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働くイメージ①

11 分前
読了時間: 3分

「働いたことがない・・」それが働く上での不安になることがあります。

アルバイトやボランティアといった、働いた経験のある方とそうではない、つまり”未経験者”では何が違うのか?・・と考えるときがあります。


経験していないから、働くイメージがつかめないということはあると思います。しかしイメージがつかめないと、うまく働けないかもしれない・・と思ってしまう方がいらっしゃいます。

つまり「働いたことがないから、未経験だから」と、自分が働けないかもしれない理由を”経験”の有無で決めてしまうのです。


私達支援スタッフが支援する上でも同じように、働いた経験の無い方には「働くとは」を知っていただくための経験をする機会を提供できればと思っています。

実際にやってみること、体験することで、働く上で必要なこと、自分にとって大事なことを知ったり、また自分と就労の相性を感じることもできるからです。


ここまでは理解できるかもしれませんが、では、うまく働けないのは、働いた経験が無いからだけなのか?という疑問もわきます。

逆に、経験さえすれば、働くことに対する不安が無くなるのでしょうか?


支援を通して思うのは、”経験”はとても大事ではありますが、決して”経験”が全ての解決策ではないということです。

その理由は、経験をすることの効果とともに、働くイメージを持つために、経験とは違う他の方法もあると思うからです。


まずは、初めて働くときは、個人差はあっても緊張感は高いはずです。そこで、支援スタッフが本人と考えたいのは、何に対して緊張をするのか?ということです。

●一つめは、周りの「人」に対する緊張なのではないでしょうか。

一人も知り合いがいない・・自分を知っている人がいない、自分がどのように見られているかわからないこと。

●また、今から何があるのかわからない、「見通し」への不安と緊張。

●そして、今から行うことが、自分ができる「こと」かわからない不安と緊張。

●その他、緊張する材料は人によってさまざま異なると思います。

例えば、自分が他の人より劣っていると思い込んでいることや、習慣、能力その他が気になり、「他の人はできることが自分だけできない」と一人で悩んでしまうなどです。


ユースターから就職する方でも、就職時の緊張感は、何に緊張をしているのか、自分でもわからないことがあるようです。


緊張の原因を更に追究してゆくと「何となく全体的に・・」とか「雰囲気に・・」とか「全てのことに」緊張するといった、見えないもの、自分にはコントロールできない気持ちがそこにあるようです。


そこで、このやっかいな緊張を少しでも低減させる方法の一つが”経験してみる”だと思います。

そして、一回経験すれば大丈夫、と思いたいのですが・・そう単純ではなく、何度経験しても緊張は残りやすいものです。


上に書かせていただきました「人」「見通し」「こと」のうち、経験で最も解決しやすいものは「見通し」かもしれません。経験は「今から何があるのかわからない不安」に対する安心材料だからです。

その他の「人」や「こと」については、まったく同じ場面や条件でない限り、経験だけでは解決できず、場面が違うと、経験が役に立たずに、再度緊張が襲ってくるのではないかと思います。


そして、経験によって得られることは、自分自身の中に「一回やってみたー」という自負や自信だと思います。


個人差はあっても、自信がついた、と思うことで、自分が自分を安心させる『材料』になるからです。


そう考えると、その『材料』を経験とは別の方法で取れれば良いのではないか、とも思うのです。


そして経験で解決できることが「見通し」への緊張だとすると、「人」「こと」に対する緊張を解決する『材料』も見つけられれば良いと思うのです。

(=>つづく)

面接前の緊張の様子
自分は何に対して緊張しているのか?・・

 
 
 

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