特ダネ・新情報
- 吉岡 俊史

- 13 分前
- 読了時間: 4分
"特ダネ"とか"新情報"と聞くと、興味を持ったり、ときにはワクワクするものです。そしてすぐに見たくなるのですが、中には、見た後に、がっかりすることもあります。
”特ダネ””新情報”は「中身を見るまで」は少なくとも注目度高い名称ですね。
その”特ダネ””新情報”ですが、障がい者雇用の求職活用の支援にも関係、といいますか影響している部分があると思うのです。
定期的に更新される働く人の求人情報ですが、障がい者雇用の求人情報は一般の情報に比べて掲載数が圧倒的に少ないです。
時期によっては、既に見た求人が長期間同じ求人情報として残っていることもありますし、長らく募集中といいながら本当に募集しているの?と疑問に感じることもあります。
求人企業と求職者の現状から、致し方ない部分もあるのかもしれません。しかし、気になるのは、例えば職を探す求職者が常にいらっしゃるのに、求人情報はずっと同じもので変わらない点です。つまり探している人はたくさんいらっしゃるのに、どうしても埋まっていない空席ポストがたくさんある・・・
詳しく見ますと、求職する人が少ないから、求人情報が残り続けるのではなく、どうしても選びにくい、選ばれない求人情報というものが残ってしまうのです。その証拠に、すぐに採用となる求人も多くあります。
もちろん業種、職種によって選びにくいものがあるのは今も昔も同じで、その差はどうしてもあるのですが、それが全ての原因でもないようなのです。
先日、ある企業とお話しさせていただく機会がありました。その企業は長い間障がい者の方を雇用してきた実績があります。
その企業であっても、新たに障がいのある方を雇用しようと思って求人を出しても、なかなか人が集まらない、とおっしゃっていました。
確かに条件や場所などが、誰でも簡単に働けるという印象ではないのですが、もう一つ気付くのは、求人自体がシンプル過ぎて、また特ダネ感が薄いものでした。
ここで書きました「シンプル過ぎ」というのは情報量が少ないという意味です。
どのような仕事をするのか、職場の様子や雰囲気がわからないというものです。
中には仕事内容が決まっていない段階で求人情報をリリースして、募集してきたときにその方と相談して決める、という親切な会社もありますが、その想いは紙上からは伝わらず、業務欄が淡泊なものになってしまうのかもしれません。
「業務内容:〇〇業務(詳細は、相談に応じます)(相談して決めます)」という明記があったとして、応募する側は「配慮していただき、ありがたい」という想いを抱く一方で、自分も何ができるかわからないし、そもそも業務の選択肢やどのレベルを期待されているのかわからないー私が応募して自分は恥かかないか?迷惑かけないか?驚かれたらどうしよう。などと不安も同時に抱くこともあるのです。
また、応募して初めて難しいと思ってがっかりしないように、求人内容の文章に「大変な仕事」感を出してしまっている求人もあります。
その一方で、簡単な仕事感が全面に出ているものもあります。
応募する障がいのある方への最大の配慮をして記載されているのだと思いますが、頑張ろうという気持ちを受けとめ、応募者のプライドを尊重する書き方もあるのかもしれない、と感じたのです。
今日は特ダネというテーマですが、募集者と応募者の関係の中で、支援スタッフは「応募者」側から求人情報を拝見しますので、つい応募したくなる書き方には目を惹かれ、応募する方も同様です。
ユースターは障がいなどの理由で支援を受けて企業への就職を希望される方へ、就職して働き続けるサポートを行っていますが、ユースターから就職希望する方が複数いらっしゃっても、なぜか同じ求人情報を選ぶことがとても多いのです。
その求人情報を良く見ると、企業名や場所、業種といった変えられない項目は別としましても、その他に特ダネ感を漂わせる書き方があるのだなあと思うことがあります。
具体的なことには触れられませんが、そして障がい者求人の場合かもしれませんが、企業が誰でも人を集めるという感覚より「私たちがあなたをー」という「個人に呼び掛ける」と響きやすいのかもしれないと思うことがあります。





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