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  • 施設見学会・ミニ体験会を開催します!

    皆さま、お待たせいたしました! 今年も就労移行支援事業所ユースター(併設 就労継続支援B型事業所)の施設見学会を開催いたします。 コロナ蔓延中は控えておりましたが、数年ぶりに全館開放してごゆっくりご覧いただけます。また進路等のご相談も承ります。 「高校生向け」とはなっておりますが、特別支援学校、一般高校、フリースクール在学生の他、高校生に限らず、社会人の方、成人の方、ご家族もご見学いただけます。 障がいがあっても無くてもご利用できるユースターに是非お越しください。 ※お申し込み、詳細は添付の案内をご覧ください。当ホームページ「お問合せ」からもお申し込みいただけます。 皆さまのお申し込みをお待ちしております。

  • コピー機で学べること

    ユースターでは、以前、コピー機を使ったトレーニングを行ったことがあります。写真がその際の様子です。 そもそも、皆さんはコピー機(特に複合機)の機能は使いこなしていますか?私はコピーボタン+2~3つのボタンだけで生きています(笑)。 コピー機は、機能が増えるほど使い方が複雑になっているような気がします。先日購入した複合機もスマホを使って印刷する、といったことまで覚えなければなりませんでした(苦) それだけではなく、コピー一つをとっても、スタートボタンは一つしかないのですが、そのボタンを押すまで、と後、つまりコピー前後に、色々な頭脳をはたらかせないといけない時があるのです。。裏面にコピーする時は”上下をどのように置いたら良いか?””この方向に置いたらこうなるだろうか”・・等、サイズの違う原稿が混在した時などはプチパニックになります。 コピーを取る、を就労支援で支援する際、出来あがりを『想像したり』『予測したり』、『何をしたいかを決めたり』と、考えることが伴う前提でトレーニングをしなければなりません。 A4判の紙の白黒をひたすら取るだけでなら「ボタン一つ押す」で良いのかもしれませんが、就労支援者としてあるいはジョブコーチとして「このボタンを押して・・」という説明だけで良いのか?と思ったりします。 正直支援者の不安として・・ もし、就労者の方が、目の前のずらっと並んだボタンを前に、ふと「これは何かな?」などにこだわり始めたら、いきなり不安になりはしないか?紙詰まりが起こったら・・この機能は何か?と興味が止まらなくなったら。。更には、事務職として就職して、コピー機の前に立つ機会が多い仕事を任された際、わからない別の同僚から聞かれたら? また、せっかくの機能だから、ちょっとおしゃれな使い方をしたい、なども感じる就労者もいらっしゃるかもしれないと思うと、支援者として「考えないでコピーしましょう」と言うのはやや心苦しいです。。。(でも教えられないのですが・・) せめて複合機には慣れていただきたい、ということから単純コピーから始めていますが、この先の展開も思案中です。もう少しコピー機の方が歩み寄っていただければ・・などと機械に弱い私は考えてしまいます。

  • パソコンで学べること

    今週のブログは、色々な道具と就労支援について書かせていただきます。 写真はパソコンのトレーニングプログラムを行っている様子です。。。 就労移行支援事業所ユースターのパソコンプログラムは、パソコン初心者や、普段パソコンを使っていない方には、機器の立ち上げ方、指の練習などから入ります。一方、使いこなしていらっしゃる方には、お仕事で使う実践になるべく近い形での各種書類作成やコツなどを習得していただくのですが、どちら(初心者、熟練者)にも共通しているのは、 「技術の向上を目指すよりも、パソコンを使って仕事をするイメージ醸成」です。 パソコンは道具として、仕事に無くてはならないもので、業種によっては一日中使用します。業種を問わず、ほぼ全ての業務をパソコンを通して行う職場も増えており、勤怠から会議まで、業種の違いはあっても、見ているものは「画面」になります。。。 当然、リアルとバーチャル、リモートと対面などが一日の中に何度も切り替わり、このような特殊な状況に、とまどったり、強いストレスを感じる人もいるのではないかと思います。 ユースターを利用して、就労を目指す方も、特に対面での会話や所作も覚えなければならない一方で、リモートなどパソコンを通した画面での「所作」も大事なテーマになっています。 パソコンを通した所作は、対面と同じようでいて異なる部分も多いです。さまざまなことが効率的、合理的になっていますが、省略してはいけない部分もあり、経験が少ないとわかりにくいと思われます。 例えば、会議の初めの「自己紹介」・・・ テレビ会議の場合の自己紹介、みなさんはどのように捉えていますでしょうか? 仮に、自分が上司や主担当の人に連れられて会議や会合に参加したとします。対面の場合であれば初めて会う方とは名刺交換等をしますし、しなくても自分が上司に同行して来ていることを、雰囲気から相手に伝えられます。そうなると、万が一自己紹介のチャンスを得られなくても「一緒に来ている人」ということで、輪の中の自分の立場を理解してもらえます。 しかし、テレビ会議の場合はどうでしょうか?上司も主担当も私も、皆同じ画面上で並列です。そうなると自分が今回は同行している立場であることを自分の紹介と共に相手にわからせることが必要になります。つまりテレビ会議の場合、自己紹介の機会が対面よりもより重要になり、加えて状況の説明もしないといけないのです。例えば「先ほど話しました〇〇(名前)の部下で今回は皆さまのご意見を拝聴して勉強するために参加しました□□です。よろしくお願いします」・・・・といった感じです。 そういった場面も想定した自己紹介も練習しておかなければ、ということになります。その他、画面上のお辞儀はどのタイミングでどこまで・・など細かいことを取り上げたらきりがありませんが、不安が残らないように、できるだけ経験をすることを大事にしています。 このように、パソコンの技術のトレーニングと、就労支援としてのパソコンプログラムは取り扱う視点が違ってきます。 パソコンを、入力する端末として練習するだけでは充分ではありません。

  • 人に関わるしごと③

    人に関わる仕事をしてこられた当事者の方のお話しをユースターでお聞きして以来、人と仕事の関わり方、そして人を相手にする仕事とは?などテーマが拡大してきました。このままずっと拡大すると収集がつかなくなるかも(笑)しれません。今日でこのテーマは一旦終わります。 前回のブログでは、人に関わる仕事と人に接する仕事の違いや捉え方について考えてみましたが、そもそも人に接する仕事をしたい、と思う方はその仕事の何が魅力なのでしょうか? 人とお話するのが好き・・であったり、人が喜ぶなどの「反応」(フィードバック)がもらえるのが好き・・とおっしゃる方もいます。 たとえば、私たちユースターは福祉サービス業ですが、支援スタッフは、利用される方の就労サポートをしたいという想いから、その結果ご本人が喜んでいただけることを目指しています。そして、もちろん、時たまお礼や激励の言葉をいただけた時は、素直にとてもうれしいです。 大小関わらず、お礼を言われたり、認められる時はとても気持ちが良いですし、やってて良かったと思えます。 しかし、そのために職業を選択するので良いのか?と考える時もあります。例えば人に接する仕事=感謝される、ということだけでは決してありませんし、感謝されるどころかその逆も大変多くあります。 そういった見返りや反応は大きなモチベーションにはなりますが、それは責任を果たしているからこそ得られるものであるべきです。無形の報酬などで自分が慰められるであろうから人に接する仕事を選ぶ、というのは、少し短絡的ではないか?と思ってしまうときもあります。 仕事をする目的の一つは金銭的な報酬ではあります。しかし、その仕事によって得られる金銭的報酬以外のものに重みと魅力をもっと感じたいと思います。 特に「重み」・・つまりその仕事を自分が行う上での覚悟と責任に向き合えているか、ということです。 なぜ重みについて書いたかといいますと、”人に接する仕事”を選択した場合には、直接人にアプローチしたり、業種によっては相手の人の人生に直接関わる仕事をする事になります。当たり前ですが、自分のスキル、経験、人間性、価値観等が全てがお仕事の道具になります。 自分のお仕事にお礼を言っていただけるということは、人にとって意義の大きい仕事かもしれませんし、エッセンシャルなワークなのかとは思います。しかし、その仕事に就いていれば、意義ある仕事をしている、と簡単に考え、甘んじてはいけないと思います。意義以上の責任を感じることが大事だと思います。 もちろん責任の大きさは、絶対的なものでは無いと思います、つまり従事する人のキャパシティーによって違うのです。 例えば障がいのある方が、未経験な高齢者介護のお仕事に就いたとします。ベテランの介護職員と同等の責任を負うというのは難しいです。でも、たとえ小さく補助的な業務であっても、高齢者の利用者のために自分が与えられた責任は重みがあると受け止め、きちんと責任を果たさなければなりません。そこには障がい者雇用としての配慮とは別にある仕事の責任があります。 そう捉えて仕事に向き合うと、その就労は成功すると思うのです。 そして将来、利用者の方からいただくお礼の言葉で自分が労われれば、達成感と仕事の楽しさを感じれるのだと思います。

  • 人に関わるしごと②

    先週末にユースターに来て、働いた経験談をお話しいただいたお二人の報告をブログで書きました。その際に”人に関わるしごと”を取り上げましたので、今週はその”人に関わるしごと”について考えます。 ヒトに関わる職業はたくさんあります、というか、全く関わらない職業の方が少ないのではないかと思います。 よくよく考えると、ヒトが行う活動は、特定・不特定関わらずに「誰か人」のためにやっていることが多いです。仕事もその延長線上で、仕事として何かに従事する際は、誰かのためにその仕事が役立つからこそやっているのだと思います。例え、自然の中で行う仕事、動物や宇宙を相手にしている仕事であっても、その仕事は誰かからオーダーがあってやっていたり、たとえ宇宙のため、といっても、その延長線上には、人がいるのだと言えます。 とはいえ、人に関わる仕事は苦手、できればあまり人に接しない仕事をしたい、という希望を持つ方に「そのような仕事は無いです」というのも間違いです。ここで言う”人に関わる仕事”は、人に接する仕事とは限らない、ということかもしれません。 『人に関わる仕事』と『人に接する仕事』を分類して考えるべきかと思うのです。。。 人に関わる仕事は、政治家から、公安など公務員全般から医療。。。などさまざまな職業です。その中で”人に接する仕事”は少し範囲が狭くなり、具体的に、介護や福祉、教師、接客、カウンセラーなど人にサービスを提供したり、サポートしたり、商品等をセールスしたり、と直接人にアプローチするイメージがあります。 人に接する仕事は苦手な方は、もちろん無理にその仕事を選ぶ必要は無いのですが、逆に上記のように、完全に接しない仕事はない、という前提で考えると、無理に人と引き離した仕事を紹介したり、イメージで人との関わりが無いように見える職業に引き合わせる、ということが就労支援ではないのかもしれない、と思います。 人に接する職種や作業自体は避けたくても、人に関わる仕事はできる方もたくさんいらっしゃいます。むしろ社会の中で自己実現をするために、人に関わることは、何かに役立つのかもしれないと思うからです。 向き不向きと業種、やりがいや生きる一部分として・・具体的な職場や仕事内容と合わせて、じっくり吟味して仕事を選べればと思います。

  • 人に関わる仕事①~働いた経験者のお話しから

    7月に入ってすぐ、1日(土)に就労移行支援事業所ユースターにて、就労経験者のお話しシリーズ「第三弾」を行いました。 このシリーズでは4月22日から7月に渡って、色々な就労経験者の方にユースターにお越しいただいて、働いた経験をお聞きしました。 3回目は、札幌市北区の相談室ぽらりすさんにご協力を仰ぎ、学校の先生や家庭教師、研究員、ヘルパー、ピアカウンセラー等・・・人と関わることが多いお仕事を中心に、さまざまなご経験を経て、現在ピアカウンセラーとしてご活躍のお二人のお話しでした。 ユースターに所属して、就職を目指していらっしゃる皆さんの中には、接客業など人に関わる仕事に苦手感を持つ方もいらっしゃいます。もちろん職業には相性や向き不向きがありますので、ご自分が苦手と思う職業をわざわざ選択しなくても良いのですが、人に関わる・・といってもその職業にはさまざまなものがあることが今回のお話しでわかりました。 人と接することが得意ではない人は、人に関わる仕事はできないのか?というと、そうではないこと・・仕事と生活を楽しんでいくために何が必要か・・今回のお二人のお話からたくさん学ぶことができました。 そこで、今回のお話しを受けて、当ブログは『人に関わる仕事』に着目して、今日を含めて3回に渡って考えてみたいと思います。。。。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回、お話しくださったお二人は、自分のやりたいことを職業にするべく、ご自分の研究や興味、携わりたいことを何年もかけて学校などで学んで基盤を築いてこられたようです。その結果、一旦はご自分の目指していた仕事に就かれたのですが、途中で障がいを持つことになり、大きく仕事を変更することになりました。 しかし、お二人とも、その時々のご自分から逃げず、最初に目指した仕事とは異なっても、しっかりと自分を見て大事にし、その時々の仕事と生活を楽しむことを忘れずに、前に進んでこられました。 現実とご自分をしっかり受け入れ、前向きに歩んでこられた様子が伝わってきて、お二人の強さに惹かれたとともに、生きがいとは何かなどを考えさせられたひと時でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ユースターとしては、今回で5人の就労のご経験のある方にお話しをうかがいましたが、全ての方が職業や業種が異なっていて、とても聞きごたえのあるお話しばかりでした。改めて講師の皆様に御礼申し上げますと共に、今後とも、私たちユースターを利用される皆さんのエネルギーとなるよう、お話しや応援に来ていただけましたら嬉しく思います。 ありがとうございました。

  • 電話応対

    多くの就労支援施設で、就職後に必要なスキルとして、電話応対の練習をしていると思います。 電話応対の練習は、色々な点からとても良い経験になると思い、ユースターでも、トレーニングのプログラムに入れています。 ユースターを利用される皆さんが、電話応対の練習に求めることは ●何を言ったら良いか ●電話では、どのようなセリフを言ったらよいか ●敬語はどのように使うのかー自分の使っている敬語は正しいのか ●電話特有の言い回しはあるのか ●失敗をしない方法を知りたい などです。 その内容を網羅しながらも、一番大事なものとして抑えているのは、情報をきちんと伝達することができているか、ということです。 電話での会話は、用件が明確にあり、それへの答えを求められます。 上手に応対のセリフが言えても、それで終わることはほとんどなく、相手から聞かれた事、言われた事に、適切な回答文を、タイミングよく返すことが求められます。 たとえ先方だけが話していても、相槌や短い返答、確認などが求められます。聞いていれば良い、というものでもありません。 顔が見えない相手ですから、言葉のみで情報を伝達するために、テクニックが必要になります。 ユースターとしては、電話応対に限っては、コミュニケーションのジャンルというよりテクニックのジャンルに入れます。つまり話の伝達、相手とのつながり、といったことよりも、技術的なことが必要と捉えており、テクニックのジャンルを全面にした支援を行っています。つまり業務上で求められる電話応対は、判断とセリフの選択になるのだと思っているからです。 マナー講座等での電話応対は、相手の言ったことを復唱して・・・という練習をします。復唱するのが一番確実ではあります。しかし、いつもそうできるとは限りません、そういった時にどうするかを経験しておく事が大事かと思います。 つまり、シナリオ通りに進まない場合の対応、や判断をする練習が必要です。 判断力、瞬発力、責任感といった、見えないあいまいな力より、わかりやすいテクニックの方が身につけやすいものです。

  • 障がい者雇用と多様性②

    働く障がい者にとってはメリットになり得る「障がい者雇用」。。。 企業の動きがみられる夏の時期だからこそ考えたいことを書かせていただいています。 障がい者本人にとっては、職場で本人のことが理解され、受け入れて下さることは安心につながるのは間違いありません。 しかし、その人のことだけを理解して配慮し続けることは、企業にとって不自然や違和感があるとも感じます。つまり、「その当事者にだけ」特別に配慮が必要・・「他の従業員とは別の」何かをしなければならない人、と勘違いをされるからです。その勘違いが続くと、どんな良い職場にも疲弊感が出てきます。 そもそも、良い職場は、どのような性格、ジェンダー、生い立ち、容姿、障がいetc・・・であっても、それぞれの違いがあっても、認め合い、それぞれの力が発揮される場ですから「特定の人だけ配慮」することは自然なことではないのだと思います。 今や多様性を認め合うことは当たり前になっています。同僚への理解は同僚の多様性を認めることが前提になっていなければならないと思います。 障がい者雇用として入社すると、一般雇用に比べて理解をしてくれると、思いたいですが・・私は言いきれる自信はありません・・そうである企業がある一方で「障がい者であることだけをわかっている」程度の企業もあるかもしれないからです。 本当の働きやすさは「その先にあるもの」なのだと思います。 職場が働く人々の多様性に寛容か?、仕事がわかりやすく設定されているか?などは企業の倫理、文化や価値感に拠るものです。 ユースターから就職をする方も、障がい者雇用は安心、と思う方もいらっしゃいます。確かに「知ってくれている」ことは理解の第一歩ですが、率直に言いまして、働く本人が、障がい者雇用を決断して進むのは、決して容易いものではないのです。そうしてでも安心を得たい、自分らしく力を発揮したい、働きたい・・という想いを含めて私ども、支援する者や、雇用する企業が本当の意味で理解をしないといけないと思います。

  • 障がい者雇用と多様性①

    真夏日が連日報道され、夏到来です。 今年は、夏のイベントがコロナ前と同じように開催されることが多くなっています。コロナが終わったと思いたい気持ちと相まって、私たちの動きも活発になると思います。 それに伴って経済も動いていきます。障がい者雇用についても、新しく雇用を始める企業や、コロナ禍で雇用を控えていた企業が再開する動きが出てくると思われます。特に夏季は6月の調査「障害者雇用状況報告」に伴い、障がい者雇用に着目する企業も出てきます。 そのような季節を迎える中で、働く側としての「障がい者雇用」への認識はいかがでしょうか。つまり、障がい者として雇用されるのと、そうではなく雇用される(このブログでは仮に「一般雇用」と呼びます)のとで、何が違うのか?、という疑問はずっと続いているような気がします。 障がい者雇用は、人や職場環境について、障がい者が働きやすい、障がい者への理解がある、と言われます。一般雇用ではそれは期待できない、というわけです。 しかし、正確にその違いを理解しなければなりません。そしてユースターのような場所で就労準備をして障がい者雇用で働く予定の方々に、その違いや特に現実を、納得できるように説明してゆかなければならないとも思っています。 といいますのは、前述のように、障がい者雇用と一般雇用の違いは、障がい者に対する理解の有無と言われますが・・・私が経験して感じるのは、障がい者への理解は「その職場職場で大きく異なる」という事です。つまり「一緒に働く人がどれだけ理解があるか」ということです。 働く障がい者としては、職場の受け入れや同僚の理解がどれだけあるかが心配ですし、重要なことです。 正直、障がい者雇用が、一般雇用よりも働きやすい、とは必ずしも言えない、と感じることもあります。障がい者雇用は、障がいがあることを会社が「知っている」という事であって「理解がある」とまでは言っていないような気がします。 ”まずは知ることが大事”ではあるのですが・・・それだけでは足りないのです。 (→「障がい者雇用と多様性②」に続く)

  • 他人の目③

    「他人の目」最終回です。 就労支援を行っています、就労移行支援事業所ユースターとして「他人の目」がどうしても気なる事が社会では頻繁になること、それと自分の気分や感情につながってしまうことを就労支援に絡めて考えたいと思います。 一般企業で働く希望を持つ方々にとっては、就職後の職場は、いわゆる「他人の目」に囲まれる状況になります。 例えば今まで、ユースターや学校で限られた人数の中での他人の目が気になり、自分が思う行動がとれなかった・・・という方が、今度はもっと大勢の不特定多数からの目にさらされる(と感じる)状況に置かれるわけです。 しかし、就職された方と身近に接し、皆さんの活躍に触れる中で、他人の目を気にしていた皆さんが、就職によって、他人の目を更に気にして、一層辛いものになったはずなのに、結果的に、決してそうでは無かった、ということも実感します。 それはなぜなのか?と考えますと、今までユースターから就職された方で「自分はどう見られているか?」を気にしていた方が、就職後は感度を下げて、良い意味で他人の目に鈍感になっているからです。 どういうことかといいますと、就労準備期間の中で、ある程度自分に自信をつけて就職をしますので、他人の評価が良いか悪いかの「当たり」がつけやすくなり、今まで他人の評価=恐怖、であったものが他人の評価を良くても悪くても、すなおに受け入れられる余裕ができたということかと思います。 特に実習などで企業と関わる中で、会社や社会の印象が「恐怖」から「親近感」「所属先」に変わったのかもしれません。 更に、人から嫌われないように、自分を隠して、社会に合わせて行動しなければ・・という意識から、自分がやりたいことは何か、という本音を表現できるようになることで、ストレス低減になり、それと共に、自分の視点が「他者はどうか」から「自分はどうしたいか」に変わったからだと思います。つまり「社会は合わせる場所ではなく、自分が生きる場所」という意識が実感として感じれるようになったからだと思います。 社会に出るには大変な壁を乗り越えることには違いはないのです。しかし、乗り越えるための準備やプロセスを支援スタッフと一緒に重ねる過程で、社会は自分が所属する場所という意識を生み出すのだと思います。 ユースターを利用される皆さんのがんばりに改めて敬意を表します。

  • 他人の目②

    自分の気持ちや、そのときの周りの状況によって他人の目に対する感度が上がることがあるということを前のブログで書きました。 一方で、状況や自分の気分の状態を問わず、いつで他人の目が気になる方も少なくないです。 ユースターを利用される方の中にも、気にしてしまう方が多くいらっしゃいます。そのような方に「気にしない」という言葉がけはあまり意味を持たず、その方の気持ちを楽にすることは無いようです。気にしないことで他人の目からの影響を完全に断ち切れる場合は少なく、それで解決する方は、そうそういらっしゃらないと思います。 では、「気にしない」という言葉以外で、他人の目と上手に共存するにはどうしたら良いか・・を考えることが良くあります。 心理分野は、このような「他人から見られていること」に対する心理の研究に余念が無いようですので、他人の目を気にしすぎる方が取るべき対処法は、専門家からたくさんヒントが出ています。中にはそれぞれの方にとても合っている方法もあるようです。一方で全てのアドバイスを気にしすぎると、自分を見失う可能性もあります。そして「自分はちゃんとできているか」と敏感さが増してしまうかもしれません。気になりすぎている時には、例え有効と言われるアドバイスであっても、自分にインプットしすぎないようにしたいです。 そもそも、他人の目を気にする方は、人からどう見られているかが気になりがちで、いわば「評価」に敏感なのですが、就労支援の観点で言えば、人とうまくやっていきたい、共存をして迷惑をかけることはしない、というとても『社会性の高い』意識がある方だと思います。 むしろ社会で働く上では社会性は必要なことですから、他人の目が気になってしまう場合でも、社会性を身につけることで他者からの評価があがり、自信をつけることにもなります。 自分がこうありたい、という気持ちと、社会性を身につけるための行動や、支援プログラムを受けるなど、やるべきことを明確にすることでむしろ他人の目を気にすることを肯定的に捉えられたらとも思います。

  • 他人の目①

    皆さんは、他の人の目が特に気になるのは、いつ、どこで、どのような状況にいるときでしょうか? 常に気になる、という方もいらっしゃるかもしれませんが。。 「いつ」「どのような状況で」という質問の意図は、例えば自分が何かをしくじったとき(-)・・自信が無いとき(-)・・誰よりもうまくできたとき(+)・・・など自分側に普段と違う特殊な事象や感情があるときだけ人の目が気になる、という人もいらっしゃるのでは、と思ったからです。 私もその一人で、普段、何も気にならなくても「特殊な状況や条件」が揃うと、いきなり人の目に敏感になります。 たとえば、静かな場所ー病院の待合室、図書館、何かの説明会場、上映時間直前の映画館など、みんなが時間が来るのを静かに待っている中で、いきなり自分のスマホが音高らかに鳴りだすとき。。(そんな時に限って(?)マナーモードを忘れたりします)慌てて音は消しますが、その後はとても気まずく、早く次の展開が来ないか待ち時間が更に苦痛になります。 以前、そのような状況の中で、スマホの画面を見ていたら、いきなり電話が鳴り、慌てて消音に・・それで解決したはずなのですが、なぜかその一瞬で室内の全ての人の視線や監視を浴び(たような気がして。。)。本来でしたら画面を見ているだけなら許されている場所でも、スマホをカバンにしまってしまいました。。気まずいエピソードです このように私の場合の「特殊な状況や条件」で起こった一度の失敗が、その時以降の行動自体も変えてしまいます。 人の目というのはそのような大きな影響力があるものですね。 お店のレジで、クレジットカードや電子マネーなどを使う機会は増えていると思います。混雑しているレジで自分の後ろに多くの人が待っているとき、スマホの電子マネー(QRコードやバーコード)の画面が開かず、列にいる後ろにいる方々を待たせてしまった。。その時以来、電子決済をするたびにドキドキしますし、あまり混雑している場所では、つい現金で・・なんてこともあります。 人の目が行動を変えてしまうことがあることを知っておくべきですし、それはヒトとして避けられない反応なのかもしれません。「気にしない」の励まし言葉はあまり効かない場合もあるということ、人の目が気になって自分がやりたいことができなくなり、ヘルプを求められた際に、支援者や周りの人はどのように対応したら良いか・・など普段から考えておきたいことがたくさんあります。

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