計画
- 吉岡 俊史

- 7月18日
- 読了時間: 2分
就労移行支援事業所ユースターを運営しているユーファーストも小規模ながら一つの企業です。
企業や団体である以上、そこには活動や売り上げ等、いくつもの「計画」というものが存在します。
あるとき、「経営というものは意志です」という一文に出会いました。
それまで私は、経営とは、大企業を率いる立場の人が会社などを動かしていること。そして利益などを目的とするもの、というイメージを持っていました。
そして、それは「運営」という言葉とは(漠然としてですが)違うもの・・とも感じていました。
しかし、”こうありたい””こうしたい”・・という意志が経営である、という考えに触れ、経営者という立場を改めてイメージしてみました。(私自身も下積み中の経営者ですが、自分のことはさておき・・)
繰り返しですが、これまでは、経営者は数値(売上や利益)の目標を作って、それを達成するために誰かに運営を任せる存在・・と思っていました。
けれども「意志」と言われ、”経営”は感情や決意などが詰まった人間味のあるものと感じ始めたのです。(経営となると、当然ながら強い意志、厳しい意志であるはずなので、人間味といっても優しいものではないのですが、それでも確かに”人の想い”がそこにあると感じます)
視点は「計画」に戻りますが、就労移行支援事業所ユースターにも私たちの身の回りにも、あちらこちらで「計画」という言葉が目に入ります。
ユースターを利用される方は今でも、就職までの計画、支援の計画・・・とたくさんの「計画」に囲まれています。
その一つ一つの計画にも、ユースターを利用される本人の意志、そして支援者スタッフの強い「意志」が込められています。
恐らく、実際に企業に就職されると、もっとたくさんの「計画」に囲まれた毎日になるのだろうと想像します。
経営が意志であるなら、計画もまた、意志の表れであると言えるのではないでしょうか。
ですから、支援の計画も就職活動の計画も「人間味ある人の意志」そのものだと受けとめたいと思います。





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