まずは自分から
- 吉岡 俊史

- 15 時間前
- 読了時間: 3分
「あなたには無理だ」と他者を断じながら、自分がうまくいかなかったときには「〇〇だったから」と理由を外に求めてしまう――。
自分以外のことを”自分基準”で批判し、原因を外に向けるのが、誰にでも起こりうるものです。その姿は、人の弱さの一端を表しているのかもしれません。
だからこそ、まずは自分を大切にすること。自分自身が満たされている状態にあることが、大事なのだと思います。
特に、支援に当たるスタッフは、常に自分が「自他ともに尊重・大切にされている」というベースに立てているかが重要なのだと思うのです。そのベースがあってこそ、真に相手の立場や想いに寄り添う支援にたどり着けるのではないでしょうか。
人を支援させていただく対人援助では、心と心が行き交い、やりとりをする場面が多くあります。就労移行支援事業所ユースターでも日々経験することです。
その時に自分の価値観ややり方を相手におしつけてしまうことがあるとすれば、それは、自分に余裕がないサインなのだと感じています。
私の場合ですが、余裕がなくなると途端に心が狭くなり、ついイラッとなりがちです💦
仕事の場面でも同じです。余裕がないときほど、指示が粗く雑になったり、根拠のない批判的な言葉が出てしまったり…。
そして後になって深く反省するのです。(気づけばまた同じことを繰り返してしまうーー😢)
こうした経験があるからこそ思うことは、支援にあたるスタッフは、自分に余裕がないときほど、その状態を自覚する必要があるのだと。
そして、支援に当たるスタッフは決してそのような気分のときに支援をしてはならないとも思います。
「自己統制」というと少し堅い言葉ですが、自分の感情や行動を上手にコントロールする力は、この仕事において欠かせない要素で、求められていることです。
また、支援は一人で完結するものではありません。スタッフ同士で、「その関わり方は相手にとってどう映っているだろうか」とスタッフ同士で相互確認をすることも大切なのだと思います。
ベテラン、新人かを問わず、支援スタッフが他のスタッフの支援を見たときに、私たちは何かしらを感じ取るものです。「少し余裕がなさそうだな」と感じたときには、支え合える関係でありたいですし、難しい場合でも、一度その場を離れて呼吸を整えられるような配慮ができたらと思います。
もちろん、他にスタッフがいないときもあります。そのようなときこそ、日頃からの自己管理力が問われるのでしょう。
これは何も福祉の現場に限った話ではありません。社会の中で働くうえでも、同じことが言えるのだと思います。
就労支援をさせていただく場面において、これから社会へと歩み出す利用者の方々に、それぞれの理解の仕方に合わせて、この自己統制の大切さを伝えてゆけたらと考えています。
支援は、いつも「自分から」始まるのだと思います。





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