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就職後の「定着支援」の濃さ③

就職後の支援の濃さについて続けさせていただきます。今回③が最終回になります。


支援を受けて働くことを希望される方へ就労支援をご提供している就労移行支援事業所ユースターですが、就職後に行う、働くことへの「定着の支援」のあり方にはさまざまな見解があります。

そのような中、ユースターは、就職直後、頻繁に支援者が職場におうかがいしてサポートする濃い支援から始まり、時間の経過とともに支援を薄くする。という一般的に想定しやすい方法の一方で、仕事に慣れてくるにともなって「支援を濃くする」例も少なからず行うことがあります。


働く本人にとって安心につながる支援は、自分がどのような状況になるかはやってみないとわからないので、就職後に段々と薄くなりフェードアウトするだけではなく、濃くもなってゆく、という、濃くも薄くもできる柔軟性があることなのかもしれません。


フェードアウトは想像に難くありません。では、どのような場合に就職後の支援が徐々に濃くなるのでしょうか・・・

例の一端ですが、その兆候は就職時点から垣間見られる場合があります。


・働く意欲が低く、できるだけ働かないで報酬だけ得たい

・家族や支援者が言ったから就職したのであって自分のためと思えない就職

・指示されて動くことに(極端に)抵抗がある

・働く以外の目的で就職先を選択した

・自分を過小(過大)評価している

・など


この他にさまざまな状況がありますし、言うまでもなく上記の全てがそうということでは決してありません。

むしろ、しっかりと自分で仕事を覚えて働きがいを感じて続けている方がたくさんいらっしゃるのが実際です。


また、上記にはあてはまらないからといって、大丈夫ということでもありません。

働くというのは数十年に渡る勤めです、その間、自分の生活や働くことについての価値観や認識が変わることは往々にしてあります。

最初は気持ちも引き締め、意欲をもって働いていても、疲れがたまったり、マンネリを感じつづける中、ちょっとした失敗やトラブルで就労する意欲が突然変わるることもあります。


「つい先日まではまじめに働いていたのにーなぜ出勤してこなくなったかわからない」とおっしゃる職場もありました。


ユースターの場合は、どのように気持ちが変化しても、働く方への支援を就職後長期に渡って継続するしくみを作っています。

本人が希望する限り期限を設けないサービスも行っています。

しかし、そのサービスがあっても、就労を保証するまでにはゆかないので、最後は自分の働く意志が必要にはなるのです・・


ユースターのその就職後支援のサービスを希望される方の中には、安心のために就職後の支援を受けると思う方もいらっしゃいますが、障がいや、本人の社会との接点の持ち方によっては、ご家族、あるいは支援者など、本人の考え方や性格を良く知る周りの人が、就職した後の支援が必要・・と感じている場合もあります。


気持ちが濃くなったり薄くなったりするのが「働く」ということかもしれません。

そして、それに合わせて就労の定着支援も濃くなったり薄くなったりすることが大事だと思います。


繰り返しですが、支援は結果や結論ではなく、その流れの「プロセス」といことなのだと思います。

過去未来の矢印が逆
過去があって今になり、未来はよりできるように・・の方向は一つとは限りません。類型にあてはめるのは本人を辛くさせるかもしれません



 
 
 

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