意志を伝える
- 吉岡 俊史

- 3 日前
- 読了時間: 3分
人生の転機になる就職・・・学生から社会人へと転換する際に「自分はどのような人生を生きたいのか」というメッセージを周りの人に伝えてサポートを得る力を少しでも発揮できると良いです。
「意思」と「意志」の違い、そしてそれぞれの価値は、別の機会に書かせていただきたいと思いますが、今回は意思よりも強く”自分”を伝える「意志」というものを伝えるために・・ということをテーマにします。
就労支援を行っています、就労移行支援事業所ユースターを利用される方の中には、意志を伝えることを控えがちな方が多くいらっしゃいます。
特に人生の転機となる就職と働く場面を決定する際には「意志」を妥協することはできるかぎりしたいないものです。
むしろ自分で意志を持って、その意志に従って自分の将来の方向を決める、このためのサポートは、就労支援の柱になるのだと思います。
そうであるからこそ、支援スタッフに求められていることがあります。
それは、本人の中にある小さな意志でも、それに気付いて、聴くことだと思います。
意志を見つけて聴く・・それは、言葉で「何をしたいのですか?」と聞いて、返ってくるこたえを待つだけではないと思います。
相手と心が一致する瞬間や共感できる小さな点を見逃さないことでもありますし「これだったらやりたいと思っているかもしれない」と言葉にならない意志を想像したり、日常的に本人との関わりの中で、根拠を見つけてゆくことも支援スタッフとして必要なことかもしれません。
一方で、意志を発信する本人としても、できる範囲でがんばることも必要だと思います。ユースターを利用される方の場合ですが、自分の「意志」をできる限り伝えられるようになる練習もプログラムの中で取り組んでいただきたいです。
相手が自分の想いを見つけてくれるのを待つだけではなく、ある程度伝えられると自分の満足にもつながります。
ユースターを利用される方と話していると、自分のことであっても「〇〇じゃだめだと思う」とか「普通は〇〇しているんですよね」「〇〇でないといけないんですよね」といった言葉も聞きます。
つまり、周りのことを気にして、自分の意志をないがしろにしている場面があるのです。
なるべく「私は」を主語にして言葉を考えてみることを試して欲しいと思います。
周りと自分の位置がわからないと、どうしても「意志」を表すのに二の足を踏みだす気持ちになってしまうのです。
まずは身近な社会や、周りの人を見て、知り、自分との比較ではなく、その中で自分がこうありたい、ということを「意志」として支援スタッフに伝えていただきたいのです。伝えることをあきらめないで欲しいと思っています。





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