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心を満たす支援ーユータイムの活動から

  • 執筆者の写真: 吉岡 俊史
    吉岡 俊史
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  • 読了時間: 3分

障がいのある方の、外出や社会での活動をサポートするユータイムですが、ユータイムでは行動援護や私的なサービスとして皆さんの活動や行動に寄り添います。


ユータイムは、どこかに行くということだけをサービスの目的とはしたくありません。

そうではなく、「心を満たす」ことに近づけられたらと願って支援をしたいと思っています。


私たちの日常の中で「心が満たされた」と実感するときは、それほどしょっちゅうあるものではないと思います。


例えば、私の場合、「心や気持ちが満たされた!」と心底感じる時は一日に一回はあるか?と問われると、「いいえ」と答えてしまいそうです。


そもそも満たされるというのは満足するというのとは少し違うように思います。


少し調べてみましたところ、

たとえば英語では満たされたときにI feel satisfiedと言ったりしますが、ここで使われる単語satisfyは日本語では「満足する」と訳されることがあります。


英語はともかく「心を満たす」というのは「満足している」状態かというと、必ずしもそうではないような気がするのです。


なぜなら「満足する」という言葉のイメージは、元々何か確たる希望や欲求があって、それが叶って満足する、という意味だからです。


「目的・目標・希望・欲求」など ⇐これを達成することで⇒満足する


しかし、『心を満たす』

というのは、目的を達成した時にしか得られない感情ではないとも思うのです。


例え目標を達成できなくても、とても良い表情や満足している人も見ます。

例えばスポーツ選手が1位でなくても競技に参加できたこと、自分なりの力を発揮できたことに対して、晴れやかな表情を見せている姿もとても素敵ですし、その選手も優勝を逃していながらも満たされているのかもしれません。


特にアマチュアの選手は多くの人が見にきてくれたこと、応援してもらったことに満たされていることもあると思うのです。

家族が応援に来ていた運動会では、応援されたこと、家族に見てもらえたことで勝っても負けても子供たちは満たされているかもしれないのです。


さらに、人はいつも、誰でも必ず「こうありたい」ということを思い続けていて、それが叶うかどうかを待っているわけでもない、とも思うのです。

たまたま出会ったものや人、体験したこと、見た景色ーーに「満たされる」という気持ちになるかもしれないのです。


目的があってそれが叶うのは文句なく満足なのだと思いますが、思いがけず感動することに出会い、心が一気に満たされる、そんな経験もあるのです。


ユータイムの様に、障がいのある方の心を満たすためのお手伝いに従事する私たち支援スタッフは「満たされる」とは何かを考え続けることはとても大事だと思います。


行きたい場所、やりたいことにお連れすることは心を満たす道程でありゴールではないのかもしれません。


恐縮ですが、最後にもう一度英語に戻って、英語で心が満たされた、ということを'My heart was filled'と「fill=いっぱいにする」と言ったりします。

まさにこれが、心を満たすこと(心を埋めていっぱいにすること)に近いのだと思います。

「満足」はその先にある感情で、人それぞれの感じ方で違うのかもしれないとも思うのです。


ユータイムの”行動援護”や”トータルアテンダント”のサービスを深く考えなければならないと思います。

青空にハートマーク
心を満たすためにはいくつかの道程(過程)があり、サポートする人も深く考えるべきものだと思います




 
 
 

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