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防災に備えて

自然災害が日本のあちこちで発生し続けています。

ニュースを見るたびに、災害の被害から何とか復興を目指す方々のご苦労や心情をお察しし、心が痛みます。

改めて、日本は、地形、地質、気象条件から、さまざまな自然災害が起こりやすいのだと感じざるを得ません。災害はどこででも起こるという自覚を持たなければと認識を新たにします。


先日、自然災害の対策について、就労移行支援事業所ユースター内で話し合いました。

施設としてのBCP(事業継続計画)は作成していますが、それを根付かせて、具体的な対策の実行に取り組まなければなりません。


緊急事態が発生することは避けられないとしても、緊急事態になった際の被害を最小限にすることについて向き合う必要があると強く思います。


ユースターの場合は、施設としても、火事や地震だけではない被害を想定して、それぞれに避難経路や段取りを確認していますが、本当に発生した場合には、どこまで訓練通りに進められるのか、不安は残り続けています。


またユースターの場合には、多くの方が就職をして社会の中のさまざまな場所で働いています。就職をした先の企業で、危険防止から発生時の対応をしっかり教えてもらっているだろうか?と考えると不安がさらに大きくなります。


会社に所属して就労をするということは、社会で生活する力や知識、知恵も必要になります。

正直ユースターに通ってくださる数年だけではその全てを網羅して習得することはできません。


どうしても習得することの優先順位が出てきますし、働くことに直結することから取り組むことになってしまいます。


就労されていらっしゃる皆さんの場合は、それぞれの組織に所属する人として、その組織のルールや指示に従って行動し、更に自分を守るということが必要になります。

就職先の企業で避難訓練や災害から身を守る練習に積極的に参加をしていただきたいと思います。今後とも皆さんに声をかけてゆきたいと思います。


仕事以外の部分でユースターでは準備が行き届かなかった数々の事柄があります。

その中でも、特に災害への対処は、ユースターで相対的に時間が割けなかったものの一つです。

緊急時、自分の判断で自分を守れるだろうか?組織の指示に従うことができるだろうか?と災害に対する講座、避難訓練などは続けるとしても、更に、就労に向けたプログラムの中で自分を守ることについて取り入れてゆきたいと思います。

自然災害の様子
火事や地震にとどまらないBCPの実行に力を入れなければなりません











 
 
 

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