情報伝達 三類型
- 吉岡 俊史

- 7 時間前
- 読了時間: 3分
情報を誰かに伝えるツールや方法は、時代とともに大きく変わっていることは肌で感じます。もちろん今の時代のみを知る世代にとってはその感覚は無いのかとは思います。
私自身、その変化についてゆけていないのですが・・仕事上で言えば、電話、FAX、メールが主な伝達手段であった時代から、電話、FAXという機器は残りながらも、使用目的が大きく変化しているのではないでしょうか。
例えば、電話ですと、声による言葉での情報伝達をするものでした。その目的のためには電話しかありませんでしたが、今は、相手との声によるコミュニケーションだけではなく、決済の承認を取ったり、アンケートに答えるなど、声で情報を伝達するだけではない使い方にもなっています。
そして、電話番号は?と聞かれて、かつては固定電話の番号であったのを、あっという間に携帯電話番号を書くことがあたりまえになっています。それも自分の番号を知らない方も出てきて、携帯電話を自分の携帯電話で調べる、という奇妙な場面をとても多く見ます。
障がいなどの理由で、就労の支援を希望する方への支援を提供させていただく就労移行支援事業所ユースターでも、それらの時代の変化に合わせて、支援中にアドバイスする内容が常に変わっています。
例えば、履歴書にはなるべく固定電話番号を書いた方が「信用(?)」が増すとアドバイスしていたり、携帯電話の操作は相手との会話の妨げになる・・(キーボードに打ち込むより自筆の意義や所作・・)などがアドバイスの中にあった時代は過去になりました。それもあっという間に過ぎ去ってゆきました。
しかし、ユースターでは、電話応対の練習も行いますが、古いと思われているかもしれませんが、まだ固定電話の受話器を持っての練習もしています。違和感はありますが、万が一、固定電話やビジネスフォンを使用している職場に入ったら、受話器の取扱いに戸惑わないためです。
どの会社も時代に合わせて最新設備になっているとは限らず、むしろ過去の道具に慣れておいた方が良い場合もあるからです。
さて、前置きが長くなりましたが、情報伝達には「三類型」があると言われます。
文字で伝えること、音声で伝えること、そして見て伝えることです。
少し前のブログで書きましたとおり、人間が持つ情報インプットのための優位な感覚は視覚だと言われていましたが、いまや同時処理をしているとも言われます。
『文字』
『音声』
『見て』
冒頭に書かせていただきました、時代による大きな変化はあっても、情報伝達の方法は変わらないのです。
つまり何を使うか(ツール)が進化しているだけなのです。
恐らく、これは将来も同じことかと思われますので、私たちはツールだけに振り回されることなく、本質にある情報を伝達する目的、意味を十分に理解し、それは色あせないことを認識してゆかなければならないと思います。
そして、ツールは技術や慣れで習得できますが、コミュニケーションの本質である三類型は慣れに加えて、相手のことを想像し、何度をどのように伝えるのかを主体的に場面や内容によって使い分けをしたり、思いやりを持って取り扱うなど、情報伝達の意味を理解することが必要だと思っています。






コメント