目標が無い方が良いとき
- 吉岡 俊史

- 6 日前
- 読了時間: 3分
あまり立派な目標を持つと、その目標に自分がつぶされてしまうかもしれないーー💦。と不安になります。
そのため、目標を持たない(持ち過ぎない、高すぎない)のが良いと言われることもあります。
今日は、目標を持つことの是非ということではなく、目標の持ち方と目標に対する気持ちの置き方について、ユースターを利用される方と関わる中で感じることを書かせていただきたいと思います。
就職の前後に渡って就労支援をさせていただいている就労移行支援事業所ユースターです。必然的に就職は一つの目標であり、その後どのように働くかも目標ではあります。
ユースターの皆さんが就職を「目標」とされていることはもちろん素晴らしいことです。そこで思うことは、「目標」のあり方と、「目標」を自分としてどのようにうけとめているかをしっかりと支援スタッフと話したり、考えている場合には、その方は目標と上手に使うことができているということです。
逆に、決めてと言われたから深く考えずに書いたり決めている場合もあるようです。
目標といっても個々人で設定の深さが違うと思います。就職をする、という単刀直入の目標とした場合には、0か100かの結果で達成が決まります。明確な目標であるメリットの一方で、プレッシャーは大きくなります。
このようにあまりに”遊び”の無い目標とした場合に、目標自体の価値や意味が薄れる場合もあります。なぜなら、ユースターに来ていること自体が既に就職を目指しているからで、そこに更に「就職する」と二重に目標として設定してしまうと、就職のみが目指すものになってしまい、その他、例えば次のような事柄を、大事なこととして受け入れられないかもしれないからです。
・自分にはできないと思っていたことをユースターの中で体験して自分の可能性を知れた
・(あるかはわかりませんが)ときめくことがあった
・自分でも知らなかった得意と苦手がわかった
・自分の魅力を育てられた
日々の中で体験することは大事なことではないと極端な思いに至らぬよう、目標がプロセスを否定することのないようにしたいと思っています。
目標は良い面とそうではない面を両方持つと思います。
目標はあくまで人工的なものですから、自然の流れや必然を無視して突き進むときや、自分を鼓舞する道具として、理解した上で使えると良いなと思います。
また、目標の持つリスクとして、色々なプレッシャーを背負うことになることや、他の人との比較につながりやすくなったり、〇〇でなければならない・・という固定観念につながることも知っておきたいと思います。
焦りを助長することにならないような目標との付き合い方も知った上で上手に使いたいと思います。





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