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短時間労働

働き方が多様化し、探せば自分の生活に合わせた働き方が見つかる時代です。


その中で良く言われるのが「短時間労働」です。

短時間労働とはご存知の通りパートタイムで働く方法で、職場が決めた労働時間(例えば8時間)より短いときに使われる言葉です。


短時間労働の呼び方はさまざまです。契約社員とか嘱託とか・・表示名称のイメージで待遇が違うように感じてわかりにくい場合もあります。


就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフが、利用される方と一緒に就職先をさがす際は、短時間労働をさがすことが多いです。

色々な点で働きやすさがあったり、少しづつ働く環境に慣れるに伴って、最初は短い時間から、徐々に勤務時間を伸ばしてゆくことが良いのではないか、という点から短時間労働を好む方も多いです。


・・・しかし、この点で、就労支援員として反省することがあります。それは、ついつい就職活動のスタート時点で、短時間で働くか、フルタイムかを支援スタッフが本人に問うたり、決めようとしてしまうことです。

ユースターから就職活動をされる方は、支援スタッフを信頼して、スタッフの問いをとても真剣に考え、希望をおっしゃってくださいます。


支援スタッフが短時間からが良いのでは?とアドバイスすると、短時間と決めてしまって探す方も多いのです。

しかし、本来は、就職活動を続ける中で、色々な要素を含めて、その2択の選択をしてゆくべきなのではないのかと思うのです。


そして、働く時間よりも前に、仕事内容等が自分が興味を持てるものかをイメージできることがまずは大事なのだと思います。


短時間労働といっても選択肢はとても広がっています。短時間を延ばせばフルタイムとほぼ同じになったりもします。もちろん根本的な条件は異なりますが、さまざまな制度変更によって両者が近づいている(例えば年収の壁)のも確かです。


一方「職務の内容」というものもあります。

これは、仕事内容のことですが、業務だけではなく、業務に伴う「責任の程度」も含まれます。

職務の内容が、短時間(パートタイム)が正社員に比べて限られ、責任も少ないのが原則です。


当ブログの前半と矛盾するかもしれませんが、ユースターを出て、初めて社会で働く方にとっては、もちろん自分で決めるのは前提ですが「働く責任の重さ」の面で短時間の方がどうしてもお勧めしやすくなってしまうのです。。。。


いくら体力があって何時間でも働けます、といっても「何時間でも重い責任を負って会社に貢献すること」に気持ちを維持できるか、をイメージする必要があります。


就職活動では、自分と向き合いながら、何をどれだけ自分はできるか、どれだけのタフさを備えているか?を考えてゆくことになります。一方で、責任を持つことはやりがいにもなりますので、苦痛だけでもないこともあります。それらのプラスマイナスをじっくり本人と支援スタッフで話し合いたいと思います。


そして、最初はどこから始めようか?という問いを自分に投げかけ、考えることが就労支援を受けて就職活動をする一歩になるのだと思います。


自分の希望を履歴書に書く欄
時間数から仕事を選ぶべきか?それとも・・?





 
 
 

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