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ユースターが守らなければならない尊厳

当移行支援事業所ユースターを利用して下さる方と支援スタッフの間には信頼関係がないと支援が成り立ちません。


その大前提として、お互いの尊厳、とくに支援スタッフが利用される方の尊厳を1ミリも踏みにじってはならないのです。


ましてや信頼関係ができたかどうかは、どちらか一方が決めることでもなく、また一端完成したらそれでよいものでもないのは言うまでもありませんが、忘れがちになるのです。


今日、このテーマを書かせていただく理由は、先日、ユースターでも利用者の方の尊厳について、改めて勉強しなおさないといけないことがあったからです。


私達、就労移行支援事業所は、他の福祉事業所と違うところがあります。それは「訓練」という言葉が(今だに)名称に入っている部分が象徴しています。

それは「就労移行支援事業」は「訓練等給付費」で賄われているという福祉事業で、”訓練”がなぜだか明示されているのです。


訓練等給付費は、訓練などをサービスとして提供することで、社会での自立などを支援するサービスの種別のことです。

その中でも就労移行支援事業は、言うまでも無く、働く力を身につける訓練をする、という位置づけの施設です。


訓練となると、当然訓練を「受ける」人が訓練を「する人」からの指示等を受けて・・という上下の関係をイメージしがちです。


確かに、ユースターのプログラムは、支援スタッフが説明をしたり、指示をし、上司役をして、そして評価をするような流れとなることはあります。

その部分だけを見ると、利用される方が従属するような形になりがちです。


私たちユースターは、その関係はあくまで一つのプログラムの目的として行うことであり、常に支援スタッフと利用される方との関係を意味するものではないことと、必死で払拭しようとして工夫をしてはおります。

しかし、どうしても支援者からの発信=指示という形になりがちです。


そこで、最も支援スタッフが気にすべきことは、プログラムの中や利用される方との関わりの中で、どの場面であっても、利用される方の尊厳を守り通すことです。


支援スタッフが従属関係を勘違いしないように、たとえ指示や評価をすることがあっても、そこには尊厳が最重要事項として揺るがない価値観としてあることが前提です。


尊厳はどなたにも、当たり前にあるべきものです。

例えば、ユースターで、個人の自尊心を踏みにじることがあると、尊厳を傷つけることになります。ユースターのプログラムが、うまくできなかった時の声のかけ方一つにも配慮と尊重が必要になりますし、社会で生きる難しさを説明する際にも、特定の誰かにとって難しいという捉えにならないような説明が必要になります。


このようにみると、ユースター内で利用者の方と交わされる全ての行為に尊厳を意識した言動が必要になります。


日常の生活や世界に目を転じますと、個人の尊厳がないがしろにされる行為や事象は、毎日世界中で発生してます。


ユースターの中でも大小発生しているかもしれないという危機意識を持ち、気を引き締めて、気持ちを張って支援をさせていただきます。

そびえたつ木
支援を取り違えると尊厳を傷つけてしまうことを胸に刻みます

 
 
 

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