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働くイメージ②

11 分前
読了時間: 3分

例えば、家族と長く一緒に過ごし、家族以外の人との接触が少なかった生活を送ってこられた方は、どうしても自分以外の他人、社会の様子やルール、社会にある見えない基準等を知る拠り所が、その”家族”となりがちです。


家族の一人が、自分にふと言った言葉の一つが、自分の中の記憶に残りそれが社会の目と思ってしまうことがあるのです。

たとえば「あなたは〇〇が苦手だね~」と家族が言ったとします。

そうなると、その「声」が、いつの間にか、社会の中で「自分は〇〇が他人より劣っている」と思い込んでしまうことがあるのです。


就労移行支援事業所ユースターはサポートを希望する方への就労支援を行っています。ユースターを利用され、就職活動をする際、履歴書に”短所”とか”配慮”という部分に何を書くか、ということで支援スタッフと考えることがあります。

その時に、過去家族や学校の先生などから言われたことが、本人が自分自身に持つレッテルになっている場合があるのです。

自分を客観的に見ることは大事ですし、他の人から言われたことに真摯になることも必要なのかもしれません。

しかし、身近な人の目は絶対ではありませんし、それは偏見である場合もあります。事実とは分けで考えても良いと思うのです。


(これが高じて、セルフスティグマになっても良くありませんので。。セルフスティグマについては別のブログで書かせていただきたいと思います)


このように、家族が大きな支えでありながら、影響も大きく受けているので、そこで社会とも接点を持つということが大事になります。

もちろん、自分のためを思っての家族の想いや心配、忠告は大事なことであるのは間違いないのですが、今まで自分に関するさまざまなことを、家族内で解決してきたからといって、いつの間にか、家族の基準が社会の基準にならないようにできると良いです。


ここでは、例として”家族”という集まりを挙げましたが、これが親しい友人のグループであったり、学校であったりと、人によって、多くの時間自分が所属してきた場所から受ける刺激で自分の基準が作られることはあるのです。


前のブログで、緊張への対処として”経験”が真っ先に挙げられることを書きましたが、経験以外にも、緊張を和らげたり自信を持てる方法があると思います、

人は何に緊張をするのかについて「見通し」「人」「こと」であるかもしれないと書かせていただきました。

そして、経験をすることで「見通し」は立てられやすくはなりますが「人」や「こと」に対しては、経験だけでは乗り越えられないことがあると思うのです。


そこで、「人」「こと」に対する緊張を解決する『材料』の一つとして「自分に対する知識」があるかと思います。

「自分に対する知識」はつまり、どのような能力が自分は持っているか、どのような場面が自分は得意(苦手)なのか・・等を知っているということです。


「他の人から見て、自分は〇〇だと見えるようだ」・・ということを少しでもわかっていると、他の人の考えていることも見え、自分の目線が少し上がるような気持ちになると思います。


自分を知れると他の人も知ることにつながります。


ユースターを利用される方も、他の人から自分がどのように見えているか、わからないことで、不安や自信が持てない、という事を聞きます。


「自分を知る」ということは、少人数でもできる取り組みです。

手軽にできるとまでは言いませんが、自分を知れるようにするだけでも、緊張をほぐす効果にはなるのではないでしょうか。


身近な人が下す評価ではなく、自分で自分を知ることで、仕事をする自分の姿もイメージをつけやすくなるかもしれません。

浜辺の貝殻
自分を知れると、働くイメージを持つてがかりになります


 
 
 

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