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  • ★支援のあいまいさ②

    前回のブログ「支援のあいまいさ①」では、支援のあいまいさや評価について、現実と問題意識について書かせていただきました。 同テーマの続きで、今日は、就労支援に特化するユースターとして、支援というあいまいさを持つサービスを、利用される方(利用者)に、どのようにわかりやすくお示しし、審判していただこうとしているかについてまとめます。 障がいのある方や、就職に何らかの壁を感じ、社会に出るためにサポートを希望される方に就労支援を行うユースターは、ご提供する支援内容を決める手順で、こだわっていることがあります。そのこだわりは、たくさんあるのではなく、たった一つの方法なのですが・・ その方法とは「利用者がサービスの中身を決める」です。 もう少しかたく文字にしますと 「利用者のご意見⇒サービス企画⇒サービス提供⇒評価を入手⇒サービス再企画・・・」 のサイクルとなります。 就労支援の方法論には多くの論文や事例が存在します。一通りの方法を取り入れた上で、ユーザーの声を「ゼロ段階から取り入れて」支援を作る、という事を試みています。 つまり、「〇△はどうしたらよいですか?」と利用者に聞かれた際、次の支援には〇△の方法、という要素を取り入れたプログラムを提供します。また、その方法については自分で決めたい、既に身に付いている、という方にはプログラムの提供の必要可否を判断した上で支援に盛り込みます。 例えば、ご自分で身に付いているという「挨拶」という社会スキルであっても、同じシチュエーションでは挨拶はできても、場面に合わせた「挨拶程度の会話」は全く難しい場合があります。実生活や職場によっては、挨拶は「おはよう」だけでは終わらない場合もあるのです。 それらのサイクルを経ていくと、次第に支援プログラムは膨張していきます。既にご報告いたしました通り、ユースターには200以上のプログラムが存在します。 そして、利用者からの評価ですが、私達の支援に対する「評価」は2段階と考えます。むしろ若年の当社としては二段階しかないと捉えるべきかと思っています。それは、 ①最低評価⇒利用を希望しない、②二つめの評価⇒苦情や要望を言ってくださる という二段階です。満足、良い、ありがたい、という言葉は私達支援者にとって大変ありがたく、元気が出るのは確かです。しかし、①や②の評価がむしろ次の支援を作ることになる、と考えると、生まれたばかりの当社にはまだまだ①や②の評価を受ける経験が必要です。(正直「ありがとう」のお言葉が無いと気持ちが折れてしまうこともありますので、たまには上々評価もいただければ・・) そして、本当の意味での「助かります」という声をお聞きしたくて・・これからもサービスを作っていきたいと思います。 何卒よろしくお願い致します。

  • ★支援のあいまいさ①

    「支援者は利用者の伴走者です」・・・と多くの支援者や施設が言いますし、実際に思っていることです。 福祉サービスの利用者の、ご自分の判断や生き方を尊重しながら支援することを、福祉の世界では、この表現で例えることがあります。。。言っている支援者同士では理解できる考え方ですが、はたして利用する方の側から見ていかがでしょうか? 「美しい言葉ではあるが、なんとなくあいまいで・・」「いったいどこまで何をやってくれるの?」と思ったりはしませんか? 福祉は人が人に関わる仕事です。極めて個人的な関わりを持ちますので、サービス内容は個人・個別に異なり、業務内と業務外、サービス範囲の境界線をつけにくくなるのは確かです。 ですので、利用される方にとっては「ひょっとして善意でやってくれていること?」「自分の事を想ってボランティアなの?」と考えて下さる方もいます。”福祉”は清らかな響きがありますし、そのようにつなげて考える時もあるかもしれません。 でも清らか(?)以前に「あいまい」な部分があるのです。ということは、事実、細かい点で、支援者によって、サービス内容がまちまちになりがちです。本来行わなければならないサービスすら提供していないという低レベル支援から、本当に付加的にボランティアで携わるレベルまで、範囲が無い中での支援が行われる場合があるのです。 また、理論上、支援者一人で支援の質や量を自己裁量で変える事もできる可能性やリスクを持ちます。 そこで、同じ質と量を担保できるよう、各事業者(サプライヤー)はそれぞれ大変な努力をしています。たとえば、福祉の理念や価値観、倫理、支援手法などを各支援者が学ぶことで一定のレベルを維持しようとしています・・・・で、問題は、その効果が、どのように利用者に伝わり、評価がされているのか、、です。 ひょっとして、事業者自身が、利用者が自社をどのように評価しているかを知らなかったり、利用者の真の評価に無関心なまま、サービスを属人的、場当たり的に進めてはいないか(現場任せ)、が気になります・・・。 ユースターは、まだ生まれて1年しか経っておりません。まだ未熟ですので、利用される方からの正直な評価に敏感になりながら、評価に無関心、属人的、場当たり的といったことにはならないようにしたいと思っております。 本日のブログでは、現実と問題意識まで書かせていただきました。次のブログでは就労支援に特化する当社として、支援というあいまいなサービスを、利用される方に、どのようにわかりやすくお示しし、審判していただこうとしているか、その一部をご紹介したいと思います。

  • 支援者とのかかわり③~就職後の支援~

    ブログテーマ「支援者とのかかわり」最終回の3回目です。今日は、就職後の支援についてです。 前のブログで書かせていただいたのは、就職を機に支援を一旦終わらせたい、という場合ですが、今回は、就職後も支援を希望される場合です。 就職後の支援というのは、支援方法も、支援者と就労者・雇用者である企業の間の関わり方も、さまざまな形があったり、固定されていない場合もあります。特に企業への支援となると、それだけに特化した事業者が存在するなど奥は深くなるかと思います。 利用者の方は、就職後は企業と関係を持ちながら働きます。その時に、支援者とはどのような関わりがあるのでしょうか? 答えは一つではありませんが、もし、「就職した後、支援者は何をしてくれるの?」と聞かれたら、例えば、こう答えると思います「今はまだ想像できないかもしれませんが、働きながら出てくる悩みや困りごとを、解決したり一つでも減らします」と。。 では、悩みや困ることとは? それはとても主観的なこと、つまり就職する方によって違ってくることです。例えば、すぐ怒る上司がいて、その上司の前では怖くて仕事がうまくできない・・・何をやってもちゃんと仕事ができた、という感じがしない・・・自分に話しかけてくれる人が職場にいない・・態度が悪い同僚がいる、などの悩みを感じたとします。 そこで、支援スタッフの役割は、ユースター出身の方が働き続けることに支障が出たり、前向きに仕事をすることに支障をきたすような悩みがあれば解決するように頑張る、ということです。その方法は多種多様で色々なやり方を駆使しますが、同僚と支援スタッフも同じ人間同士なので、必ず解決できるとは限りませんし、むしろ働く利用者の方に「こうやってください」とお願いすることになるかもしれません。前述の例で、上司の言動に困っている利用者の方に「ここは従うしかないです」とご返事したこともあります。 しかし、何かの壁が出て、利用者と支援者が一緒に解決に取り組む経験を経てからは、利用者は悩みを相談しやすくなる場合が多く、支援者も利用者のもつ職場での悩みの詳細がわかり、改めて就職後の利用者と支援者のつながりができる事が多いです。そのつながりこそが細く長く続く関係となり、少しでも安心感を持って働き続ける支えになります。 就職後の支援者は、就職前とは少し変わって、社会という舞台で、お互いに対等な関係で同じ社会人として支えていく、という形になります。

  • 支援者とのかかわり②~支援の始まりと終わり~

    最近、ユースターを利用される方から、「支援はいつ終わるのか?」と聞かれました。「ユースターの支援は、出会いはあっても別れはありませんっ!」て答えたくなったのですが、その時、ハッと気づいたことがあります。それは「支援は終わらないので安心してください」と肯定的な感情でお伝えするつもりだったのですが、実は、回答を求める利用者の方から見て「いつになったら支援から解放されるのか?」(=開放されたい)を知りたかったのかもしれないと。(支援計画というものでスケジュールはありますが、利用者の視点はそこだけではないようです) 支援は多ければ多いほど、長いほど良い、とはあまりに支援者視点であることに気づいたのです・・・(気づいただけでも良かったー) 過去に、就職をした方の中には「支援が終わる時を見たい」と言う方もいました。 支援に終わりがあるということは、利用される方から見れば不安な面とともに、卒業、独り立ち、自立したような感情が沸き上がるのかもしれません。 それらの想いが生まれる瞬間こそ、利用される方が、自分の足で社会に出る自信と希望を抱く瞬間なのではないかと思います。 そのため、ユースターでは、就職後の支援は任意で選んでいただき、個別契約という形で継続も一旦終了もできるようにしています。支援をオーダーするのはご本人ですので、ご希望で決めていただければと思います。しかも、その時の判断は永遠に変えられないものではありません、自分の足で社会に出る瞬間は、支援というものは、ご本人にとっては不要なものなのかもしれません。でも必要な時には気軽に求めていただきたいと思います。 支援を終えてひとり立ちする、という方に、私達支援者は、畏敬の念を覚えるとともに、その想いを大切にしたいと思います。 実際、支援が終わるのは気持ちの上としておき、社会で働くという活動が終わるまで、私達ユースターの支援者は見えない形で薄く長くどこかで利用者の方とつながっています・・支援はポジティブに終わり、また将来ポジティブに再開することができれば、と思っています。

  • 支援者とのかかわり①~支援者の利用方法~

    ユースターのような就職のために準備をする施設を利用する方には、受け身的であるより、能動的でいてほしいと思います。自分の希望の実現のためにできるだけ積極的に施設を使っていただきたい、と思っています。 しかし、就職をしたい、という漠然とした希望があっても、そのほかの細かい希望や、真の要望をゼロから考えて相手に伝える事はとても難しいことだと思います。 支援スタッフは利用される方のためにいます。利用者の方が、何を真に必要としているのかをなるべく早く、なるべく多くわかりたいと思っています。 しかし、私たち支援スタッフ自身も含めて、誰でも、自分のことを理論立てて説明したり、希望を伝えていく事は容易いことではないのです。 それでも自分のことを説明できなければ適切な支援は受けられないのでしょうか?と心配になってしまうかもしれません。 その心配はありません・・・どうしたら良いか解決策について一つの提案があります。それは・・・ 何をしたら良いかを知りたい支援スタッフの気持ちを利用して、自分の希望を支援スタッフに見つけてもらうということです。 「私はこうしたい」ということを理論的に言うことをがんばるより、自分の姿をなるべく支援者にも見せて、自分の考えや態度、行動、価値観、経歴、パーソナルヒストリー(生まれてからの経緯)や、家族等の周りの環境にも支援者に触れてもらいながら、こうした方が良いのでは?という提案をしてもらう、というものです。 動機や希望があると良いですが、無いからといって「就職は無理かも」・・とは考えないでいただきたいです。 自分のことは自分がわかっている、とは良く言われていますが、そうではない時もあるのですから・・・支援者や他の人から見る自分について、他の人が言うことも是非参考にしていただきたいと思います。この際何でも利用しましょう。

  • 桜を見て「ホッとする」

    つい最近まで大雪と格闘し、汗を流していたことが嘘のように最近ではぐっと気温も上がってきましたね。 体調の変化や花粉症なども気になる時期です💦 北海道では、あまり【お花見】の文化が薄いですが、それでも日本人として多くの人は桜🌸を見ることが一つの癒しと言いますか、風流となっているのではないでしょうか? ふと、お花見の文化っていつからあるんだろう?と気になり調べてみました。 いろいろと諸説あるようですが・・・少し長くなります。 【奈良時代】  最初は貴族が「梅」の花を観賞していました。※桜は神聖な木だったそうです。 農民は桜を神聖な木として、田畑を育てる始まりの季節である春の訪れを告げる花が咲くとして、厄を祓(はら)う宗教的意味とともに花が愛でられていたそうです。野や山へ出かけて花を愛でる「野遊び」や「山遊び」がおこなわれ、神と過ごし五穀豊穣を願ったのかもしれません。 【鎌倉時代~安土桃山時代】  平安時代までは貴族の楽しみであった花見も、鎌倉時代に入ると徐々にあらゆる階層に広まっていくこととなります。武士や町人も桜を楽しむようになったそうです。  安土桃山時代には、当時の名将たちも集まり、盛大な宴であったようです。 【江戸時代】  江戸時代以降になると、花見は庶民の楽しみとしても、広く浸透するようになります。江戸時代の後期には「吉野桜」が誕生しました。この吉野桜は、現在の東京都豊島区にあった「染井村」で、植木職人の手によって作られたといわれており、奈良県にある吉野の山桜と区別するため、のちに「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになったのが、現在のソメイヨシノの始まりとされています。 【明治以降】  明治時代以降になると、日清戦争や日露戦争の影響により、武家屋敷や貴族が所有していた庭園は次々と取り壊され、植えられていた桜も燃料として燃やされることとなり、江戸時代に作られた多くの桜の品種は一時激減することとなりました。 この事態を憂いた植木職人が、残った桜を集め植え替え保存しました。1886年に荒川堤に桜並木が作られることとなりました。荒川の桜並木は、1910年頃には花見の新たな名所として、庶民の間に定着していきます。 こうした植木職人の尽力によって残された桜はその後全国各地へ広まり、各研究施設などで品種改良がおこなわれ、現在に至っているそうです。 変わりゆく時代の中で、変わらない日本人としての「桜を愛でる」ことや「自然と遊ぶ」こと、現代においても戦争や交通事故、コロナウィルス感染など嫌なニュースが多いですが、楽しむ(愉しむ)ことを忘れずにいたいものです。 桜が咲いている短いこの時期を、大切にふとした時間に桜で「ほっとひと息」ついて、また日常を彩り、毎日を頑張りたいですね🌸

  • 自分を知る

    他の人から自分はどう見えるか?  誰もが気になるテーマですが、人によって気になる程度はまちまちだと思います。いつも気にしている人もいれば、気にしないで良いという場合もあります。そのような人でも実は気にするべき、というときもあるのかもしれません。 気にしていくべきか・・・の議論はさておいて。。 少なくとも、就労を通して社会で生活していく際には、他の人から自分はどう見えるか?を知ると次のような利点が出てくるかと思います。 ①他の人に映る自分を知ることで、自分を知るきっかけになる ②自分が周囲に与える影響を知り、自分で気をつけたり自信につなげられる ③他の人が、なぜ自分にこのように接してくるのか?を知り、他の人のこともわかる ユースターでは「自分を知る」というテーマでシリーズの講座を行いました。 「自分を知ろう!」といっても、具体的に何をしたらよいか、いまひとつわかりません。そこで、自分を知りたい、という興味や関心を満たすために、他の人には自分はどう映っているのか、を探求する作業をして、それを通して自分を知れればと思ったからです。 他の人には自分はどう映っているか、を知るきっかけとして、自分は自分のことを、どう見せているか?を考えました。 例えば、良い自分を見せたい場合には、理想の行動や気をつけなければならないことをする・・必要があります。 何も気にせず、行動するより「自分なりにできる行動」をすれば、悪い印象にはならないはずでは?ということになりました。 例として 1、まじめにとりくむ 2、約束を守る(小さなことでもかまいません) 3、人をおもいやる(きづかいをする) 4、自分に自信を持つ 5、失敗だった、と自分で決めつけない 6、人を批判しない 7、人と比較しない(比較されても比較しない) 8、人の話を聴く ・・・・・・・・・などなどです 自分を知る・・ことには関心はあっても、簡単なことではないと思います。でも知ろうとするために、自分ができる上の行動を自分なりに1つでもやってみる、そこから始めましょうか。という事になりました。 それをがんばるあいだに「自分ってこんな人」がわかってくるかも、あるいは人から言ってもらえるかもしれませんね。

  • ゴール

    早く就職をしたい、という想いは、ユースターを利用される方の多くが持っています。全員とはいかなくとも、なるべく早期に職に就きたいというのは皆さんの当然の願いです。 (少し寂しいですが)ユースターに行た最初の動機は「ユースターに行きたいから」というより、「就職したいからユースターに来た」という方が圧倒的に多いのです。当然のことだと思いますし、素直で明確な希望だと思います。 一方で、最初はそのように考えていても、ユースターでの活動を毎日を積み重ねる間に、「そもそもなぜ就職をしたいのか?」、という疑問が頭をよぎり、自問自答を持つきっかけを得ることもあります。 最近、その自問自答が、実はとても大事な時間なのではないかと感じています。それは「就職」は、ある「瞬間」として捉えると大きなイベントですが、どこかで、あたかもそれを目指し、それがゴールになってしまっている自分に気づく必要もあると思っているからです。実は就職した後に自分は何をするのか、どうなってゆくのか?最終的に何のために就職をし、それが頑張り続ける動機になり得るのか?という事を、自分の人生の流れの中で捉えて、考えてゆかなければならないのです。 こう書きますと、とても堅苦しく受け入れにくい難しさを感じる方が多いと思いますが、もちろんそこまで難しく考える必要はないので、それぞれご自分に合った方法と範囲で考えるので十分かと思います。私たち支援スタッフは、就職後の事を皆さんが自分なりにイメージできる機会や、支援スタッフ等と話しあえる場を用意しておくことが大事だと思います。 ユースターを利用しはじめる時は、そこまで考えられないのは当然ですが、就職後のことを、就職した直後から直面する自分の課題として意識していただけるようサポートをしていきたいと思います。

  • 上と下②~下から上へ~

    サポートとは何をしているのか、といいますと、仕事を辞めないようにサポートする、というより、社会の中で自分の所属や役割を意識しながらやりがいや生きがいをもてるサポートなのです。 ユースターのサポート つまり今自分がやっている仕事はとても大事ですが、所属場所があること、期待され期待に応えているという充実感を持てることがさらに大事です。 ⇒という事は、就職した会社が、どうしても合わない場合や、理解が得られにくい状態、また自分も会社に貢献できない状態から脱する見通しが持てない場合は、時には所属の会社を変わったり、業種を変えるという事もあるのかと思います。それらの変化への対応も含めてサポートを続けていくのが私たちユースターが行っているサポートです。 下から上へ・・が意識される職場 仕事は上から指示がきて、その指示に対して労働を提供していく事ですが、その中には、上と下にいる人それぞれの人の感情、価値観、経験したこと等も入ってきます。指示は上から下へ来るかもしれませんが、実は下の立場から上の立場に何を与えるか、という事で職場の雰囲気や人間関係、さらに仕事の成果も変わってくると思います。 ユースターから就職される方には、それらを重視した会社や職場に就職していただけるように、支援スタッフも一緒に職場を探し、良い就職になるように努力したいと思っています。 仕事の充実感が働きがいや生きがいにつながり、自分もまわりも成長できるようになることを目指したいと思います。

  • パーセントの妙(みょう)

    前のブログでは「パーセンタイル」について書きました。 専門的な用語で、わかりにくいと感じた方もいらっしゃると思います。 今日は「パーセンタイル」ではなくて「パーセント」つまり「%」についてです。 「〇〇パーセントもある」と言う言葉に私はつい気持ちが揺らされてしまいます。 たとえば通販の商品・・・・「〇〇パーセントの人が効果を実感!」と、謳った商品と、何も書いていない商品があると、間違いなく「〇〇パーセントの人が・・」の方を買ってしまいます(あくまで私の場合です(笑))」 消毒液や洗剤にはあたりまえのように99.99%除菌…ウィルス除去…などの文字が躍っています。 パーセントは人を信じ込ませる強いインパクトがあります。それを考えると前回書かせていただいたパーセンタイルはもっと客観的で具体的なものなのかもしれません。 ユースターも「100%の方が就職」とか「確実に就職できますっ!」といった文言で紹介すると説得力があるのかもしれませんが、支援の価値や働く事を通して社会へ出る、ということを目的としているために、私達ユースターは別の伝え方をしたいと思っています。 パーセントは人の心を動かす力がありますし、一見、客観的で多数派の賛同があるように見えます。だからこそ使い方に充分な配慮と神経を使わないといけないと思います。 色々な場面で出てくる「%」・・・・見る側としても、自分の意見と見地を育てて見る必要がありますし、発信する側としても、使い方に注意をしないといけないと思います。

  • パーセンタイルの妙(みょう)

    「良い」と「悪い」、「達成」と「未達成」、「正解」と「誤り」、「好ましい」と「疎ましい」・・・対義語ですが、どれも二つの間には明確な境界線があって、どちらかに属するかで全く違う結果や評価になります。。しかし、一方でそれぞれは紙一重と言われることもありますよね。 なぜ、これらの言葉が真逆の意味なのに、実はどこかが似ていて、近くて、そしてその境界線があいまいにも感じるのでしょうか・・・・ひょっとして、判断の基準というものが、人それぞれ微妙に異なるからではないでしょうか? さらに、その基準の線も時と場合によって、都合良く変わる時もある気がします。 明解なものこそ、あいまいにとどめたい、という意図も入ることがありますよね・・・・ ユースターの就労支援の一つとして、就職を目指す人の適性を見る検査があります。時たまその検査は「パーセンタイル」と呼ばれる数字で結果を出します。 パーセンタイルとは、簡単に言うと、数字を100に分け、大きさ順で並べ、小さいほうからのどの位置にあるかを見るものです。30パーセンタイルは、小さいほうから30番目のところにいるということです。つまり30パーセンタイルの人は、その人の下に29人の人がいる、というようにも取れます。 では、30パーセンタイルは良いのか悪いのか?・・・どちらとも言えます。 つまり次のどちらの説明も間違ってはいないのです。 1、「あなたまで到達しない人が29人もいるんですよ」 2、「70人近くの人があなたよりも勝っているのです」 上を見るか下を見るかの違いですね。。。 成績のように、結果を見るのでしたら、30は100のうちの30だから、少ないと見て、未達成とか失敗という言い方もあるかもしれませんが、そう捉えずに、29人の人より勝っていると思って、次は目前の50を狙えるとも言えます。いや、そう思った方が明らかに前向きで良いのかもしれません。 適性検査の結果を対象の方と支援スタッフが一緒に見る時、支援スタッフはその方と気持ちや理解の歩調を合わせながら、上のどちらの言葉も使いながら支援をしています。それは結果をあいまいにして明言を避けているからではありません。紙一重と言える「良い」とか「悪い」とかといった基準を乱暴に使うことは、あまり多くのことをもたらさないと思っているからです。 むしろ30パーセンタイルという数字をどのように捉えるか、に支援の核になるものがあるように感じます。そしてその時、対象者の方が持つ視点と気持ちがわからなければ就労支援も「未達成」なのだと思っています。

  • 周りにあたえる影響

    自分の行動がどのような結果となり、周りの人にどの程度の影響を与えるのか。 誰も改めては教えてくれないかもしれませんし、正解があるわけでもないですね。 就職後は、特に周囲にあたえる影響をある程度でも把握しておく必要があるかもしれません。 ・会社など組織で働く際、自分一人で行動して仕事を進めてしまうと、気づかないうちに他の人が仕事しづらくなっていたり、自分だけ孤立するなど、良くない方向になることもあります。 ・仕事を進める上で、誰にでもミスはありますし、迷惑をかけることもあります。ミスしても良い、迷惑をかけても良い、というわけではありませんが、ミスしたとき迷惑をかけたときにどの程度の影響があるのか前もって想定しておくと、次の業務やお仕事にも活かすことができるかもしれません。 例えば・・・ ➀シールを6枚貼り間違えてしまった ⇒100枚で納品するところが94枚で納品することに…。検品している人にも伝えなければいけないため、一度作業(仕事の流れ)を止めて皆んなで共有。いつもより全体の仕事終わり時間が長くなってしまう。残業になるかも・・・。 ➁書類に書く日付や記入事項を何度も間違えて記入してしまった ⇒再度、同じ用紙を印刷してもらい記入。個人情報が書いてある用紙はシュレッダーしなければいけない。用紙が無駄になってしまい、会社の経費(お金)が余分にかかってしまう。 ・時には、大きな問題になることもあるかもしれません。周りに与える影響をある程度把握し、ミスしたとき迷惑をかけたときのふるまいや報連相をより適切な形として、身に付けられるようにユースターではトレーニングしています。

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