対話と支援③~対話の先にある支援~
当社ユーファーストの内で、当社顧問の木村宣孝さんが社員向けに研修を行いました。テーマは「対話とは」。
その内容をもとに、対話について、3回シリーズで書かせていただいています。今日で最終回です。
今回の研修で、ユーファースト社員は、対話の価値を自分の言葉として落とし込むことができました。
今度は、それをどう支援に生かすのか、を考えなければなりません。
研修の後半は、社員それぞれが受け取った対話の意味を発表しあい、木村講師を交えて共感したこと、考えたことなどを話し合いました。
結論を出す話し合いではありません。一人一人の胸の内にどのように落とし込んだのか、それをどのように支援として発揮してゆくのか。
一段成長した支援者として支援に臨めるのか・・・各スタッフが考えています。
対話には言葉が出てきますが、言葉に込められたものを、そのまま受け取ってしまうことがあります。
ユースターやユータイムでは、支援スタッフは利用される方とお話しをする機会が多くあります。利用される方の発する言葉をそのまま聞いて、それが本人の希望である、と思うのは拙速です。
なぜなら、言葉に込めていることは決して全て「言葉」に現れないからです。
わかってはいながらも、改めて、支援スタッフは、それをしっかりと心に留めておかないといけないのです。
言葉で聞いたことを全てとして、早速アドバイスや誘導をしてしまうことがあります。もちろん環境やその場の状況で致し方ない場合もありますが、言葉で聞いたことが本当に本人の「想いか?」、あるいは想いであっても「全てか?」を問いながら、聞き手として自分を見返してゆくプロセスは必要なのだと思います。
そして自信が無いときは、支援スタッフは慌てず、じっくりと話し手の言葉を「聴き切らないといけない」と思いました。
研修の中で、講師は「借り物の考え」という言葉を紹介下さいました。利用者の方が語ることを言葉だけで聞いて、理解した、と処理してしまうと、それは借り物の段階で結論や方向性を決めてしまうことになり、「〇〇した方が良い」「〇〇するべき」といった相手を誘導する言葉を返してしまうのです。
また、支援スタッフも人として、自分の価値観があります。その基準を違うことを言葉として発する相手に対して、反射的に否定をしたり、修正をしたくなります。
まさにそれは本当の支援に至っていない段階なのだ、ということを十分に自覚しなくてはならないと思いました。
簡単ではありませんし、簡単にできてしまうはずはない、ということも実感です。なぜなら自分はすぐには変えられないから。。。
しかし努力をして、また仲間と相互に関わりながら支援をすることで、少しづつ向上してゆかなければならないことだと思います。







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