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フレーミング効果

「フレーミング効果」この言葉を聞いて、やはり取り上げたか~。と思う方がいらっしゃるかもしれません。そして、もしそう思う方がいらっしゃったら嬉しいです。


といいますのも「フレーミング効果」は心理学の中でも身近に例が多く、とてもポピュラーな効果といえるからです。


フレーミング効果は簡単にいうと、表現の仕方を変えることで、印象が大きく変わること・・です


そして、フレーミング効果を説明する際に、色々な例が使われることが多いです。


これらフレーミング効果が日常に溢れていて、私たち人間は、何ともたくさんの言葉の表現や印象に、自分の判断が左右されているのか~。と考えてしまいます。


特にフレーミング効果は行動経済学(2023年7月31日のブログ「ナッシュ均衡?」でも触れました)にも密接に関連づけられる理論です。

行動経済学となると、当然何かを買う時、商品を比較する時・・・本当は良くわからなくても、「なんとなく、書いてあることが、良いことのように思えた・・・」ので買ってしまう。というもので、心理と経済を掛け合わせた学問です。


簡単に言うと「糖質80%カット」と「糖質20%入り」と同じものなのに、なぜか糖質80%カットを購入する。

「電気代が年間20,000円」といわれる家電よりも「電気代が一日たったの55円」・・の方を買ってしまいませんか?(もちろん電気代はどちらも同じ)。一方で「一日55円お得です」と言われるより「一年で20,000円も節約できます」ではいかがでしょうか?


就労移行支援事業所ユースターでは多くの求人票を見ながら、ユースターを利用される皆さんと就職先を吟味しています。


あまり一日の中で長時間働くことが苦手な方が求人票を見ていたとします。

『A社

以下のうち希望の勤務時間が選べます

1)8:00~17:00

2)10:00~19:00

3)8:00~12:00』


『B社

8:00~17:00

相談に応じます』


このA社とB社、長時間働くことを避けたい方は、A社を選択しました。

A社は1)2)3)と勤務時間が明確になっています。3)は4時間勤務も可で、求職していた方は3)を選択し、応募した、ということです。

一方、B社は勤務時間が「相談できます」と書かれてあるだけです。相談できるにも関わらずなぜ選ばなかったのか?、ということを本人に確認したところ、どうやって相談したら良いか?、4時間勤務などは許される企業なのかがわからない。など「ハードル」を感じたから、ということでした。

実はB社も4時間勤務が可能であったとしても、読み手には届きにくかったのかもしれません。


このように、情報の提示方法によって、自分の判断が左右されます。「印象」という言葉を使いますが、印象は情報にもあるのだと感じます。


就職先を探す時の求人票の見方はユースターでもトレーニングをします。どの項目が大事か、どこを見るべきか、という点だけではなく、本人の理解に合わせて、できるだけ全ての項目について、それぞれが指していることを正確に読み取れるようにします。

景色をフレーミングしている写真
言葉での説明の仕方で自分の判断が変わることがあります。景色など視覚的にもフレーミングによって見え方が違ってきます

 
 
 

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