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- まだまだな就労支援
西日本で、ある福祉事業所を立ち上げ運営されている、企業の経営者の方とお話する機会を得ました。 最初はご自身の会社で障がい者雇用をはじめられ、年月が経つうちに、ご自身で働く障がい者の働く力を見て、もっと多くの障がい者が社会で働けるように力を尽くしたいと思われ、自ら就労支援の施設を立ち上げたようです。 お話をしているうちに、私が感じましたのは、その経営者の方は、今日本にある、就労支援を行う福祉事業所はまだまだ力を発揮しつくしていない・・障がいのある方の社会進出に、まだ十分に力を尽くしていない、もっと潜在する多くの障がい者へ働くことにつなげていない・・・ということでした。 つまり、障がい者を雇用する企業のお立場で、自社に就職した障がい者が想像を超えた力を持つ従業員で、とても会社を支えてくれている、と実感したと同時に、まだこのような従業員の方が働くチャンスを得られずにいる、それをサポートしなければ、と思われたのです。 いま、日本には、障がいのある方を働く機会につなげるためのサポートをするユースターのような福祉事業所が福祉制度として存在します。それにも関わらずまだ足りないと企業の側から見えるのです。いや、足りないというより、十分に力を発揮していない、質や技術がもっと必要と感じていらっしゃるのかもしれません。 就労支援を担当させていただいている事業所の一つとして、ユースターとしても大いに反省をしないといけないことです。 働きたい方、力があってもチャンスがない方・・・これらの方の可能性を拓いていかないといけない、と感じています。 ユースターとしても、進められることを進めるだけではなく、何を進めているのかを自分でも良く見て「まだ何かがあるのではないか?」・・という気持ちを持って、色々な方のアドバイスやご希望をお聞きしながら就労支援を展開します。
- シンボル
イギリスにとってのとても大きな悲しみが訪れました。また同時に転換の時が来ました・・・・・エリザベス女王がお亡くなりになり、国王チャールズ3世が即位されたのです。エリザベス女王は、世界中の人からの畏敬の念を抱かれていた女王だったのだと思います。勝手ながら、イギリスだから特に感じます・・・ というのは、イギリスという名称は日本で使われている特有の呼び方で、本当は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で(the United Kingdom of Great Britain and Northern IrelandつまりUKと呼ばれるもの)、その連合王国には北アイルランドやスコットランドが入ります。外から見て一つの国イギリスでも、複雑な歴史や状況を抱えながら、それぞれの地域をまとめているからです。 日本語で言うイギリスが、今まで複数の地域を一つにまとめてきたのも、そこにはシンボルがあったからではないでしょうか?・・・。 それも、政治や制度でつくる統一ではなく、心がつながるもの・・端的な例がエリザベス女王だったのかもしれません。エリザベス女王が多くの人々から尊敬され、畏敬の念を抱かれてきたことは、複数の地域をまとめる、今日のイギリスのためにはとても重要だったのかもしれない、と勝手に感じています。 シンボルとは何でしょうか?それは外部から作ろうとしても、真なるシンボルは、なかなか作るのは難しいのかと思います。代表者、エンブレム、ロゴ・・形としては簡単に作れても、人々の心にとどまるシンボルになるためには、シンボル自体が相当な努力や貢献、功績を残していく必要があるのかもしれません。 この機会に、心に残る、心をつなぐ支援について考えてみました。 ユースターの行う就労支援は、利用される皆さんから支持されるものではなければなりません。そのためには日々の努力はもちろんですが、それだけではなく、技術や工夫、対話や挑戦も続けないといけないです。そして大事なことは、心かと思います。 心に残る支援、心をつなぐ支援にするために、利用される方の立場や想いを考えながら、そして、ご本人を取り巻く企業や社会の人々のことも考えながら、社会の中で現実的に展開される支援を行ってまいります。
- ジェットコースター
人生をジェットコースターに例える人がいます。たしかにスピードはジェットコースターのようにあっという間に時が流れたり、山や谷を繰り返す人生の波乱万丈な部分を表現するときに使ったりもしますね。 ユースターのトレーニングメニューもさまざまありますが、まだ人生の山や谷に対する準備には不足しています。まだユースターのトレーニングを受けても、ジェットコースターに安心して乗れないと思う方もいらっしゃると思います。 ユースターはこれからもさらに充実したトレーニングや準備支援の質や量を整えていきたいと思っておりますが、ここで工夫をしないといけないのは、人生の谷をどのように表現し、お伝えしていくかという点です。 ジェットコースターは必ず降りても再び上りますし、最後は必ず平らな安全な場所にたどり着きます。 しかし、人生は、ジェットコースターより厳しく、どこにたどり着くかはわからないのです・・・ひょっとして谷の底で止まったままになるかもしれない・・・などと考えてしまうと、とても不安な気持ちになるのです。 人生は自分自身でもわかりませんし、まして、支援者が利用される方々の将来の人生を確実に読めるはずもありません。 そこで、少しでも安心できてジェットコースターに乗り、落ちても必ず上がり、平らなところには行きます、という自信を持てる支えとなりたいと思っています。 むしろ、『人生はジェットコースターのように安全で楽しいです』と伝えていければと思っています。
- 社会生活の楽しみ方
社会人になって、苦労や緊張が多いイメージがあるとは思います。確かに、「就労のための支援」というカテゴリーで支援を行っている私たちユースターとしても、「社会人になるためは、〇〇ができていないと。。」とか「「社会にはいろいろなことがあるから備えなければ」や「社会人とは〇〇である」といったいわゆる「~なければならない」という無言のプレッシャーにつながる事柄を扱ってしまいがちです。 私たち支援者の宿命でもありますが、反省しなければならないことは、やはり就職まで急ぐ方がいらっしゃったとしても、焦らせたり、必要以上のプレッシャーがかかる状態での就職準備は支援をしてはいけない、ということではないでしょうか。 人それぞれにご自分のペースがあるのはもちろん、そのペースも、必ずしものんびりしたいから、ゆっくりペースになるのではなく、自分の物事の理解や納得するスピードが千差万別でそれぞれに異なるからなのです。 就職までのカウントダウンがあっても無くても、そこに焦らせるような要素は、なるべく少ない方が気持ちを楽に就職に臨めるのだと思います。 そこに大事にすべきことは、社会にでるための義務や使命といった面だけを唱えるのではなく、本来「社会生活を楽しくしていく」という夢の実現のための就職であり、自立でもあるはずです。 ですから、社会生活=就職=大変なことではなく、自分を実現する世界=自分を楽しめる世界=社会、として、もっと社会生活の楽しさや、楽しみ方をお伝えしていくべきかと思います。 そのためには社会生活の楽しみ方をもっと盛り込んだ就労支援があれば良いと思っています。 利用される方の声も聴きながら、社会生活に希望を感じて、そこに向かって頑張れる自分がいることを基本とした就労支援をもっと追求していきたいと思っています。
- 相手の事を知っていますか?
今、目の前にいる人、電話で話している人、最近連絡があった人、話しかけてきた人・・私たちは相手をどれだけ知って話しているのでしょうか?・・・・ 相手との関係や親密度によってその違いは大きいでしょうが「知っている人」「親しい人」と自分で思っていても、本当にその人のことを知っているのか?、という疑問はどこかに残るのかもしれません。 親しい人で、良く知っているつもり、であっても、実際には知らない部分はあるかもしれません・・・・いや、知らないことをわかっていないだけで、つまり知っている部分だけで関わっているのかもしれません。 もちろん、人との関係は、常にそのような部分はあるのだと思います。たとえばお仕事で関わりのある方は、その方のプライベートのことや、詳しい人柄を知ることなく、あるいはあえて詮索(せんさく)しなくても十分に仕事はできますし、仕事上の一定範囲の信頼関係は成り立つのです。 そもそも、その人を知っているつもりでも、実のところは知っていることは本当に少しだけで、ほとんどは知らないけれど、「この人であれが、〇〇である(はず)」・・と「想像している」場合も多いかと思います。知っているつもりで人と関わっていることも多いのです。 そこで、考えたいことは、「相手のことを知る範囲」つまり「どこまで知る必要があるか」ということではないでしょうか。 ユースターの就職までの準備のなかでも、人間関係に関する話題が頻繁に出ます。その際、会社の同僚との関係と、家族との関係を比べてみることもあります。いうまでもなく、会社の同僚とは一定程度の信頼関係ができれば良く、大幅に相手に踏み込むことはしなくても良いです。踏み込みすぎて、トラブルにもなることすらあることも確認しています。 会社にいる人たちは、みな共通の目的を達成するために集まっているわけですから、その目的のために一緒に力を合わせられれば良いわけです。同僚は自然発生的に知り合うわけではなく、意図があってつながっている人たちとも言えます。ですので、知る範囲は一定程度でも良いのかもしれません。 もちろん長く一緒に働いたり、苦楽を共にすることで大親友になったり、家族同様の関係になることもあるかもしれませんし、そうなれば、人としてとてもすてきな事です。でもそれを目的に就職をするものでもないですね・・
- とっておき
自分のとっておき・・ 「とっておきと」は「ここぞ」というときに大事に保管しておくもの、つまり「取って置くもの」ですね。 それは、物だったり、思い出だったり、人だったり、有形無形の大事なものです。。 とっておくわけなので、他人にはあまり言いたくないものかもしれません、でも言いたい時や自慢したい場合もあります。 ちなみに私のとっておきのひとつは・・おいしい食事ができる、某レストランです、何かお祝いしたいときや、自分にご褒美したいときのために、そのとっておきのレストランにいきたいと思っています。外食になかなか踏み切れない昨今ですので、その「とっておき」の出番はありませんし、そもそもご褒美を使うことが起こらないのが少し寂しいですが・・・。 でも、そのとっておきの出番がなくても「持っているだけ」でも、ほんの少し満たされたりします。 とっておき、とは「いざとなったらアレがある」と大事にあたためているだけで、うれしくなったり、安心するものではないでしょうか。 もちろん、いつかは出番がある、いつでも取り出せる、と信じているから安心もできるわけです。 自分自身にもとっておきがあると良いですね。 私のとっておきの部分はこれ!というものを持っていたり、信じているだけでも少し自信がつく気がします。また胸を張れるような気がします。 就職活動をしている利用者の方の中には、就職に自信が持てずに、失敗したらどうしよう、と考えてしまう方もいます。例えば「私はとっておきのものを持っているから・・・」と信じたり、想像したりして、安心をしていただきたいと思っています。 自分の強みを探す、ということはなかなか難しいかもしれません、でもとっておきはこれ、と考えておくことは少し気が楽かもしれません。 とっておきのものは自分の中にいくつか見つけておきたい。。それを探すのも就職に向けた準備かもしれませんね。
- (特非)フォレストサウンドさんが来られました!
先週末に、特定非営利活動法人フォレストサウンドさん(https://npoforestsound.jp/)がユースターにお越しになられました! 千葉県千葉市稲毛区から、遠い北海道までわざわざ来てくださいました。 フォレストサウンドさんは、児童発達支援、放課後等デイサービスなど主に児童を対象とした幅広い活動を展開されていらっしゃいます。児童から成人へと成長する中での、就労支援の現状を見に来ていただいたのですが、成人の支援の取り組みの一つとして、当法人のユースターを選んで、来ていただいたことはとても光栄でした。 児童の方に対するサポートと就労支援、この二つは決して異なる活動ではなく、また異分野でもありません。だからといって、同じ支援ではありません。 今回、ユースターをご覧いただきながら、とても多くの意見交換ができ、多くのことを学びました。。。一人の人が年齢を重ねる瞬間瞬間がその方の大事な人生・・どの瞬間も逃さずに、最大のサポートがある状況が理想です。その理想の実現が、事業を超えた私たちの責任なのだと改めて感じました。せっかく児童期にすばらしいサポートを受けていても、成人になって、本人が求める支援がないことはあってはならないと思います。 平成9年から事業を行っていらっしゃるフォレストサウンドさんは、ユースターの大先輩です。最初に支援をされた利用者の方はすっかり成人だと思います。まだフォレストサウンドさんにつながって見守り続けている方もいらっしゃるのではないかと想像しました。私たちユースターはまだ経験をしたことがない、たくさんのご経験をされていると思います。歴史の長さはまったく及ばないユースターですが、せめて同じ気持ちや想いを共有させていただけたことはとてもうれしいかったです。 僭越ですが、遠く離れてはいますが、これからもフォレストサウンドさんの発展をお祈りします。これからもお互いに連携していきたいです。 ありがとうございました!
- 印象
第一印象、他の人からの見え方のテーマを就労への準備として、ユースターの講座でとりあげることがあります。 見たときのイメージをきちんとしましょう、とか、身だしなみを整えるためにやるべきこと・・という主旨もあるのですが、それを教えるだけの講座ではありません。。 いったい「印象」とは何なのか? 何をもって「印象」が決まるか? など、 改めて「良い印象」「悪い印象」のしくみを考えてみる話し合いを行い、その話し合いの過程を重要な時間として設けています。 なぜ重要かと言いますと「印象」について意見を言ったり人の考えを聞くことで、人によって「良い印象とはどのようなものか」が、かなり違っていることがわかるからです。 その意見を聞く場を持たずに、そもそも「良い印象のためにこうします」といっても、納得感を持てない人もいらっしゃるのです。 考えてみれば、「良い印象」の模範や基準はありません。その基準があれば当てはめやすいのですが、例えば、きちんとした服を着て、笑顔で清潔で、ということが「良い印象」の基準かというと、それが全てではなくなってきています。 個性や多様性が広がる中で、良い印象=(イコール)〇〇です・・とは言いにくいことがあるのです。 「全ての人の持つ良い印象とは何か?」の基準を統一したくもなりますが、それは、乱暴すぎるのです。 「良い印象のために、〇〇をしましょう」という合意点のゴールに到達するために、事前にその話題について前振りをし、意見を交わしながら(意見が出ないことも多いです)、そのゴールに向かって丁寧に詰めていくことが必要になります。 社会性のトレーニングといっても教えるトレーニングとは、ほど遠いものがあります。
- 関連②
自分とは全く無関係な世界って無いかもしません。 完全に無関係な世界、場所、人であっても、少しは、何かが関連しているものだと思います・・・ 例えば障がい者とはあまり関わりがない、と思っていても、身近に支援を必要としている方は実はいらっしゃるのではないでしょうか。単に見過ごしてしまっているのかもしれません。 でも、人はたびたび、自分とは関係の無い世界として、見ないようにしたり、関わりを持たないようにしたいと思う事があります。 自分との共通点を「関連している」とみて着目するか「無感情で見過ごす」か、「関係ない」と切り離すか・・・その気持ちの持ちようで、自分の世界の広がり方が違ってくるかもしれません。 例えば、同じ小物を持っていた人を見つけたとします。同じ物であることがわかると恥ずかしいから、その人を避けたとしたらそこで終わりです。そこで終わらすことは、もちろん否定されることではありません。むしろ相手に気遣いをするがゆえにとった行動で、尊重されることかもしれません。 一方で、同じものを持っていることで知り合うきっかけとしたり、(最近は減っていますが)話しかけようとする人もいらっしゃいます。どちらの行動が良いとか一方が否定される、ということではありません。 共通点を見つけて、人と人との関係を広げる場合は「関連する」ということを上手に活用していることになります。 無関係と切り離してしまうより、時には関連を見つけて、受け入れたり、関心を持って関わってみることも自分を成長させるかもしれないと思っています。 特に人との関係では、関連=つながりを強く感じます。お世話になっている自分の周囲の方々はもちろん、出会う方々とのご縁はだからこそ大事なのかと感じています。
- 関連①
何か一つのことに関連して、次々に話題が出てくることは良くあることです。 あたりまえですが、私たちの日常での活動は、必ずといって良いほど、関連する人やものがありますよね。 例えば、ユースターを出て就職をする方の場合も、就職先の会社が、別の会社と関連があり、そこから、ユースターを利用される別の方の就職につながる場合もあるのです。 そもそも、人や組織は社会の中で一人だけでは活動ができません。必ず誰かや何かとつながりながら活動しています。 しかし、連携や共同など、意図があって、つながりを持つ場合はわかりやすいですが、先ほどのユースターの就職先の例のように、意図的でなくても「たまたま関連してくる」場合があります。会社が販売する商品やサービスが、同じジャンルの商品をあつかう別会社と共通の顧客があり、そこからコラボレーションが生まれたり、たまたま共通項があるが故に思いがけない展開もあります。 人についても同様ですし、SNSの普及により、意識、無意識に他の人とつながったり、間接的につながるチャンスは、過去の時代と比べられないくらい大きくなっているのではないでしょうか。 そのように見れば、関連することって身の回りのほとんどすべての事に言える気がします。 逆に、無関係、知らない、まったくの他人、という概念自体の方が狭くなってきているのでは?とも感じてしまいます。 就労支援は業界でいえば福祉になりますが、福祉が福祉とだけ関連していては、社会で働く皆さんを支えられません。別ジャンルや異なる業界の方々とも積極的に関わり、関連を持ちながら、リアルな社会で、皆さんをサポートしていくべきと思います。
- セキュリティー
明日には何が起こるかわからない現代。 自然災害だけでなく、戦争までもがありえないものではなくなっています。 日本を拠点として生活している私たちは、リスクに対する意識が薄い、何事もない状態に慣れてしまっている・・と言われています。 何事もない状態、仮にそれが「平和」だとすると、平和のレベルもさまざまにあると思います。戦争や紛争の無い状態が平和という考え方から、個人個人のレベルで、紛失・・盗難・・犯罪などに会わず、問題に直面していない状態が「平和」と考えることもできます。 平和でない状態、つまりある種の問題がある状態も、その問題の大小によって、受ける影響もさまざまに異なります。命に係わる重大なことから、ちょっとしたものを紛失したり盗難にあったり、でも再び買いなおすなどの対処はできる状況まで・・・・。 身近な問題に対抗するものの一つとして「セキュリティーを整えておく」という方法があります。セキュリティーとは保安とか防犯とも言われますが、主に窃盗への対処などが思い浮かびます。おそらくそれも、防犯であれば自分でも未然に防止しやすいから・・・というレベルだから考えやすいのかもしれません。 しかし、一方で、リスクにはもっともっと大きなものがたくさんあるはずです。それら大きなリスクは、自分ひとりでは抱えきれず、対処できないほどのもので、自分で整えるセキュリティーだけでは手に負えないので、話題にすることも避けてきたのかもしれません・・・誰かが大規模大胆なやり方で守ってくれる、と思いたいのかもしれません。 しかし、少なくとも、手に負えるはずの小さなリスクについては、セキュリティーを整えるべきですね。 不安の少ない(?)平和な日常の中で、想像しないで終わるのではなく、備える意識を改めて持たなければならないと思います。 先日、ある事業者の会合で、セキュリティーに関する話題が出ました。 その話題を出した人に、周囲の人が「何かあったのですか?」と聞いていました。それを聞いた私は「何かがないとセキュリティーを考えない人が多いのかなあ」と感じてしまいました。 リスクやセキュリティーは広く一般的なものだと言われながらも、まだ、実際に被害や危険を被って考え始めることが多いのです。 私を含めて、まだまだ自分には起こらないこと、ととらえてしまいがちですね。 有事、命を守るセキュリティーから、ちょっとしたアクシデントに対応できるための備えまで、備えることをもっと真剣に・・と考える昨今です。
- 順調ゆえに、必要な支援
ユースターに新しく来られる方の中には、既に社会で働いた経験をお持ちの方もいらっしゃいます。 中には、会社で戦力となって活躍され、会社から頼りにされていた方も多くいらっしゃいます。 「社会で働き続けること」を考える際、所属していた会社で、戦力になっていたのであれば、そこを退職することはないのでは?と考えがちです。しかし、会社のために働き続けたからこそ、一旦退職をしたい、と思うこともあるのです。 個人個人事情は全く異なりますので、一概には言えませんが、たとえば、とてもまじめに勤務し、勤怠も問題無く、また期待されたことを忠実にやり遂げてきた方がいたとします。 会社にとっては全く問題ない状況ですし、会社としては、辞める理由は無いと思い込んでいたはずです。しかし、働く本人から見ると、状況は異なり、毎日を精一杯頑張ってきたが、その先に目えるものが何なのかが仕事から見いだせなかったり、毎日が同じパターンで、仕事内容も同じことの繰り返しであった場合、どこに次の目標を設定したら良いかもわからなくなってしまう、ということもあるのではないでしょうか。 特に障がいなどがあり、会社や周囲の方からの配慮があって勤務する場合、周囲の方は、新しい事やイレギュラー、変化を避けてしまいがちです。つまり配慮の末に無刺激、無成長となってしまう可能性があるのです。 人間だれしも成長しながら自分のモチベーションを確かめます。上りたいと思っている方は、階段が見えないと、上には登れません。雇用者としての会社は、上りたくない人とそうでない人を、見極めていかないといけません。 今の業務が順調だから同じことを続けるのは良い方法かもしれませんが、良く本人の気持ちを確認する必要がありますし、たとえ同じ仕事を続けたいと言ったとしても、そこには新鮮な発見、改善、気づきや感動がないと続きません。 同じ作業や業務の中にもマンネリは禁物だと思います。 順調ゆえに、必要な支援があるのです。 ※そのために、就職後も長期間に渡る見守り支援や、働く限り、本人とつながる支援が必要になると考え、当社では、独自事業のキャリアセンター・ユーディーを設立しています。













