単調な作業と単純な作業②
単調な作業と単純な作業について考察しています。その2回目です。
「単調」と言ってしまえば、何となくクリエイティブではない仕事のようにも聞こえるし、やりがいが無いようにも感じる・・一方「単純な作業」と言われると、将来に向かって仕事の力を伸ばしたり、ステップアップが遠のいてしまうのでは?、と先入観を持ってしまうかもしれません。
前のブログにも書かせていただいたとおり、単調な作業や単純作業も、言葉での表現であって、捉え方を変えると、働く人として仕事に多くの魅力も見出せるものです。
言葉の表現がいまひとつ良くないからか、例えば企業の人材募集欄では、両方を「簡単な作業」と表現したりもします。
例えば就労移行支援事業所ユースターが、働くことを希望される方と就職先を探す際「簡単な仕事」と書かれてある求人に対し、本人にそのとおり伝えたとします。
当然のことながら、本人は「自分にとって簡単な仕事」と思ってしまいます。
しかしそれは勘違いであって、求人は、たいてい不特定多数の方に対して出している公募ですので、相手は誰かは考えずに書いています。そして、仕事内容の難易度は、あくまで「会社から見た」難易度の尺度であることを忘れてはならないのです。
そもそも簡単な仕事の定義や基準もありませんので、例え「あなたにとって簡単な仕事」と言われても、自分の力量、スキル程度、対応力などが相手に伝わっていない中では、簡単か否かは正確にはわからないと思った方が良いのです。
ユースターの支援スタッフと求人を探す際「簡単な仕事」と会社が書いていたとしても、それは「会社が考える簡単な仕事」と読み替えていただきたいと思います。
その上で、簡単な仕事からは一旦離れて、自分の適性や働き方はどうなのか、視点を自分に向けて、その結果と仕事の相性を想像してみることが良いと思います。
前のブログにも書きましたとおり、簡単といっても、責任が無いわけではありません。ミスが生じる可能性が無い作業でもありません。
むしろ、簡単と思い込んで作業をする方が危険が起こりやすいのかもしれないのです。
どのような仕事内容でも難易度でもミスを減らす心構えや、習熟する意欲、経験を自分のものとして蓄積してゆくこと、経験を利用すること、などは仕事が単純であろうが、単調であろうが、簡単であろうが気持ちを変えないで臨んでいただきたいです。
仕事の実績を積み重ねることは大事ですし、日々のがんばりが次のステップにつながるものです。
一方で、積み重ねに加えて、自分に合った仕事で頑張る、という視点も大切だと思います。
自分の得意をユースターで見つけて、得意なことや、楽しくできる仕事、自然な自分として力を出せることの大事さも忘れずにいて欲しいです。
「仕事はどうなのか」、という視点と「自分はどうなのか」と考えて働いていただきたいです。







コメント