時計で測れない時間①
- 吉岡 俊史

- 4 日前
- 読了時間: 3分
1時間の速さを皆さんはどのように感じていらっしゃいますか?
当たり前ですが、1時間は、誰にも等しく60分ですが、体感としての速さは個人個人違うものです。
一瞬と感じる方もいらっしゃれば「長い~っ!」と感じる方も。。。
それだけではなく、何かを待っているときなどは「とても1時間も待てないー」と思う方もいらっしゃると思います。
待ち合わせで5分早く来て、早く来たのは自分なのに、相手が約束時間を5分超えて到着したとしたら・・・時間前の5分を加えて、心の奥底で”10分ととても長く待った気がする”かもしれません。
そう思う人の一方で、そのようなことは考えたこともない人もいらっしゃると思います。
つまり時間に寛容な方もいらっしゃるのです。
ここまで、人によって違うように書きましたが、実は同じ人でも、場面やタイミング、そして・・・
「今自分がどのような状況にいるのか」
によって時間の感じ方は違うのだと思います。
先の例ですと、「待っている」という感覚が時間の流れをゆっくりにします、そして遅刻しそうなときは逆に時間があっという間に過ぎるという経験をしたことあるのではないでしょうか?
本題なのですが、これら『時間」と『自分の状況』の関係がある一方で、
「時計で測れない時間」もあると思います。
これは私にとってはとても大きなテーマです。
といいますのも、私の場合ですが、毎日の生活の中で、物事がうまくゆくときも、失敗したときも、気持ちに余裕があるときも、何かに追われているときも・・「時計で測れない時間」が密接に関係していると思うからです。
私が、就労移行支援事業所ユースターで経験したエピソードになりますが、ユースターを利用されている、ある方の採用面接に同行しました。
面接時間の30分ほど前に、会社の近くで待ち合わせをしました。
30分も前・・と少し早い気がしましたが、支援スタッフとして、あまり公共交通機関に乗り慣れていない本人でもあるのと、混雑がひどく苦手な方でしたので「ひょっとして電車に乗れなく次の電車を使うかも」と考え、早めに家を出ていただきたいと思ったからでした。
さらに、移動中の電車内の混雑で高まった気持ちを面接前に切り替えていただく時間も必要と判断しました。そして面接に集中していただきたかったのです。
また、直前に支援者対話することで本人の不安を少しでも減らせれば、と思ったからです。
すべて「時計で測れない時間」を活用するためでした。
エピソードの続きです・・
待ち合わせの更に20分ほど早く到着(つまり面接の50分前)した私は本人がどのような気持ちかを想像しながら本人の到着を待っていました。
1分・・2分・・・10分・・・30分・・経過。
ご想像の通り、待ち合わせの時間には本人は到着しませんでした。
SNSなど、あまり得意な方ではなかったので、連絡も取れずひたすら待つ・・なんと長いいことか・・そして面接時間の5分前にまでなってしまいました。
会社に電話をーと思った瞬間。本人が現れました💦💦
急いで2人で走って面接会場に行ったのです。
もちろん気持ちを切り替える時間も打ち合わせる時間もなく、とにかく間に合わせるのが精いっぱいでした。1時間近く待って、最後はダッシューー今から思い返すと笑い話かもしれません。
このようなことは支援スタッフに限らずどなたも経験しているのだと思います。
本人ももちろん必死であったと思いますし、あとから状況をお聞きすると、やはり電車に乗れず・・などいろいろな壁があったようでした。
もっと支援の方法もあったのかもしれない💦とも思いました。
(=つづく)





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