就労移行支援事業所ユースターでのコミュニケーション支援
- 吉岡 俊史

- 6月26日
- 読了時間: 3分
更新日:12 分前
コミュニケーションの重要性
就労移行支援事業所ユースターを利用される皆さんが行うトレーニングプログラムの中で、多く登場するのが「コミュニケーション」です。これは、ユースターを出て、皆さんが社会生活を送る上で欠かせない力です。
前のブログで触れたように、コミュニケーションに関して、ユースターには複数のプログラムがあります。「話し方」や「話す練習」といった技術を習得するものもありますが、多くはノウハウや技術ではカバーできない「対人コミュニケーションの力」です。この力は、人間関係を支える重要な要素です。各個人の理解の仕方に合わせて、身につけていただく支援が大切だと思います。
技術と理解
仮に、技術や正解のようなものを提供しても、その場では何かを獲得した気にはなっても、本当に自分の身にはなっていないことがあります。対人能力に関わる知識は、最終的に自分の納得がないと身につかないものだからです。
目標設定の重要性
注意が必要な点は、「コミュニケーションができるようになること」を目標として設定する場合です。支援の中で「良いコミュニケーションは大切だから、できるようにする」という目標を掲げることがあります。しかし、その難しさを考えると、気負いすぎて高すぎる壁になってはいないか?と疑問が残ることがあります。
「社会で必要なコミュニケーションへの支援」は、集団や組織の中で人間関係を維持するために、力を発揮できるようになる支援でもあります。したがって、「できるようになる」ことが目標ではなく、諦めたり避けずに、自分の中で具体的な成功体験を積み重ねる自信を身につけることが目標だと思います。
自信の構築
コミュニケーションについて「何となくわかった」という気持ちが自分の中に増えていくと、自信が持てるようになります。ユースターの提供するコミュニケーションのプログラムは、「達成した」や「できた」かを問うものではありません。時間の最後に自分で振り返って、自分のことを意識する行動につながることを目指します。
コミュニケーションの本質
冒頭に書いた通り、コミュニケーションは「人としてのあり方に関係するもの」であるため、手法だけで達成できるものではありません。「自分という個性を大切にすること」、その上で「自分なりの人との関わり方を見出す」、そして「コミュニケーションについて自分に合った支援を見つける」ことができれば良いと思います。

まとめ
コミュニケーションは、私たちが社会で生きていく上で非常に重要なスキルです。ユースターでの支援を通じて、皆さんが自分自身を理解し、他者との関係を築く力を身につけていくことができることを願っています。
私たちは、障がいのある方が自分らしく社会で活躍できるよう、一人ひとりに寄り添った就労支援と行動援護を提供しています。これからも、より多くの人が安心して働ける社会の実現を目指して、努力していきます。





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