっても「”一瞬”のできごと」から大きな影響を受けて、全てを達成したかの如くに落着させたいと思ってしまうことがあるのです。 何かを「完結した、解決した」と思いたい気持
吉岡 俊史
1月21日


年金制度(健康保険、厚生年金)と就労の壁
2025年中は、「106万円の壁」という言葉を良く聞きました。 政治や選挙と関係して議論がされてきましたので、ニュースに頻繁に出てきたからだと思います。 そして、2025年、その「壁」が大きく変わる方向が出ました。 ご存じの方には今さらですが、ここで改めて106万円の壁はどこから来るかについて簡単に触れさせていただきます。 いわゆる労働時間、労働日数のどちらか一つか両方が、正社員が働く時間(フルタイム)の4分の3未満の場合に「短時間労働者」になりますが、その短時間労働者の中でも月給が88000円以上の方は健康保険と厚生年金の被保険者(保険が適用になるということ)になっています。月給88000円と言うと年間で約106万円ということになるのです。 そして、この月給(月額賃金)の規定が2028年6月までに無くなるということが決まりました。 その他にいくつかあった被保険者になる要件(複雑になりますので省略します)も改正されるので、(制度の議論によっては変わる可能性もありますが)10年後には会社の規模に関わらず、週20時間以上働く学生以外の方には健康保険と
吉岡 俊史
1月19日
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