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ニーズとウォンツの狭間で②

ユースターやユータイムはニーズとウォンツのどちらに関わるのかを考えるとき、両者の意味の違いを知るとともに、支援に関わるときに、なぜ両方が必要なのかも知っておきたいです。


ユースターやユータイムは、それぞれの目的や機能は違いますが、どちらも決してニーズやウォンツをないがしろにしてはならないサービスです。


すこしややこしい説明になり恐縮ですが・・・

●例えば、ウォンツが、ニーズである欲求を満たすための具体的な手段であるとした場合

⇒就労移行支援事業所ユースターを経て社会で働く方にとってのユースターの存在は、ウォンツを満たすもので、ニーズはもっと根本的な欲求である「社会で生きること」になるのだろうと思います。ユータイムも同じです。


仮に、ユースターやユータイムが、利用される方からのニーズを受けてサービスをさせていただくのであれば、その方が根本的に持つ希望や欲求を満たす直接的な支援として関わる必要があり、ウォンツであれば、その方のニーズを「尊重」しながら、手段を提供する支援を提供することになります。


話しの視点を変え、ニーズとウォンツについて、別の定義の仕方をしている文献もありますので触れたいと思います。


それは、異なるジャンルである「経済分野」でのニーズとウォンツです。


経済分野でのニーズとウォンツについて、簡単に申しますと、ニーズは人々が生きるために必要なモノ、機能(サービス)である一方、ウォンツは欲しいという思いや欲望となります。


例として、ニーズは水や食料、空気、安全が確保される環境(戦争状態でない)等である一方、ウォンツは車、携帯電話、時計など。これらに「ブランド」「高級」という言葉をつけると更にそれは究極のウォンツとなります。


このどちらを扱うのかによって、経済活動も変わるというものです。


ただし、例えば「携帯電話=ウォンツ」と決めてしまうのも今の時代には合わないと言う論議もあります。

そこで、具体的なモノの定義ではなく「そのものが無いことによって、例えば命が脅かされる可能性があるものがニーズ」と言われる場合もあります。


なぜ経済活動について触れたかと申しますと、例えばユースターで提供させていただいている、将来の一人暮らしに伴う金銭管理のプログラムや、ユータイムが活動中に行う買い物などの場面で「自分のお給料やお金を、何に優先的に使うのか」といった、金銭管理の目的を理解や納得をしていただくためにも支援の参考としているからです。


金銭管理は、単にお金の計算と節約ということだけではなく、自分にとってのより大きな価値は何か、それを得るために使用するものがお金であることを自分なりに体験していただくきっかけために行うものだからです。


本人の持つ希望や欲求と理想のギャップを埋めるニーズ、そしてウォンツ。両者と支援の位置を良く理解して支援に当たりたいです。

投資消費浪費のイメージ
金銭管理は、節約や計算ができることだけではないのです

 
 
 

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