就労アセスメント・ステップアップとは③
- 吉岡 俊史

- 18 時間前
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就労の力を伸ばす小さな「ステップ」は日常の生活の中にもたくさんあると思います。
その小さな「ステップ」を「ステップアップ」につなげる一つの方法(コツ)は・・
「意識をする」ということです。
なぜなら意識ができていないと身につけようと思わないからです。
例えば初対面の人とはうまく話せない、という困り感を持つ方は多いです。でも「初対面の人が苦手」という人は社会の中にはとても多くいらっしゃるのです。
そして、それは障がいの有無や、能力の高低とは無関係なのかもしれないのです。
もちろん私自身も初対面の方と何かを話すときは言葉が出てこなかったり、何か間違ったことをしてしまうのでは--と不安です。
なぜなら相手の反応が読めないからー相手のことがわからないからです。
初対面の人が苦手な方は、相手を知ったり、読み取ることに自信が持てないということもあるかと思います。
そこで「ステップ」を意識する支援としては、人の考え方を多く知れる練習を就職前の準備として行ったり、人は人を見て、どのように感じるのかを研究したり、初めての人に苦手感を感じるメカニズムを学びます。
また、ひょっとして初対面の「人」が苦手と思っていても、初めてのこと全体が苦手な場合もあります。
初めては誰でも不安で自信を持ちにくいです。ここでも自分だけではないことがわかります。そのために生活の周りには多くの「説明」や「例」や「代わりにやってくれるサービス」がたくさんあるのだと思います。人はそれらのサービスを使って初めての緊張を軽減させているのだと思います。
そう考えると、自信が持てない人は多くいて、それを補う支援もたくさんある、というごく普通の社会がそこにあるのかもしれません。
自信が持てないときは「何に」自信が持てないのか、それは何かで補えるか、その時自分はどのようなことを考えるのか等も知れると良いです。
少しずつ「不安な自分」を客観的に見れると、対応策も練りやすくなるのです。
そして、1つの「ステップ」を自分で意識することで、次の「ステップ」に意欲が向き、自然にステップを積み重ねることになります。
実感は持ちにくいかもしれませんが、この積み重ねが、気持ちの「ステップアップ」になるのだと思います。
心理学としては別の確立された理論があると思いますが、あくまで就労に向けた準備の支援としては、気持ちの「ステップアップ」は、これから将来の社会での活躍に向けて、本人にとっても向上している実感を持ちやすいのではないかと思うのです。
ステップアップというと、何か施設や通う先を変えたり、活動の時間を延ばしたり、と目に見える「変える」ことに目が行きがちです。
しかし、日々の生活の中の出来事を意識するだけでも、気持ちのレベルを上げてゆくことにつながると思うのです。
その他、ステップアップのレベルも、人それぞれ違います。他人との比較ではなく「どの基準で自分は〇〇だと感じるのか」が知れると、結局「自分は〇〇と比べて△△だ」という根拠が薄いことにも気づくのです。





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