top of page

検索結果

Search this site

空の検索で865件の結果が見つかりました。

  • 自立と相続②~生前贈与

    「生前贈与」という言葉を聞いたことはありますか? 恐らく、ほとんどの方は生前贈与というものがあることはご存じだと思います。。。しかし、既に行っている、、あるいは身近です、という方は多くはいらっしゃらないと思います。まだ限られた方だけのものかもしれません。 今日は、相続の中でも生前贈与について触れさせていただきます。なぜこのテーマかといいますと、親から子への財産移転によって自立生活を金銭面でサポートしたい、と思うご家族にとって、親から子へと確実に財産が渡るかは大きな関心事であるのと同時に、子に障がいがある場合に、どのような形で贈与をしてゆくと良いのかは、正面から議論されたことが少ないように感じるからです。 そして、親亡きあと、のご心配は大きいですが、生前から贈与することで、親が元気な間に金銭サポートの流れを作れれば安心にもつながるかもしれないからです。 障がいがあったり、自分一人で収入を得て生活できるかご心配な場合は、残した財産を確実にお子さんに引き渡す確認ができるだけではなく、生前贈与で将来の相続税を節税することができる場合もあるようです。詳しい仕組みは専門家に説明をお願いしないといけませんが、おおまかに言いますと早目の相続を行うことで、財産を「生前贈与」とお亡くなりになった後の「相続」とに分けることで、相続税が変わってくるようです。 また、お子さんに障がいがある場合は、贈与は一定額まで非課税になるようですが、それには贈与財産をしかるべき金融機関等に信託するなど準備が必要です。信託契約を結ぶことで贈与されたお金は、本人に定期的に支払われるというしくみだそうです。 このように手続きを踏むことで、第三者を経由して資金を確実に渡すしくみをつくれたり、更には節税ができたりすることがあるようです。 備えあれば・・です。

  • 自立と相続①~福祉との関係

    今回のブログは、自立して生活することと相続について3回に渡って、3テーマで書かせていただきます。 そもそも、就労支援のような「福祉」業界と「相続」の組み合わせに違和感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。この二つは異分野、畑違いという印象があるからです。 もっとも、福祉は個人の方をサポートするだけではなく、その方を取り巻く周囲の状態に対して関わることもありますので、繋がりはあるのだと思います。 例えば、相続に困っている高齢者や障がい者がいらっしゃったとしたら、福祉を担う人が相続の専門機関と協働で当事者を支えたり、相談を受けることがあると思います。福祉が相続に関わる可能性はゼロではないと言えますし、福祉側から見て、相続を門外漢として支援から排除したり無関心であってはならないと思います。 「福祉」と「相続」を結び付けるとしたら、不幸にも親やご家族が亡くなった時に、残された当事者本人に財産を渡すために、支援をする立場の専門職は相続手続きをサポートしたり、相談に応じて本人の希望をまとめて、専門家との橋渡しをする、ということが想像できます。 成年後見制度は認知度が上がってきていますので、親やご家族の高齢化に伴って、障がい当事者の関わる「相続」という手続きも成年後見制度のようにゆっくりと浸透してゆくのかもしれません。 福祉と相続は無関係なのではなく、ライフイベントに合わせた必要事項なのです。 特に福祉の中でも、社会での自立をサポートする就労支援の領域では、支援者も確かな知識を身につけておく必要があると思っています。 就労支援に関連して、例えばユースターは、社会での就労生活をテーマに支援をしておりますので、ご家族が残したいものを、本人に引き渡して自立を助けてゆきたい、という想いを持つご家族からお話しをうかがう時があります。まだ終着点までいった支援例をご紹介できるまでには至っていないのですが、どうしたら良いか迷ったり、心配をされているご家族からのご要望は確かにあります。財産の引き渡しによって、本人の生活を金銭面でサポートしてゆくにはどうしたら?ということがまずはわからないことの一つのようです。 次回以降のブログで、もっと相続と福祉を掘り下げていきたいと思います。次回は「生前贈与」そして3回目は「家や土地、不動産など現金以外のこと」について、具体的なことにも触れながら、本人を支えるために、周りの人はどのような動きをしたら良いかを考えてみたいと思います。

  • 折り合う②

    「障がい者のある方をどうやって雇用したら良いのか?」という質問を多くの会社から受けます。。。。 その時には、私は次のようにこたえることが多いです。 「人にもよりますが、会社の行う人材育成は、障がいの有り無しで違わないと思っていただきたいです。そして、本人の適性を評価して、その会社の信念と人材育成方針、人材配置の中で考えていただきたいです」 そうお答えする背景には、障がいがあってもなくても、会社の貴重な人材であり、会社が人を育てることを担っているということ。。。そして誰でも、社員一人一人が会社の示す方向に向けて貢献し、人として一緒に働いてゆくことで、その会社が作られてゆく、と思うからです。つまり、人を活かした経営をするのだと思います。 障がいのある方の雇用を慎重にされている会社にはとても共感しますし、会社の責任として人材採用をしていただいていると感じる瞬間です。しかし、その人の仕事のミスや遅さといった、いわゆる欠点を見て雇用しない、という結論を拙速に出すのは、その人を人手(マンパワー)としてしか考えていないとも感じ、残念に思うのです。 もちろん今まで出会った会社で障がい者の方を採用しなかった会社は、十分に考えていただき、吟味をした結果・・会社の規模や業種、受け入れ態勢や業績等から採用を断念した、という会社がほとんどでした。会社としても不本意に思っているということが伝わり、いつか将来には色々な人が働ける会社を目指す、という想いを感じました。 そして、働く側や支援者の側にも見直すべき点が多くあるとも思った次第です。 一方、採用をすれば良いのか?・・・というと、それだけでも無いのが難しい点です。 十分に人材を審査しないで、採用する、ということも決して好ましい形ではないと思います。 お試しで働く間には、折り合うということは少し薄くなるのかもしれません。障がい者の方を雇用する場合は、その方の仕事の仕方や良い点を採用して、どのような働き方が合っているか、どのような仕事であれば良さを生かせるかを見て折り合いをしつつ、育成いただきたいと願っていますし、支援者として、その土台に立った上で、会社と一緒に雇用を成功したいと思っています。 面接だけで決定するのに比べて、実際の仕事を数日から数か月行うことで色々なことがわかってきます。 働く人⇒仕事との相性、職場の雰囲気、自分の体力が会社の仕事に見合っているか・・・等 会社⇒本人の持つ力と仕事との相性、他の従業員との関係、人材育成の道筋・・等 これらの目的、価値観、双方のメリット等をしっかり共有できたら障がい者の方の雇用は成功すると思います。

  • 折り合う①

    お互いに意見や主張が対立する時に「妥協」や「譲り合う」ことで解決に導こうとするわけです。それを「折り合う」と総称しているのかもしれません。考えてみれば、私たちは、毎日のように、非常に多くのことと「折り合い」をつけながら生活しているような気がします。100%思い通りに・・完全に自分の思うがままに行動できていることはめったにない、ともいえます。 今日は働く人と雇う会社の間の折り合いについて、就労移行支援事業所ユースターで経験したことをお話ししたいと思います。 ユースターを利用される方は、採用面接や書類などで就職先から審査され、絞られて、会社が決めている一定の枠に収まると最終的に採用となります。 しかし中には、採用決定の前に、会社も働く本人も実際に職場で働いてみてから決めたい、という場合もあります。 通常の雇用の場合、大きく括ったある程度の会社の枠内に収まる人を採用して、実際に働いてから適性によって配置や育成をしてゆく、ということがあると思います。採用した当初は、その人のスキルも仕事の仕方も未知であって本人のことは会社もわからないことが多いはずです。そこで、働いてもらいながら、社内のどの仕事に適性があるか、を会社は見ながら、また会社の動向に合わせてどの部署や担当に適性があるか、で配置をしてゆくと思います。その都度折り合いをしながら進めてゆく、ということが言えるかもしれません。 障がい者の方の雇用は、本人だけではなく、慣れないのは会社側も同じ場合があります。。 育成といってもどのようにしたら良いかわからず、またその人のスキルを見極める会社の経験値も少ないのが実際です。 それゆえに、まずは実態に働いていただいて、その上で雇用できるかを決めたい、という方向で採用する会社も出てくるのも当然だと思います。 それ自体は理解できますし、働く本人側にしても、お試しで仕事ができるので、メリットはあり、とても良い仕組みだと思います。 しかし、一部の会社では、お試しで働く期間、通常(障がい者以外の人)している折り合いをあまりしない会社もたまにあるのです。つまり、本人のできない部分を見て、採用を反故にする決定を早々としてしまう、という会社もあるのです。 会社にとって人材は最も重要な要素です。慎重になるのは当然です。しかし、採用を留保・猶予されている期間は、会社が我慢せずに、折り合いをせずに採用を無しとする会社があったとしたら、とても残念にも思うのです。ひょっとしたら双方にとって、素晴らしい出会いになったかもしれないからです。。。つまり一人の人の採用だけにとどまらず、その出会いが会社に新たな価値観、指針、社風を生み出したかもしれない・・・と思うと残念にも思います。 誰が良いとか悪いとかではなく、そのような場面に遭遇する時、支援者として、雇用者である会社、社会を形成する一躍を担う会社を説得しきれなかったことや、説得するだけの材料を集められていない自分を反省することも多いのです。

  • 健康に働くために

    2月10日「健康で長く働くために」という講座をユースターで行いました。 病気にさえなっていなければ健康だ、ということではないことを改めて確認するとともに、心身の健康を維持してゆくことの大切さについて、参加者の皆さんと考えています。 働く根本に健康があるのは誰もが知っています。では健康のために必要なことは何か・・ということで、病気にならないということはもちろん、心の健康の維持にも触れた講座でした。 風邪とか怪我だけではなく、今は感染症や内部障害、メンタルの疾患など、目に見えない病気や障がいが話題になることが多いです。 目に見えない病気が本人を悩ませている場合は、周りの人に、どのように伝えるか?そして、周りの人はどのように対応や配慮をしたらよいのか?たくさんの方が迷うことになります。もちろん本人が一番辛いのですが、働いている場面では「周りの人に迷惑をかけているのではないか・・」という悩みも加わってしまい、辛さが膨らんでしまうのです。 ユースターの講座は、身体の他に、メンタルの病気の予防として「ポジティブ」と「楽観的」の違いに焦点を当てたお話しでした。 人間関係や環境との折り合いが良くなく、毎日少しづつたまるストレスが解消されるきっかけが無いと、少しのストレスも大きな病気につながってしまうこともあります。 しかし、働く場合は大きなストレスに覚悟をしなければならないのも事実です。ストレスのない職場はめったにないからです。それは、価値観の異なる多くの人や組織とともに、同じ目的を達成しなければならないからです。 いつも慣れた自分のやり方や考え方が通じない・・・自分の気持ちと折り合いがつかない・・・これらがストレスです。 思い悩まない、気にしない、などが対処といえば対処なのですが、それ自体がとても難しいだけではなく、気にしないことがかえって自分のメンタルに負担を与えてしまうことすらあるのです。 講座でとりあげていた「楽観的」という考え方は、ストレスという難題を解く一つの鍵だったように思います。 ポジティブに考えようとすると、何か失敗したことを二度と繰り返さない、という意志を持つことになりますので、楽観的にとらえられるものは、なるべく楽観的に受け入れてしまおう、というとても素敵な対処法でした。ひょっとして、同じストレスでも、メンタルに落ち込む人と、そうならない人の違いのヒントなのかもしれない、と思いました。 私たちユースターが支援をさせていただいている、就職した方々の中には、働いている間に知らず知らずにストレスをためこんでいる方がいらっしゃいます。ご自分ではがんばって仕事を続けていて、成果もあがっているのに、なぜかメンタル面では下降しているのです。それから抜け出そうと、よけいに仕事に打ち込む、ということもあります。そうなると心身の健康維持はとても難しくなるように思います。 健康は何もしなくても自動的に保たれているわけではないことは誰でも知っているのに、意識の中では薄れていることが多いのです。 健康を維持することを、しっかりと意識して毎日を過ごすことの大切さを感じました

  • 札幌伏見支援学校にて講演いたしました

    1月15日に北海道札幌伏見支援学校さまの冬季研修会に呼んでいただき「将来に向けての社会生活の充実」についてお話をさせていただきました。ご参加いただいた方々は、小中高等部の保護者さん、先生方、関係者の皆さんでした。 高等部の保護者さんが将来のお子さんの進路について深い関心を持たれ、とても熱心に耳を傾けてくださいましたことが印象深かったですが、それだけではなく、高等部以外の保護者さんのご参加もいただけたこと、大変敬服いたしましたし、感謝の気持ちで一杯です。 将来の『就業意欲や能力、社会生活のための根本的なこと』は、特に小中学校から備える事は実はたくさんありますので、はっきり申し上げて、まだ先・・まだ準備はしないで良い、ということではないのです。 なぜかといいますと、人間形成や意識の発達を考えると、将来の『就業意欲や能力、社会生活の力』は一直線に伸びた道のようなもので、生まれた直後からつながった線なのです。そして、その線をいかに太くそして上へとつなげてゆくには、途中にあるさまざまな要素から刺激や経験を得て蓄積されてゆくことで人格や性格、その人の価値観や本質が形成されるからです。 どなたでも、それら『就業意欲や能力、社会生活の力』は形成されると思うのですが、実はその線の太さ、あり方によって、形成のされ方が違うのです。 成人年齢とか、一定の年齢に達した時に突然形成されるものではありません。 周囲の環境、自分の見聞することから得る刺激、他の人との関わりなどで、徐々に自分の中に蓄積され、それに想いをめぐらしたり、考える事で形成されてくるものだと思うのです。 そう考えると、就職に近くなって・・成人に近くなってから準備することは、生まれてからの経験の延長線上にあるので、年齢に関係なく、生まれてから準備すること、と言えます。 今回、皆さまと一緒に、いろいろなことを共有できた貴重な機会を頂戴できましたこと、大変うれしく思いました。 ご参加くださった方の中には、その後ユースターにお越しくださり実際にスタッフと交流下さった方もいらっしゃいます。 今後とも、ご本人の将来のために皆様と一緒に、ご本人の内面や就業意欲、能力の形成にむけて取り組んでゆきたいと思っております。

  • 障がい者手帳を持たない方へ①

    今回は、障がい者手帳を保有されない方への支援について、支援者の立場から書かせていただきます。 このテーマは障がい者手帳を持つ意味や、メリット、デメリット、手続き方法など・・ わからないことが多くて、同手帳を持つべきか、べきではないか判断と決心がつかない方、今まで何となく手帳を所有してきたけれども改めて所持する意味を考えたい方等に、支援を提供させていただく者として、僭越ながら書かせていただきます。 私個人の見解ですが、率直なところ、支援者として、自分の支援を求めて下さる目の前の方が障がい者という意識を常に持って支援をしている感覚はあまりありません。 それよりも、毎日の支援の中では目の前の方との関わり、会話、心の交流などに意識を向けていて、障がい者であるために必要な支援、ということよりも○○さんに必要な支援は何かを常に考えているからです。もちろん異なる見解を持つ支援者もいらっしゃるとは思いますが。。少なくとも私たちユーファーストの中では、同様のことが言えます。 では支援を受ける方にどのように向き合っているか、といいますと、AさんやBさんと一緒に何かに取り組んだり、仕事をするための準備をしたり、AさんやBさんが仕事をされている現場に同席し、本人と一緒に目の前の仕事に時には挑戦、時には問題解決することが 私たち支援者の活動ですから、自分の前にいる方はAさんであり、Bさんです。 そしてAさんなのか、あるいはBさんなのかで、支援が決まるわけです。障がい者か否かとか、障がい者手帳の保有か否かで、何か支援が変わることはありません。 それゆえに、ユーファーストでは障がい診断の有無や手帳の有無にはこだわらないのです。 なぜ診断や障がい者手帳で線を引かないかと言いますと、自分の目の前にいる方は、何等かのサポートを求めているから、当施設に来られているのであり、そのサポートが私たちスタッフができることであればご提供するべきと考えているからです。 ここまで支援者側からの見解を述べさせていただいていますが、当の本人はいかがでしょうか?中には、障がい者手帳にこだわる方もいらっしゃいます。そのこだわりは良い点とそうではない点があります。 良い点としては・・支援を受けることで、自分のやりたいことが実現できる、なので、自分が思い切って取得した障がい者手帳を一つのきっかけとして支援を依頼する。。。つまり支援を使って自分の希望を実現できる、ということかもしれません。 一方、良くない点は、やはり自分は何かが他の人と違う、人には得られて自分は得られないと思い込んでしまうことかもしれません。 とても難しいことなのですが、障がい者手帳は自分のために取得した、というように思っていただきたいと思うのです。 次のブログでは・・・再び支援者からみた、障がいの診断や障がい者手帳とその関係について書かせていただきます。

  • 登録②~なぜユーディーは登録制?~

    ユーファーストの就労支援の一つのしくみとして、ユーディーの登録制について前のブログで書かせていただきました。 その続きです。。。 ユーディーの支援が必要と思う方へ、ユーディーへの登録により支援を受けていただける環境があります。 ユーディーへの登録に限らず、何か自分のサポートが具体的に感じられることで、就職に向けての自信と安心につながるかもしれません。その安心を得ることが大事です。 ユーディーについていえば、支援について、自ら時間と量を選択できるという点が大事かと思います。支援を受けるために自分の生活の何かを変えなくてはならない、あるいは捨てなければならない、というのは避けたいものです。 支援を受けるために生活するのではなく、今の自分の生活を維持するために、支援が組みこまれてくるべきです。 ユーディーの登録制のメリットは、支援を受ける権利だけ保有し、受けるべき支援の内容やタイミング、量は自分でコーディネートできることにあります。 支援というものは、とかく人任せになりがちです。何かをしてもらう、という受け身状態になる方が多いのも事実です。 自分で支援を選び、その成果を確認しながら自分の成長や就労意欲の変化に向き合うことができれば良いと感じています。そしてその一つの具体的なきっかけに”登録”が一役かうかもしれないのです。 もう一つ登録制の特徴として、支援を受けるという登録により、本人と支援スタッフの支援の関係が、具体的で見えやすいものになります。それは、登録者として支援を受ける需要側の立場が、供給者にアプローチする形が作りやすくなるからです。 ユーディーに登録された方は、登録の翌日から、積極的にご利用になる方から一年に1~2回だけ顔を出される方までさまざまです。ユーディーの場合、利用頻度については、何が良いのかは自分で考えていただき、支援スタッフは介入しないで進めています。 ”登録”は強いインパクトを持つ言葉ではないかもしれません。しかし、支援を受けて働く方には、周りとの位置関係や自分を知って感じるために有効な言葉かもしれない、と勝手に思っています。

  • 登録①~なぜユーディーは登録制?~

    ユーファーストでは、障がい者手帳を保有していない方、障がいの診断の無い方へも就労支援をご提供しています。 障がいの診断の無い方であっても、働く上でつまづいている方は少なくありません。 むしろそのような方の中には、毎日の働くことへの悩みだけではなく、ご自分の将来や就労生活、進路の方向付けを難しく感じる方がいらっしゃいます。 障がい者手帳については、次回以降のブログで書かせていただきます。本日は、このように障がいの診断の無い方への”サポートのしくみ”について書かせていただきます。 まずユーファーストでは、障がい者手帳をお持ちでなかったり、障がいの診断のない方で、支援を希望される方は、ユーファーストに登録をしていただきます。 登録によりユーファーストの支援を受けていただけるのですが、具体的にはユーファーストの一部門である『キャリアセンターユーディー』(以下「ユーディー」)への所属になります。⇒ https://www.youfirst.co.jp/careercenter この先の詳細は、個別性が高いので、是非直接お問合せ頂いた方が本人に合わせた支援をお話しできるかと思います。 今日はその”登録”にまつわるお話しです。 ユーディーに登録をして下さった方は、登録者という立場で、自分の都合の良い時間に就労支援を受けられる、というものです。 登録について、最初は敷居が高いと感じる方もいらっしゃいますが、登録したことで安心される場合もあるようですし、ユーディーの場合は、後者の方が圧倒的に多いのも事実です。 前にも述べましたとおり、登録された方はユーディーから就労支援を受けていただけるようになります。障がい者手帳を保有するかしないかの段階で、迷って先に進めないことも多いですが、確かに障がい者手帳を申請するかしないかはとても大事なことなのですが、大事であるからこそ別途じっくり考えるとして、まずはその過程を飛ばして、就職のための準備の支援を受けてみる、というのがユーディーの特徴です。 障がい者手帳や診断があってからの支援ではなく、まずは支援を受る、という順番です。 障がい者手帳の申請をすべきか、診断を受けるべきかは、必要な支援を受けるという希望とは切り離して、あらためてじっくり考えれば良いと思うのです。 大きな視点になりますが、そもそも障がい者手帳を所持しなければ支援を受けられない、というしくみは、社会の中で人のカテゴリーをグループ分けすることにもなり、そこから分断が生じかねないとも思ったりもします。必要な人が必要なものを・・という形に少しでも現実として近づけられれば・・・という想いをユーディーに込めています。

  • 初詣

    新しい年になって早くも一か月が経過しました・・・・ 「いまさら初詣?」と言われるかもしれませんが、先日、ユースターを利用される皆さん、関係者、スタッフで神社に初詣に行きました。 年頭に、神社へ参拝して、昨年の感謝と、今年一年の平安や幸を祈願するのが初詣ですが、今回私たちは”願いごと”や”こうありたい”というお願いに限らず、自分の想いを伝えて捧げることをしました。そうすることで、より良い一年を送れるようにしたいと思ったのです。ということで、それぞれの方が、思い思いにお参りをしました。 社会生活、就職など、就労支援の関連事項や就労支援を取り巻く事柄は、形として見えないことが多いです。 働く目的、働き甲斐、社風や社内の慣習、キャリアアップ、人事評価・・・・などどれをとっても形で見せにくいものばかりです。 形にしにくいから誰かに伝えることも難しいのだと思います。つい就職内定を得た、とかお給料とか目に見えるもので評価是非を決めたくなってしまうのです。 しかし、本来でしたらこれらの目に見えない部分の充実が私達の日々の気持ちを支えているのかもしれません。 今日、皆さんと一緒に初詣をしながら、そんなことを感じていました。お参りしている時、自分の願いを誰かに伝えているのではなく、自分自身に対して伝えているような気持ちになりました。 「形にして見れないもの」だからこそ、自分はそれをどのように感じるのか、そしてそこにどうやって向かってゆくのか・・そのために何をするのか・・何をしたいのか・・などをしっかりと見つめる時を初詣で得たような気がしました。。。 そして自分との対話の時間が今年の行動開始の合図になったような気もします。 2024年もたくさんの方々との出会いがあると思います。。 そして、人生の中でも大事なイベントとなる就職や社会生活を、その方々と一緒につくりあげることができれば、と願っています。 ユースターで出会う皆さんも、自分との対話の時間をそれぞれの形で持っていただき、大事にしながら、今年に成し遂げるべきことを目指していただきたいと思います。ユースターは皆さんを応援しています。。

  • 発達障がい 家族⑥~職場での人づき合い~

    発達障がいの方の中には、人との関わりが苦手という方がいらっしゃいます。本人がそれを感じているだけではなく、家族もそのように見ているときもあります。 全ての発達障がいの方ではないのは言うまでもありません。とても人づき合いが上手で、たくさんの人と交流される方も多くいらっしゃいます。今日は特に苦手と感じる方やその家族の方について書かせていただきます。 ユースターでは、就職後の支援として、ユーディーという部門で、会員になられた方へ、就職後の期限を設けずにご支援を行っています。中にはユースター創業前から関わらせていただいている方もいらっしゃいますので、10年以上はその方の働くをサポートさせていただいています。 10年以上、同じ職場で働き続けていらっしゃる方々は、人づきあいが上手な方だけではありません。苦手な方でも同じ職場で働き続けていらっしゃいます。。そうなると、人づきあいは就労を続けるために必要ないのか?と思ってしまいます。 いや、そうではなく、働く本人も人とのつきあい方に困ったり、悩んだりしながらも働き続けているのです。いや、むしろ人との関わり方が苦手で、何らかの悩みを感じ続けながら働いている方が多いです。 家族は特に本人のことを良く知っていますので、明日にも辞めるのではないか、なぜ会社は雇い続けているのか?と半信半疑・・毎日戦々恐々としながら本人を仕事に送り出しているのです。 『では、なぜそれでも働き続けられているのか?』 まず一つ目に挙げたいのは、言うまでもなく”本人の努力”です。本人は心に色々なことを想いながらも、時には妥協したり、無理したりしてじっと、時が過ぎるのを待ったりしています。 どうしても人間関係に耐えられない時には、支援スタッフに話したり、会社の人に話すことで、どうにか(本当に”ぎりぎりなんとか”)会社を辞めずに続けられています。 家族も同様です。「退職になるかもしれません」という言葉を何回も家族と交わしました。 そして二つ目に挙げたいことは”職場の理解”です。それも、最初からできていた理解ではなく、長く周りの同僚や上司とおつきあいすることで、何年もかかって周りの方との人間関係が作られてきた上での”理解”です。やはり「続けること」から何か良いことを得られるものだとつくづく思います。 特に一旦できたこのような人との信頼関係は崩れにくく、たいていのことは周囲の方は受けとめてくださるようになります。 発達障がいの方だから、というような狭い理屈ではなく、本人の人としての魅力や仕事ぶりに精通した同僚から頼られたり、仕事を任せられたり、逆に本人が同僚から仕事を教えてもらう中で、二人の関係が強固になったり。。そういった同僚の輪が広がると、本人にとって、とても盤石な職場になるのです。人は誰かと関わりたい、という本質的な点は同僚にも言えることで、良いマッチングが生まれることで職場からの理解も得られるのです。その点は家族には見えにくい時もありますので、つい「迷惑をかけている」「大丈夫か?」と思ってしまう場合もありますが、大丈夫なのです。 最後、三つ目に挙げたいことは”一体化”です。何の一体化といいますと、本人と会社全体です。何が?と思われるかもしれませんが、ここでは本人が会社の一員に完全に組み込まれている、とでもいいますか、本人が会社にいることがあたりまえになっているような「一体化」です。私が支援をさせていただいている方で、この段階にいる方は、正直全てを本人と会社にお任せすることが一番最高の「支援(?)」とも感じるのです。ある発達障がいの方は所属する会社の社長よりもはるかに長い間会社で働いています。人づきあいが特に上手でもなく、本人はやはり自分の思うような人間関係は築けず、困りながらも数々の山谷を乗り越えてきています。でもその様子は会社と一体化されているのです。本人も仕事のやりがいや楽しさを感じ、やめるという言葉は一切出てきません。 上で書かせていただいた”職場の理解”のその先に出来上がった本人と会社(職場)の関係です。 家族にはその点をお伝えしつつも、それでもぬぐい切れない家族のご心配にも心を合わせてゆきたいと思います。 支援スタッフとして、このようにして働き続ける方を心より敬服いたしておりますし、本人から多くのことを学ばせていただいています。 働きがい、生きがいとは「これ」なのかもしれません。

  • 発達障がい 家族⑤~年金~

    私がここで「年金」をテーマにすると、皆さんは「障害基礎年金」と思われるかもしれません。確かに年金は、ユースターで障がい者の方の就労支援をさせていただく中で、頻繁に出て来る項目です。障害基礎年金と収入はどのような関係か、両方得るには、障害基礎年金が無いとどうなるのか?そもそも年金受給できるのか?など、疑問やわからないことは限りなくあり、ご質問も多くいただきます。 今日は、あえてその障害基礎年金だけではなく『就労と関わる年金』について、発達障がいの方からご相談をいただく内容を一部お話ししたいと思います。 まず、ご存じの方は多いと思いますが、日本の年金は2階建て、3階建てというしくみになっています。 その中でも、知ってそうで知らないものに『厚生年金』があります。 なぜ就職して働くのか?という疑問に端的に理論的な回答を求める方には、「会社に雇用されて働くと、将来、基礎年金の上に厚生年金が上乗せでもらえます」とお答えすることがあります。 このブログシリーズ「生計」でも触れましたが、将来必要なものは一定の収入です。ご家族などがいなくなっても必要な収入が確保されているかは誰しもが気になる点です。 収入のために働くというのはわかりやすいですが「収入=給料」だけではないことは、あまり考えたことはないのではないでしょうか?。 働き続ける事で将来自分が得る厚生年金、そして就職する会社によっては3階部分の追加部分も得ることができることを知ると就職して働く意識も変わるかもしれません。 将来の生計を考えると、やはり、毎日大変ではありますが、長く働き続ける事は、毎月の収入だけではなく、将来の自分の安心につながることを理解いただけると良いです。 そして、ご家族は、本人が障害基礎年金以外の年金を得る、具体的には本人が65歳になる時のことまで心配できない、ということは本音としてあるかもしれません。 本人の将来のことを考えると、本人が高齢になりリタイアした後のお金、収入を考えて、厚生年金適用事業所に就職することは大事なことなのだと思います。 それゆえに、ユースターでは必ずハローワークを通して求人紹介のあった会社に就職をしていただくことにしています。 まれに、ご自分でそれ以外の会社(例えば知り合いの個人事業者など)に就職を決めていく方もいらっしゃいますが、公的年金制度に則った事業所であるかを確認する必要があります。万が一にもそういった制度を受けれない、という事態にならないようにしないといけません。

まずはお気軽にご相談ください
施設の見学や体験学習など随時行っております。

Copyright © youfirst ALL RIGHTS RESERVED.

株式会社ユーファースト

〒063-0865 

北海道札幌市西区八軒5条東2丁目6番23号
TEL : 011-688-5491 

FAX : 011-688-5492

bottom of page