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似てても違う~就業と就労~

天気や気温の変化が大きい毎日ですが、報道では毎日の様に日本全国で悪天候や荒天という言葉を聞きます。

北海道や北陸、東北エリアには大雪、吹雪・・その他の地域は豪雨、台風など・・


ところで、「荒天」と「悪天」には違いがあるそうです。あくまで使用する表現の違いや種類かと思いきや、専門的には立派な使い分けがあるそうなのです。


日常生活では違いなど考えずに、どちらも同じ意味でとらえてしまいがちです。


ちなみに「悪天」と「荒天」それぞれの意味はといいますと・・

「悪天」は雨や曇りなど、天気が良くないことだそうで、 「荒天」は風や雨などの勢いが強くて、天気が良くないことなのだそうです。


違う部分は漢字一文字「悪」か「荒」なのですが、考えてみれば「悪」はわるいこと、「荒」はあれることでした。ですので、その違いに気づいて、ちゃんと考えると「悪天」は悪天候、天候不順、など良い状態ではないことがわかります。


一方「荒天」は、暴風雨、荒れ模様などあれる様子、あらあらしい状態であることになります。


「悪」が付く場合は雨などの悪天候、「荒」が付く方は悪天が荒れる状態なのだということがわかります。

そういわれると、たしかに「天候不順」か「暴風雨」と言われると、後者の方が厳しい様子があり、2つは違うことがわかります。


結局、全体の意味や言い表したいことが伝われば、どちらの言葉を使おうと、特に異常の無い日常では、あまり違いに気を向けないのだと思いました。

私達の脳にはそれぞれ処理できる範囲があるはず(特に私)なので、細かいことは省略しがちなのです💦


そこで、似ていて違いがあるものについて、私の担当分野で言いますと・・

「就労」と「就業」はいかがでしょうか?

自分でもはっきり使い分けてはいませんが、この2つも似ていても違うのです。


端的に言いますと「就労」は労務で「就業」は業務なのです。

こんども漢字一文字の違いが意味の違いをあらわしているようです。


違いは小さいのですが、、使い方が不適な場合があります。例えば「就業規則」です。「就労規則」とは言いません。さりげなく使い分けているのかもしれません。


そして、福祉分野では「就業」よりも「就労」の言葉を使うことが多いような気がします。

「就労移行支援事業所」「福祉的就労」「就労支援」などです。


以前から疑問には感じていたのですが、福祉ではなぜ「就労」を使用するのでしょうか?


少し調べましたが、一番近い説、といいますか理解しやすいのは、「就業」が働いている状態を指し、「就労」は働く前後を含めた全ての工程(プロセス)を指すからではないか、というものです。

就労移行支援事業所ユースターが行っています就労支援は、働く前から就職して社会で働きながら生活する、働くプロセス全体に目を向けた支援をさせていただいています。


就業が働いている「状態」を指すとのことだとすると、就労支援はその「状態」への支援ではなく、働くための動機を作り出したり、働く意味を共に考えてみたり、心の準備を一緒にすることから支援が始まります。

そして就職後、仕事に慣れて働き続けることも含まれます。

つまり、働くプロセスへの支援ですので「就労」なのだ、という解釈です。


これで納得!としたいのですが、気になることとして、以下の様な解釈もあるそうなのです。

仕事の期間が長く、あるいは期限なく働くことを「就業」の表現を使い、一方で「就労」は日雇い労働など期間限定の臨時の雇用の場合に使用することもあるのだそうです。

まさか障がいのある方は短期間働くから・・・・!ではないですよね。そういう意味から「就労」を使っていることは決してないと信じています。

パイナップルと松ぼっくり
似てても全然違うものーわかりやすいものからごっちゃに使っているものまで

 
 
 

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