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支援者という人①

就労支援を行う就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフとして働く中で「支援者のあり方」について考えるときがあります。


支援者のあり方というと大げさに聞こえるかもしれません。いわゆる支援者というものを職業として選択し、支援を必要としたり求める方に対して、「支援者という人はどうあったら良いのか?」という視点は、支援者を有するユースターとしてもしっかりと考えておくべきテーマと思い、このブログでまとめさせていただきました。


まず、支援者は「人」として、何が求められるのか?という根本的な問いのお話ですが、こちらは私が結論を申すことはできませんが、福祉職に限らず、どの職業に就いたとしても自ら考えるべきことだと思います。


しかし、福祉職は特に、自分が支援や介護を行う相手に深く向き合い、その人のために考えることが大変多い仕事です。さらに常に進化が求められる職業でもあり、ある意味ではクリエイティブな要素が強い職業という表現も当たっていると思います。


そして理屈や数式で解決できない課題が多く、結果の検証も難しい仕事であります。だからこそ、支援者自身が人間性を磨いて、常にフェアでクリエイティブ、柔軟であり、そして自分自身を大切にできる人であるべきだと感じます。なぜなら、自分という「人」が仕事の質や意味に直結しているからです。


そして、どのような職業にも言えることではあるものの、特に福祉は社会の機能を支える先端にある仕事ですから、目の前の仕事が直接社会を形づくっている、とも言えます。


別の見方をすると、福祉業界で働く人はどのようなイメージを持たれているかをいくつかのデータを集めてまとめると

「人や社会に貢献できる」

「人手不足ゆえに雇用が安定している」

「将来性がある」

「資格とスキルアップの道筋がわかりやすい」

「お給料額が低い」

などがありました。


実際に働いてみた感覚としても、これらのイメージはおおむね現実と近いと感じます。

個人的には、言葉で示しにくいながらも、充足感ややりがいを得やすい仕事かな、とは思います。

つまり、やりがいを感じやすい仕事なのかもしれません。


ある調査では、福祉業界で働く人は7割が「やりがいを求めて就職」し、同じく7割が「実際にやりがいを感じている」という結果が出ています。

他の人からどのように見えるかは一旦置いておき、働く本人としては、人の役に立ち、 やりがいを実感できる・・・ということはあるのだと思います。

人がテーブルで仕事をしている様子
福祉従事者(支援者)ー人




 
 
 

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