「結果」と「成果」への支援の違い①
- 吉岡 俊史

- 16 時間前
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就労支援を行っている就労移行支援事業所ユースターに通ってくださる皆さんは、就職をしたい企業から「採用」という『結果』を得ることを目指しています。
希望する場所であれば「採用」になることは誰にとっても喜びたいことですし、人生の先の見通しが具体的になることを考えても、自分が一気に前進したような気持ちにもなります。
もちろん「採用」という結果は同時に緊張や不安が沸き起こるきっかけにもなり、気持ちへの影響はとても大きいものです。しかし、客観的に見ると「採用」は・・・”一瞬”のできごとであります。言うまでもなく、その後に続く日々の方が大事になるわけです。
繰り返し言われることですが、「採用」を獲得することでゴールに到達したと考えるべきではないと思いますし、ユースターの利用者の方は、もちろんそのことはご存知です。なぜなら何度もユースターの支援スタッフと同じお話をしているからです。
しかし、そうであっても「”一瞬”のできごと」から大きな影響を受けて、全てを達成したかの如くに落着させたいと思ってしまうことがあるのです。
何かを「完結した、解決した」と思いたい気持はとても良く分かりますし、「あとは全てがうまくはず・・」と、私も含めて多くの方が思いたいのです。
だからといって、採用された方に「「採用」は到達点だからここから頑張ろうー」と本人に言うと、ここまでがんばってやっと到達した方にとっては、気持ちが滅入ってしまうかもしれません。
一生懸命に頑張って来た方に間髪置かずに「ここから先をがんばろう」と声をかけることは少し酷なのだと思います。
そこで、”採用”というものを、到達最終地点ではなく、途中に出会う一つの「結果」と見る方法もあるかと思うのです。
「採用」は、自分が頑張って獲得した「結果」であるのは間違いないですし、それは評価されるべきことです。しかしまだ到達すべき「場所」ではないという見方です。
そして、到達する場所には「成果」があると捉える、という方法があるかと思います。
つまり結果を経て成果を目指すということかと思います。
「成果」と「結果」の違いについては、あらためて言及するまでもないですが、「結果」はある一瞬の状態で、ユースターから就職を目指して準備をされる方にとっての「採用」であり「就職」です。
一方で、「成果」は、就職前でしたら、ユースターに通う日々の中で積み上げられる「就職に向けての自信」や「自分の強みや苦手を知ること」と「就職後に安心安定して働き続けること」なのだと思います。
(=つづく)





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