人が求めるもの
お給料ー「就職をして働き始めるとお給料がもらえる」、これは、最大にして一番わかりやすい働く目的でもありますし、自分への直接のメリットにもなります。
あえてここで述べる必要は無いかもしれませんが、お給料は、ユースターを利用される方に限らず、働くことを目指す方の目的のトップ3に入るものです。
就労移行支援事業所ユースターでは、就職をして一般企業などで働く希望を持つ方への就労支援をさせていただいています。
ユースターを利用される本人が、支援を受けて就活から就職まで進める過程で、就職をしたその先にある目的や充実感の一つは、やはりお給料のようなのです。
しかし、これから就職を目指す方とお話する機会をたくさんいただいていますが、ユースターを利用される方やそれ以外の方も含めて、就職を希望される方に、その目的について気持ちを詳しくお聞きすると、必ずしもお給料だけではないという方が多くいらっしゃることがわかります。
まずは、就職の実感を持てるものがお給料、働く目的としてわかりやすいものがお給料だから・・ということから、むしろ自分の気持ちにやや蓋をして「お給料が目的」と答えている方もいらっしゃるようです。
しかし”お給料以外の目的”を胸の内に持っていらっしゃる方からも、働くとは?ということについて、さまざまなことを考えさせられ、学ばせていただくことができます。
そう感じる根拠は、就職を希望される方に、働く目的を、いくつかの選択肢を挙げて考えていただくと、とても時間をかけて悩む方も少なくないからです。
そして、選んでいただくと、個人個人でさまざまな目的や意義を働くことに見出していることがわかるのです。
多くあるのが「社会でいろいろな人と関われるから」というものです。表現がやや難しいので、実際には、今までの人生は身内、学校という中であったが、もっと他の人とも知り合いたい、とか、決められた自分の世界の外にあるものを見たい、という欲求があるようなのです。
初めての人は苦手、初対面の人と話せない・・といった苦手感を持つ人でさえも、一方で他の世界の人と関わってみたい・・という欲求も持つ方もいらっしゃるのです。
それは本能なのかもしれませんが、人は人から受ける刺激を求めることが本質的にあるからかもしれません。
周りの人の意図で、本人を社会から遮断することは、必ずしも本人の意向に沿っているとはいえないのではないか、とつくづく思います。







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