大切なものは目に見えない
- 吉岡 俊史

- 12 分前
- 読了時間: 2分
働くことで社会と接したい、とおっしゃった方がいます。。。
ユースターは、昨年から就労移行支援に加えて、就労選択支援を行っておりますが、その就労選択支援では、支援を受けられる方の将来のことや進路についてお話しをする場面が多くあります。
その際、まだ見えない自分の将来を想像したり、イメージを持つことが苦手な方が多くいらっしゃることがわかります。
目から入る情報は本当にわかりやすく、誰もが疑わずに受け入れ、共有もできます。
しかし見えないものは、どんなに説明を尽くしても、頭の中には入りにくいものだとつくづく感じます。
もちろん、それは、支援を受ける対象の方に限ったことではないです。
誰でも見えないものには懐疑的になり、不安や恐怖などを感じて、受け入れることが難しかったりします。
しかし、見えないものにはさまざまな感情を持つこともできるとも捉えて、ネガティブな感情だけではなく、見えないからワクワクする、という場合もあるのです。
就労選択支援のテーマとなる「将来の自分」も、本来でしたら「希望」「自由」「成功」「出会い」・・など自分の前に広がるであろうワクワクするものを見つめていただきたいのですが、どうしても「不安」「不気味」「危険」などの感情が勝ってしまうようなのです。
そもそも、目に見えないものと一言で言っても、とても多くのジャンルや種類があるのだと思います。
例えば、心の中に持つ「見えないもの」・・例えば「価値観」「愛情」「気持ち」などではないでしょうか。
そして、どちらかと言うと頭の中に持つ「見えないもの」・・例えば「正義」「善悪」「意味」など。
「本当に大切なものは目に見えない」とも言われますが、その「大切なもの」を扱う就労選択支援ですから、その重みを受けとめて大切に支援をさせていただきたいと思っています。
就労選択支援の中で、ある方と目に見えない進路について話していた際、なぜ働くのか?という問いに対して「社会と接したいから」と答えた方がいらっしゃいました。多くの方が「収入」「そう言われたから」「学校の次は就職」などの返答が多い中、思いがけない返答で、驚いたことを覚えています。
その方がおっしゃるには、将来のことはわからないけれど、社会の中で働いているという実感をしたい。社会人になりたい。ということでした。
考えることで、見えないものも実感として獲得できるのかもしれない、と思いました。





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