モノづくりで獲得するモノ①
- 吉岡 俊史

- 2 日前
- 読了時間: 3分
デジタルやバーチャルな世界が幅を利かせている世の中ですが、一方でまだまだ具体物のモノづくりが好きだ、と感じる方も多くいらっしゃいます。
モノづくりという仕事の範囲はとても大きいのですが、例えば就労移行支援事業所ユースターを利用される方の中には、シンプルで、同じ動作を繰り返す作業があり、モノ作りを連想させるような活動があります。
目の前にある具体的かつさほど複雑ではない作業を始めると、なぜか自然に没頭して打ち込む方が多いです。
確かに自分自身を顧みても、事務的な作業やひたすら会議が続くときには、具体的に手先や身体を動かして作り上げる作業をしたくなるときがあります。
人間は誰でも一つだけのことを繰り返すときに「飽きる」一方で、同じことを繰り返す行動は脳が喜ぶそうです。脳は何かの刺激や行動を体験すると、それに合わせて覚える機能があるからのようです(脳の可逆性というのだそうです)
つまり一般でいう「適応力」というものです。
それがシンプルな動きであればすぐに覚えて適応しがちなため、一旦動作を覚えると、その後は心地よさや安心を感じるようになるのです。
少なくとも私は、そのような繰り返しの作業では、判断や複雑に思考することからひと時開放されて、心地よさを感じたりします。
ただし、(私の場合は!)それも長持ちはせず、また別のことをしたくなるのです(汗)。困ったものですが、これもまた脳のきまぐれさなのかと勝手に脳のせいにしています・・
しかし、これらのことが言えるのは、モノづくりの中でもシンプルな作業の場合であって、難しいモノづくりには全く当てはまらないのだと思います。
色々と悩まずに没頭できる作業と、じっくり考えて判断するような作業とでは、それぞれに感じ方も違い、やりがいや、目的感、楽しさの見出し方も違ってきます。
難しいモノ作りか、シンプルな作業か。。好みは分かれますが、どちらのモノ作りでも、そこから得られる能力はたくさんあるのです。
例えば、器用さ、集中力、正確に作業をする力、巧緻性(器用さ)、技巧性、想像力、効率性、自分への自信や自己肯定感、努力と成果を形として見て実感できる達成感・・等々。
これらの能力が身につくのはメリットですが、それだけではなく、作業をする自分を振り返ることで、自分の持つ能力や仕事との相性、機能、特徴などの相性がわかるのも魅力です。
しかし・・・
皆さんは、「意外だ」と思われるかもしれませんが、私が思う、モノ作りで獲得できる力の中で、もっとも大きなものは実は「コミュニケーションをとる力」だと感じています。
どのようなことからコミュニケーションをとる力が身に着くのか、次のブログで書かせてい
ただきます。
(=>つづく)






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