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空の検索で865件の結果が見つかりました。

  • 発達障がい 家族④~年齢~

    発達障がいのある方、特に高機能の発達障がいのある方のご家族の不安について、ご相談いただく例からシリーズで勝手に語らせていただいています。 今日は「年齢」についてです。 人間は、何歳の時に何をして・・・ということが定義されているものではありません。 学校の年数、20歳代には何をして、60歳代には定年があって・・・など ”全て” 社会システムや慣習が人工的に作っているしくみ、というだけです。 一部の発達障がいのある方の中には、○✕をはっきり決めたいという想いが強い方がいらっしゃいます。もちろん発達障がいの方以外にも、几帳面やまじめな性格を持つ方にもいらっしゃいます。 「○○歳に自分はこうなっている」・・・・と決めている方もいます。それらは「夢」や「目標」「願望」など、自分が生きる上での励みとなるネタであって欲しいです。決して、義務や標準(他の人は)と思いこんで、それと自分を比較してはほしくないです。 しかし、当事者の皆さんとお話しする中で、「普通の人(誰?)は30歳には仕事していますよね、30歳で仕事にもついていない人いませんよねー」とか「20歳代でやりたいことが決まらないとだめですよね」という、自分で決めたマスト(must)基準が年齢という要素に多く出がちです。他の人が、「そうではないです」と上書きしたくても、簡単にはできないのです。 確かに、かつては、22歳大学を卒業したら企業に就職しているもの・・という価値観はありましたが、それは一昔前のものです。 年齢とそれに合わせた生き方は、今の時代、個人個人完全に自由といえますし、自由であるべきだと思います。 「自分はどの位置にいるのだろうか・・?」ということが気になり、標準とどれだけ離れているのかを確認したい方がいらっしゃいます。そういう方の身近にいるご家族等には、年齢について本人とお話しする際に○○歳という具体的な年齢ではなく、『人生の転換期』はいつ来るか、の視点でお話をしていただきたいと思うのです。 ○○歳にはどうなっていなければならないという本人が決めた定義があったとすると、それを、一つの目標として受けとめつつも、今の生活の主たるもの・・所属や立場は何か(例えば、学校での勉強、就活中、モラトリアムの中。。。など)に視点を置いて、次の転換期はいつか、そこでどうしたいかに視点を置いて共有できると良いと思います。その時に何歳なのかは無関係です。 例えば「30歳になったら結婚する、できないとだめだ」とおっしゃる方がいたら、「どんな家族を持ち、どのような家庭にしたいか、自分で気づき始めたときに結婚を考えても良いかもしれませんね・・・」とお話ししたいです。 また、当然ながら、その際には「できるできない」といった審判も不要ですし、本人が自己審判していたとしても、それは一つの独立した見解であって、他の何にも関連づけないようにすると良いと思います。 転換期は個人によって違いますし、若干家庭の環境も関係しますので「転換期(ライフイベント)」に着目することは、自分の人生の道程がわかりやすなるということにつながるのだと思います。 何よりも”他の人”という根拠に乏しい理由ではなく、「私は・」と自分を主語として自分について考えるようになりますし、そう願いたいです。 ”一般的な年齢”といった人工的なものとの比較しながら論じると、いつのまにか「自分」をどこかに置いてきぼりにしてしまうのです。

  • 発達障がい 家族③~生計~

    前のブログ~ステレオタイプ~で「自分一人になったら自分で生計をたてなければいけない、そのためには他の人と同じだけ働く必要がある」と思い込んでなによりも「同じように」という条件が先に立ってしまうことについて書かせていただきました。 今日は生計についてです。。。 生計をたてるために働く、他の人はみんな生計が成り立つお給料を得ている。それだけ働ける人でなければならない・・・など当ブログのシリーズの初回から続いている、働くこととお金にまつわるテーマの続きです。いったい生計のために自分にはどのくらいの収入が必要なのかは、自分で、あるいは支援スタッフと共に考えてみると良いです。ただそれはなかなか難しいことでもあります。 財布の中身、嗜好品、携帯電話代くらいまでであれば、自分が使っているお金の金額はわかりやすいかもしれません。しかし、申し上げるまでもなく、生活のために必要なお金はそれ以外にもたくさんあります。それを書き出して計算することが大事ではありますが、まずは実行することが大変。。そして、例えできたとしても、ご家族と一緒に生活していると、ほとんど実感としてはわかないことになります。つまり紙上で完結してしまうのです。 そこでご家族にもお願いがあります。ご家族には、家庭全体にかかる収支の中で、本人だけにかかる費用を見えるようにし、ご家族がそこ(本人だけにかかる費用)に着目していただくこともお願いしたいと思います。 本人にかかる費用を・・・といっても、ご家族全員で一つの家計になっていると、それはとても難しく感じてしまいます。 合算しているから計算できない、ということはなく、同居生活であっても、人数割りや按分をすれば本人だけの家計は計算できるはずです。 なぜそれが必要なのか、といいますと、将来、本人が一人暮らしをする、という前提で今の家計を考えることで、どのような働き方であれば生計がなりたつか、に大まかにたどり着くからです。それが難しい時には、是非支援者を介して計画するのも一つの方法かと思います。 その理由としまして「一体自分にはいくら必要なのだろうか?家賃や光熱費は自分の場合はいくらあれば足りるのか?」などを、一人暮らしが始まってから考えはじめると、焦りと混乱と不安など、良い影響がないからです。 就職するのと同時に一人暮らしを始める方もいらっしゃいます。自分にかかる費用、生計を事前に考えておかないと、お給料では足りない!、という漠然とした不安だけが残り、始めたばかりのお仕事に毎日集中する、という本来のことがおろそかになり、気持ちの安定に影響を及ぼすからです。 自分一人には、支出としていったい何が必要で、最低でもいくら必要なのか?を事前に知っておくと、一人生活のための部屋探しだけではなく、仕事探しも実感をもって前向きに取り組みやすくなります。

  • 発達障がい 家族②~ステレオタイプ~

    前のブログ~働く~では、生計のために働くことが何よりも優先しがちなこと、そして働く条件などへ意識が薄くなり、自分に合った働き方がわからずに就労に飛び込んでしまうことについて、就職時に抑えるべき事柄の一部を書かせていただきました。 今日はその続きとして、標準、他の人、理想などとの比較についてです。 特に高機能の発達障がいの方で、自分のことは自立して社会生活を過ごしていらっしゃる方で、少なくとも客観的に見て、生活は問題ないけれども、生活する資金、つまりお金について、常に不安になっていて、その不安から脱することができない方がいらっしゃいます。 その方々は「自分一人になったら自分で生計をたてなければいけない、そのためには他の人と同じだけ働く、それもすぐにやらないと破産してしまう。。」と考えてしまうのです。 生計をたてるため・・つまり「生活に必要な収入と適切なお金の使い方をすること」・・そのために「他の人と同じように」働きたいという気持ちは十分に受け止めさせていただきたいですし、誰でもその気持ちはあると思います。しかし「他の人と同じ・・」について、私たち支援スタッフは、他の人とは誰か?その人がいたとしても同じような条件で働けば自分が思う豊かさを得られるのか、他の人が良いということではない、ということを就職活動の時に何度もお話ししながらお伝えしています。 就職活動は極めて個人の問題ですし、登場人物は主役としての自分、そして脇役である会社だけです。 それでも、どうしても、ステレオタイプや理想の形に意識がいってしまい、周りの人が全て同じ意識で良い条件で働いている、と誤解したくなるのです。 就職時には、働く待遇だけではなく、生活や収入などさまざまなことを、AでなければBにならない、BのためにはCでなければならない・・・と自分の中で形を決めがちです。 決めれば決めるほど、不安が肥大、可能性が縮小されてしまう可能性に気を留めていただければと考えます。 ステレオタイプとは大勢の人が思い込んでいる先入観や思い込みのことです。例えば「女性はか弱くておとなしい」「公務員は頭が良い」「大企業は安全でつぶれない」とか「日本人はまじめ」などです。 就職に関して、自分でステレオタイプを作ってしまわないようにしたいです。。。 そのためにも支援があり、誰かと一緒に進める就職活動であると良いと思います。

  • 発達障がい 家族①~働く~

    発達障がい、特に高機能発達障がいのお子さんがご家族にいらっしゃる家庭では、働くことに関して、就職と退職、転職を繰り返したり、一般企業の中で働くことに本人が苦労をされているだけではなく、ご家族も何となく不安を抱えていらっしゃるかもしれません。 具体的な悩みであれば解決に向かって歩めるかもしれませんが、家庭が抱える不安は何であるかがつかみにくかったり、何から手を付けてよいかわかりにくかったりすることもあります。そのような漠然とした多くのご相談をお受けしている中で感じた、いくつかのことを当ブログでお話しいたします。 まずは、漠然とした不安を見えやすくするため、ここでは、具体的なテーマに分け、数回のシリーズでお話したいと思います。 第一回目の今日は、働く事に難しさを感じる方のご家族やご両親が心配する事の一つであります、将来の”生計”があります。 ここでは高機能の発達障がいの方に特化してお話しています。 以下にある家庭からのご相談を例として挙げます。(一部をフィクションとさせていただいています) まだ本人が学生であるうちは、ご両親や他のご家族の収入や預貯金で家計を全体的に維持していて、本人の生活費もその中に含めているのであまり気にはなりませんが、一生涯それが続くわけではないので、将来はどうなるのだろうか?・・・・といった不安を持っていらっしゃる家庭がありました。 本人の将来の”生活”、親亡きあとの”生活”とは言っても、あまりにも漠然としています。 ”何とか生きてはゆけるだろう”・・・と根拠の無い結論をつけがちです。 例えば「生計をたてられるだろうか?」という点については、障がい者手帳を取得せず、かつ障がい診断もなく、自力でできることが多くあると、障がい基礎年金受給もままならないので、やはり収入が不安になるのです。 そうなると、収入の不安については・・・働いて収入を得なければならないと考え、やらなければならないこととして「働くこと」になってしまうのです。 そして「働くことは絶対必要」となり、優先事項になってしまいます。そして、「生計維持=他の人と同じように働く」と断定されてしまうようなのです。そのように考えると”働く”というハードルを収入・家計維持のため、と家族が高くしてしまうことになり、本人や家族の不安がよけいに上乗せされてしまいます。 本質的には、何のために働くか、ということが本人には大事で、本人の人生を愉しく有意義にしてゆくことを考えてあげたいのです。究極的には本人一人だけが生計をたてられる収入があると良いので、週40時間働くことは絶対条件ではないかもしれないのです。 週何時間働けば本人の生計が成り立つのか、を計算して本人と理解しあうことが必要になるのです。 また本人とお話する中で、正社員でないと生計がたてられない、と頭の中で思い込んでいる方もいらっしゃいます。私達にご相談いただいた際には、正社員か否かは給料の多少の前に、雇用形態の違いである点を具体的に説明し、自分にあった雇用形態の選択肢とメリットデメリットを一緒に考えるようにする。そして、将来的に仕事に慣れてきた時、あるいは仕事が好きになってきた時に、正社員登用のことも検討する、。というのが良いです。 そのために、正社員登用の可能性も相談できる会社に入る事も選択項目に入ります。個人差はありますが、会社選びの際には、その点も見るようにしていただいています。

  • 早期に始める働く準備②

    先日、某中学校で講演をさせていただく機会を得ました。学校のご配慮で、中学生の保護者さんに、私のつたない、社会に向けた準備についてのお話しをお聴きいただくことができました。 障がい者手帳取得を考えていないが、サポートが必要ではないか、と思っていらっしゃる親御さんや、中学生というと、社会に出たり就職はまだまだ先なので、今何かの準備を始めるまでは考えていない、という方もいらっしゃいました。確かに中学生でしたら「まだ先か」と考えるのは自然なことかと思います。 しかし、とても大事なことは『これから社会に出るまでの間の期間をどのように過ごすか』ということです。 仮に、今の本人の生活を見て、学校以外に家でご家族と過ごす時間がほぼ100%、ということであれば、今後3~4年の間に、前のブログに書かせていただいた「社会とつながる経験」に踏み出す・動機・タイミング・誰が背中を押すか・本人の気持ちを支えるサポート・‥等が揃うか、が大事です。 つまり「まだ先なので・・・」が「だから今後も今の延長で」と考えてしまうと、それらのタイミングは3年後も4年後も訪れない可能性があるからです。 ちなみに大学まで進学を予定されている方で、大学に入ったら社会につながる経験ができるだろう、と思っている方がいますが、大学は個人個人が自己管理の下で勉強する場です。社会とつながらずに大学を終えることもできてしまいます。人との社会的なつながりを学んだり、社会のことや社会生活を経験する機会は、自分から求めてゆかないと得られない場合があるのです。 ユースターにも大学在学中の方や卒業された方がいらっしゃいますが、大学内で社会につながる経験をすることは難しいと感じて、ユースターを通して社会とつながることを目指していらっしゃいます。 むしろご家族や周囲の人が、本人の将来や社会に出た後のことに関心を向けてゆくことは大事で、その時期は早い方が良いのではないか、と思うのです。

  • 早期に始める働く準備①

    働くための準備は早い方が良いです。。と言いながらも、準備はいつ始めても有効です。 社会に出ることや、働くことに目を向ける時期は人によって大きく違うのは確かなことです。 ですから○歳から、とか○年生からといった原則はないのですが、特に”社会に出る準備”となると、それ自体があいまいな行動ですので「いつから準備か」を議論すること自体がナンセンスなのかもしれません。 しかし”就労する”、つまり就職して働くとなると、それはある転機=ライフイベントになりますので、具体的に「その時」に備えて色々なことを整え「準備が整っている、やっておくべきことは完了した」という気持ちになり、安心したいものです。 特に障がいなどで、一般社会で活動することに対し「周りに合わせられるか、受け入れられるか・・」など漠然とした不安がある場合には、何かを前もって得ておきたい、と考えるのも自然なことかと思います。 そこで、働く準備は早い方が良いとも言えるのですが、そうはいっても「どうして?」と疑問を持たれる方がいらっしゃるかと思います。「準備をしなくては」「何をしたら良いか?」と考えあぐねているのであれば、そう思った時から具体的な行動をとった方が、自分の自信や安心になるからです。 具体的な行動といっても大方は気持ちの備えになりますので、つまりは自分の経験値を増やしたり、色々な人とのつながりを広げたり、受けられる支援を確認したり・・・といった「準備の準備(とでも言いましょうか)」をしている過程で、不安な気持ちが少しでも減ることになるのです。 わかりにくい表現ですが『準備の過程(プロセス)が一番の準備の効果』なのです。 早い方が良いと言う表現よりも、心配になったら何でも良いので、具体的な行動に本人が取り掛かることが肝要なのではないでしょうか。 具体的な準備は個人個人違いますが、主なものとして、わかりやすいものは以下かと思います ・就職や就職後を支えたり相談できる人や支援機関とのつながり ・学業の他に取り組む活動を試してみる、例として家の手伝い(できるだけすべての責任を持つ決まった活動(タスク))をする、ボランティアやもっとできる方はアルバイト等をする ・社会に接する活動を大幅に増やす(同じ趣味のサークル活動、会社見学、インターン) 一般に金銭管理や時間の管理、自分のことは自分でなるべくできるようにする、ということを頑張る方がいらっしゃいます。もちろん、それらは大事なことですが、金銭管理は自分が使うものの支払い、値ごろ感を知るだけも何とかなりますし、自分の財布を常に一定の金額に留めるように出し入れできるようにするだけでも良いかもしれません。仮にそれらのことが自力でできなくとも、就職は可能ですし、支援も得られやすい項目です。それよりも、自分の希望や意志を言葉で伝える、社会のしくみを感じる、社会にある仕事、仕事の目的などを知るといった、支援を得られにくい項目を少しでも知っておくことの方が大事かもしれません。

  • 地道に着実に

    2024年は日本中波乱の中で明けたような気がします。 主なものだけでも、地震と羽田空港での大事故・・・被災者の方々、事故で傷ついた方々を想いながら、それだけ私たちは自然災害、事故とさまざまな脅威と隣り合わせに生活していることを、新年早々に突き付けられたのだと思います。 何事もない毎日が当たり前になっている私たちの生活は、決して当然のことではないことや、明日何が起こるかわからない中で、今の時間を大切にすることを改めて考えなくてはいけないと思いました。。。 複雑に見える私たちの毎日も、実際には単純で明快なのかもしれません。。。。 例えば突然ふりかかる事故でも、事故のメカニズムを研究し、事故防止や事故遭遇時の対処を呼び掛けて下さっている専門家から見ると、起こるべくして起きてしまったこと・・避けられた傷も対処方法を知らなかったゆえに、負ってしまった、ということもあるのかもしれません。 後から「こうすれば良かった」と言うと、意に反して誰かを責めているように聞こえることもありますので、言いにくく、それがゆえに全体に知識が蓄積されにくい構造になっているかもしれません。しかしそれによる『未経験』や『無知』が、辛い結果を招くことになってしまうのかもしれないと感じました。 令和6年能登半島地震も東日本大震災の経験が生かされた部分も少なからずあったと思います。。。一方、もっと生かされたら良かった経験もあったのかもしれないとも思います。 経験や知識の大事さは、就労支援について述べる際にも度々触れさせていただきました。 就労に向けて、身につけるべき経験や知識は、力んで能動的に勉強しなくとも、地道に着実に毎日を送るだけでも多く得られるものです。 2024年は、日々、地道に着実に経験と知識を身につけられるようなユースターにしてゆきたいと思います。そして地味であっても毎日のトレーニングが皆さんの満足のいく社会生活につながるように、支援につとめてゆきます。

  • 2024年前進します

    新しい年が明けました。 昨年中はユーファーストは皆様から大変大きなご支援いただきました。心より御礼申し上げます。 そして、新しい年2024年もユーファーストは、皆様のご期待に近づけるよう、まだ力は弱いですがスタッフ一同全力で前進します。どうぞよろしくおねがいいたします。 北海道は例年に比べて比較的雪が少ないお正月でした。これを良しと感じる方がいる一方で、そうではなく困られる方もいらっしゃいます。 同じものであっても、それが良いか悪いかは、人によって、特に業種やお立場などで違います。スキー場にとっての雪と、交通網遮断が死活問題となる流通業の方にとっての雪のようにです。 進路についても同じだと思います。就労移行支援事業所ユースターを終えて、就職を目指す方にとって「もっとも良い進路」は、人によってさまざまに異なります。 一般的には「その方が望む進路」が良い進路と思われるかもしれません。しかし、同じ人であっても「望む進路」と「望ましい進路」が違うのです。 つまり、それは、自分は”何がしたいのか” と ”どうありたいか(どう生きたいか)”の違いなのかもしれません。 例えば、有名な大企業に就職したい、という望みがあるとします。 しかし、その方の働く事に対する価値観や生活状況、体力や能力などを総合的にみると、望ましい進路は小さな組織で、全員が本人のことを詳しく理解してくれる職場。人の異動はなく、仕事内容が変わらない、という条件だとします。 そうなると望む進路の「大企業」と望ましい進路の「小規模組織で人が変わらない職場」との間には隔たりがあることになります。 望む進路は、望ましい進路ではない場合があること、人によって同じ企業でも望ましく感じたり、望ましく無かったりすることを良く理解しながら、職業選択の支援をしていきたいと思います。 年明けにあたり、心を新たにユーファーストも新しいことにどんどん挑戦してまいります。しかし一方で、変えないことをしっかり守りながら、目の前の方にとって良いことは何か、望むことは何か、そして望ましいことは何かに向き合ってゆきたいと思います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  • 2023年も大変お世話になりました!!

    2023年も残りわずかになりました。今年のブログは今日が最後となります。 2023年はユーファーストにとりまして、3年を迎える年でしたが、おかげさまでさまざまなことを会社として学ぶことができました。 私たちユーファーストはまだとても小さくて未熟な組織です。そのような組織を暖かく見守り支えて下さいました、大変多くのサポーターの皆さん、関係機関の皆さま、そして何より信頼を寄せてくださる利用者とご家族の皆さまに心から御礼申し上げます。 現在、就労移行支援事業所は14人の利用者の方がいらっしゃいます。じっくり就職をめざすユースターの就労継続支援B型には4人の方が活躍されています。 今後とも、更に多くの方にご利用をいただけるよう、来年以降、私たちもしっかりと自分たちの活動を伝えながら努めて参ります。また皆さんのご要望をお聞きして参ります。 3年は、まだまだかけ出しで、ユーファーストとしては、何も成就できていませんが、たくさんの方との出会い、就職をして社会に出ていった方々との喜びに満ちたお別れがありました。お一人お一人がユーファーストを作って下さいましたし、未来への道を開いてくださっています。。。 社会に出ていかれた皆さまが必ず幸せを感じながら豊かに過ごしていただけるよう、ユーファーストはずっと寄り添いたいと思っています。 そして皆さんが豊かに過ごされることでユーファーストも皆さんからエネルギーをもらって次のステップを踏むことができます。 2024年も、利用される方だけではなく、新しいサービスをご要望される方などにも、ユニークなサービスを開発して参ります。ご期待をいただけましたら幸いです。 ひきつづき、株式会社ユーファースト・・就労移行支援事業所・就労継続支援B型事業所ユースター・キャリアセンターユーディーをよろしくお願いいたします。 どうぞ良いお年をお迎えください。 (2024年は1月5日からブログを開始いたします。よろしくお願いいたします) 代表 吉岡俊史

  • 潜在意識②~不屈の経営理念~

    「何度説明しても仕事を覚えない・・・注意しても同じミスをする・・・」 障がいのある方を雇っている会社の一部から、聞かれる悩みです。。。 障がい者雇用についていえば、どちらかというと、働く障がい者の方にスポットがあたることが多く、よほど目立ってユニークな成果がない限り、雇う会社が働く方に比べて着目されることは少ないのです。 それだけではなく、雇用者である会社は「なぜ雇えないのか・・」とか「もっと障がいのある方の力を活かして・・」などとプレッシャーを受けながら、障がい者雇用への理解を迫られてしまうのです。 決して会社をかばっているのではありませんが、障がい者を雇用されている会社からお話をうかがうとき、冒頭のように”何度説明しても・・ミスが・・・任せられなくて・・”などといったお悩みは聞きますし、会社としても自社外にその悩みを聞いてくれる所は少なく、自社内で悶々と悩んでいるのが現実のようです。 それも当然で、障がい者でもそうでなくても、雇った自社の従業員は、会社が人事管理、教育をする責任を持つのはあたりまえだからです。 例えば「うちの会社には無能が従業員が多くて・・・」などと本気で言う会社があったとしたら(無いと信じたいですが)、その言葉を聞いても社外の人は何もできませんし、何をしようとも思わないのではないでしょうか。それは「自社が雇った従業員は、当然その会社が自分で努力して育成するもの」という理解があるからです。 そのような企業からご相談を受ける際、ユースターでは、潜在意識について考えます。つまり繰り返し練習する効果、何度も経験することによって障がいがある方も無い方も、自分の能力が発揮される時がくるであろうし、そう信じて待っていただきます。(もちろん待つだけではなく、さまざまな支援や対応は並行で行うのは当然ですが・・) 立派な会社であれば、投げ出さず、待ちながら希望を持つという不屈の心は持っていらっしゃいます。なぜなそれは、経営の上でも不可欠な価値観ですので、理解をしてくださいます。そして、辛抱強く信じて待ってくださるのです。 繰り返し練習することで潜在意識が高まり、能力は伸びてゆく。希望を持ちながら待つ・・障がい者雇用は経営理念にも直結するものなのです。

  • 潜在意識①~繰り返しを力へ~

    「潜在意識」・・・・・堅苦しい呼び名ですが、今日のテーマは潜在意識についてです。やわらかく言うとここでは「繰り返し」について考えます。 何か人より秀でた能力のある方を見ると、生まれながらにしてその力を持っている天性の才能のある方は少数だと思います。その他の天才と言われる多くの人は、努力・練習を重ね、失敗や挫折を経験しながらも努力をし続けて、ようやく人よりもその技能や能力を高くするのだと思います。 繰り返し練習をすること、それは技術を身につける、ということのように思っていましたが、ある文献に、それは「潜在意識の中に浸透させること」であると書いてありました。潜在意識に入ると、いざという時に適切な対処ができたり、突然に何かが起こったとしても、覚えた行動がとれたりする、ということだそうです。自動車の運転、自転車の運転などもそうでしょうか・・? あるいは、世界に名だたるアスリートがわかりやすい例かもしれません。 潜在意識を操れると、無意識であっても、とるべき行動や判断ができると言われています。人間の奥深さと秘めたる力を感じてしまいますし、とても魅力的な力だと感じます。 就労移行支援事業所ユースターに、軽作業を行うプログラムがありますが、どうしても同じ場所がうまくできずに悩む方がいます。例えば何かを折るといった作業でも、どうしても曲がってしまうなどです。 そのような時、周りよりも本人が納得いかずに、毎回ちょっとだけですが落ち込むのです。でも繰り返し取り組むことで、いつのまにか完璧というレベルに達します。 人の持っている元々の能力とは別に「練習」によってできるようになるのです。あるいは「経験数」とも言えます。 練習してできるようになるメカニズムを考えてみると、繰り返し経験することで、自然に潜在意識の中で「うまくなりたい」という強い願望が生まれ、能力がその一点に集中して成し遂げられるようになる、ということではないでしょうか。 つまり集中力があがるというものです。 しかも、それだけではなく、その潜在意識が、成功する少しのチャンスも逃さないように自分を仕向けるから、いつの間にかコツや力の入れ方などが自分から溢れてくるのかもしれないのです。 「集中して」と他の人から言われるよりも、自分の潜在意識の中で、”強く願うこと”の方がより強いパワーが発揮できるのだと思います。 潜在意識の中に強い願望を持ち続けることが本物の能力になるのです。 一言で言えば、「本人の力は無限大」です。

  • 大義

    やや古めかしく堅苦しい響きを持つ言葉ですが、大義は「重要な意義」「大切な意味」などを指す言葉だそうです。国会中継で「大義がないと解散はできない・・・」などと発言していることを聞いたことがあります。国会答弁でその単語を聞いて頭の中で”色々な意味で”「???」となった人は私だけではないかもしれませんが・・(苦) 私は今まで、大義とは、強い心のある人が持つ、というイメージを持っていました。しかし、文献から、小心者で、怖がりで優しい人が大義を持つと、その対象のものを大切にしやすい、と知りました。その時「なるほど」と思いました。 わかりにくいので、具体的な例で言いますと、例えばあるスポーツのチームのリーダーがいたとします。そのリーダーは気が弱い性格ではありましたが、チームを優勝させる、という『大義』をしっかり持っています。そうなりますと、本人の気質は怖がりで優しくて・・・というものですが、優勝させるという大義をしっかり持っていることで、チームとチームメンバーを大切にし、愛情を持ちつつ勝つ、という強い勇気があるリーダーになる、ということでした。 大義は性格ではないし、気質でもないのだなあ、と改めて感じた次第です。 社会で生活するとき、さまざまな困難が待ち受けています。就労移行支援事業所ユースターから旅立って社会で生活する方々は、皆さんとても優しい心を持っています。自信が持てない方もいます。しかし、そのことは人としてとても良い気質といえます。社会で活躍する、生活を成功させる、という「大義」が加われば、先ほどの理論で言えば、むしろ最強な人になるのではないでしょうか・・・ 今後、自信がない、自分はできないかも・・・と不安でいっぱいの方には、自分の良い気質は何も変えなくて良いので、大義を持つ、ということを、わかりやすい言葉にしてお伝えしてゆきたいと思いました。(「大義を持って・・」と言いなれない言葉を使うと噛んでしまいそうですので・・)

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