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空の検索で867件の結果が見つかりました。

  • 人事部

    障がい者雇用をサポートする就労支援を進めるにあたって、私たち、支援を担当している就労移行支援事業所ユースターは、企業の「人事部」と密接な関係を持ちます。 ここで言う「人事部」とは、いわゆる企業の採用部門になりますが、就職した先の企業の人事部や人事が採用の他にどのような機能を持っているのかを知ることは、就職後の本人をサポートする上で役立つ情報になるのです。 一般的に、人事部は社員の配置転換、人事管理、人事評価、人材戦略のように、人材確保だけではなく「人材を活用する」ための環境を整える業務も担当するものです。 しかし、人事部の機能は会社によって微妙に異なるのです。 皆さんに人事部についてのイメージをお聞きすると、採用や給与計算をする部署・・と思う方が多いのですが、例えば給与計算は人事部ではなく労務部が行う会社も多いですし、中小企業の場合は人事部や経営者が一括して行っているところもあります。 障がいのある方の就労支援を担う立場として、就労移行支援事業所ユースターとしては、ユースターを利用して企業に就職をされる方が、長く働き続けるために、就労する本人だけに対して支援をしてもうまくゆかないことが多いのです。 当然のことではありますが、雇う企業に対しても支援が必要で、それも長く続く支援が不可欠になるのです。 ここで「企業に対しての支援」というと範囲は広いのですが、もっと絞ると、経営者、配属された部署、そして「人事部」に対しての支援なのです。 就労者の方を「人事部」が人事管理をするのですが、その中で、人事部として何か迷っていることはないか・・判断しかねていることはないか・・会社の人材育成と本人のマッチングはできているか・・などを、私達支援者が人事部としっかり連携しながらフォローしてゆくことが必要となるのです。 その企業の持つ人事の機能を、本人に対して十分に提供していただくために、きめ細かい人事部への配慮を就労支援の中で欠かさずに続けたいと思います。 人事に長けている企業の人事部であっても、障がいのある方の働き方については経験が浅い場合もあり、必要以上の配慮で働きにくくなったり、その逆のことが起こったりするからです。 大企業では、障がいのある方への人事管理に専門の社員を配置する場合もありますが、昨今そういった機能を維持できる企業が減少しているのが現実です。 そこで就労移行支援事業所ユースターのような障がい者雇用を支援する機関がしっかりと企業や人事部と関わり本人を支えてゆく必要があるのです。

  • 障がい者の就職ガイド

    障がいのある方への就職ガイドについて、就労支援を担う就労移行支援事業所ユースターの実践からまとめてみます。 かつては、終身雇用があたりまえの価値観の時代でしたので、どの会社に採用されるか、会社に選んでもらえるかが就職活動の大事なポイントでした。 ご存知の通り、今の時代は、会社を選ぶ前にやりたい仕事を選ぶ時代です。 それらの変化は障がいの有無によって違いはありません。 しかし、障がいがある方は、それらの”仕事を選ぶ”ポイントである「自分がやりたい仕事」に加えて・・「無理なくできそうな仕事、自分がやり続けられそうな業務の種類、自分が働ける環境」がとても大事になります。 ①無理なくできそうな仕事 ②やり続けられそうな業務 ③働ける環境 ①無理なくできそうな仕事 周りにどう見えるか、有名か、人気か、といった基準は他人が決めている一般評価です。一般的にどうかではなく、自分が無理なくできそうな仕事は何かをリアルに考えて欲しいと思います。 具体的には、体調が悪いときや気持ちが向かないときなど、自分の調子が悪い時にもできそうな仕事は何かを考えてみるのも良いかもしれません。 また、今までやったことはないか、学生時代やバイトでやったことはあるか、ではやったことのある仕事をとっかかりにして「特に苦痛なくできたか」を思い出してみることだけでも「自分と仕事の相性」をイメージするヒントになります。 ②やり続けられそうな業務 自分にとって難しくない業務であることは、仕事を選ぶ際に大事ですが、人によって違いはありますが、何年もの間、やり続けられそうな業務というのは、たまに変化があったり、レベルアップがあったり、と少しの変化も伴う業務だったりします。 ③働ける環境 環境とは文字通り、人、場所、空間など職場にまつわる全てです。 どのような人と一緒に働くのかは、働いてみないとわかりません。特定の一人で決めず、職場の人の作る全体の空気を見て、自分に合いそうかを見れると良いです。また同僚上司などは変わる可能性が高いので、特定の一人だけが自分に親切であったので良い職場であろう、と決めないように全体を見ると良いです。 あらためてこの3点を見て、「自分ではわからない・・」と思うこともあるのではないでしょうか? 誰しも自分一人だけで全てはわかりません、他の人がどう見るかを聞くことでわかることもありますし、自分自身についても、経験することでわかる場合もあります。 そのために、全て自分で決めるのではなく、人の意見を聞いたり働く体験や模擬的な経験ができると良いと思います。 そして忘れてはならないのは、色々な人の意見を聞いても、就職先の最終決定だけは誰にも任せずに「自分でする」ということです。 人の意見を聞いたり、実習などで体験するために活用できるのが『就労支援者』です。 就労支援を行う支援者は、就職に向けて伴走する人ですが、中には就職手続きをするだけの関わりで終わってしまう場合もあります。 できれば、それだけではなく、前述の3点について、しっかり意見やアドバイスをもらえる支援者や支援施設を選ぶ必要があります。またそれだけではなく、自分の潜在的な力を伸ばすために動く支援者と出会うことも大事です。 例えば、私たち就労移行支援事業所ユースターでは、就職前の準備として、今の状態から①~③を見極めて一緒に確認します。そして①~③のそれぞれを、できるだけ広げたりレベルアップするプログラムを行います。

  • 個性が生かされる福祉と就労支援②

    福祉のしくみ、特に就労支援にスポットをあて、個性が生きる良い就労支援とは何かを書かせていただいています。 ・・就労アセスメントという言葉があります。 その方の働く力を評価するものですが、それ自体も進化していて、ある方の就労アセスメントは、過去は単に「〇〇の仕事ができる」「〇〇が苦手」という評価だけでしたが、今は、本人が持つ潜在的な感性や価値観も合わせてみることで、仕事観や将来設計力なども見ることが求められているのです。 「本人が持つ潜在的な力を、誰が発見するのか?そしてそれを生かしながら生きてゆくことが叶えられているのか?」を考える際、今の福祉制度の就労支援では支えきれていない部分もあるのではないでしょうか。 前のブログで、包括ケアのように福祉サービスのコーディネートについて触れましたが、コーディネートは同時にカスタマイズでなければなりません。 今の福祉制度の就労支援には、働きたいという方の潜在的な力をしっかり発揮できるように支援する「柔軟性」や「余裕」あるいは「余白」という部分に乏しさを感じます。 当たり前に尊重されるべき一人の人格と個性よりも、形としての社会参加をすることが優先されているように感じます。 つまり学校でも福祉施設でも〇〇人の就職者が出た、ということが就労支援の良し悪しの基準になっているように見えます。 本当はそこではなく、本人が障がいを持ちながらも自分の魅力や個性を生かした働き方ができたとか、力を発揮しやすい環境でキャリアを積んでいるかという点が就労支援の良し悪しの基準になるべきだと思うのです。 今はやろうと思えば、どこの場所でも働ける時代です。自宅はもちろん、リゾート地でバカンスと両立しながら仕事をする・・家族と過ごしつつ仕事をする・・自分の代わりにアバターに会議参加や仕事に従事させるなど、働く方法や目的は多彩で、かつての就労とはまったく違ってきています。 就労移行支援事業所ユースターの就労支援の例ですが・・・ 自分の強みを生かして就労をする、といいながら、私達支援スタッフは、つい支援施設に来ないと支援ができない、就労支援施設は毎日通う前提で制度が作られている・・など多くの制約とのジレンマを感じながら、障がいのある方の個性が福祉のシステムに合致しなければ、その方の生き方を、事実上受け付けない状態にすらなっていることに大きな痛みを感じます。 例えば、他人との接触自体が怖い、緊張が高すぎるなどに悩んでいる人は、家にいることが唯一自分を保てる環境なのかもしれません。そして、その状態であれば自分の個性とスキルを発揮できるとします。 その方がリモートで働くことを想定したリモートの環境での就労支援を受ける事は、ナチュラルな自分に環境を合わせた支援と言えます。 たしかに、福祉制度の就労支援の中に、リモート(非対面)という方法を使った支援も選択肢としては認められています。しかし、通って働く、毎日働く・・を基準とした制約に阻まれることも多くあるのです。 更に、その制約のために、自分は例外的なことをしていると感じて「福祉や社会のシステムに合わせるために、自分が変わらなければならない」とプレッシャーを受けている場合もあるのです。そうだとしたら、その方にこそ安心をもたらす福祉であるべきなのだと思います。 そもそも施設に通う支援か?リモートか?、と分けること自体がナンセンスな時代にいることを改めて認識したいです。 本人と支援者が合意したものであれば・・本人の個性が生きる支援であれば・・それはまさに満足をもたらす支援なのではないかと思うからです。 ナチュラルな自分と社会の間で葛藤している方は多くいらっしゃると思います。 本人が望む働き方への就労支援、もっとシンプルでリアルで、あたりまえのようにある就労支援を目指したいと思います。

  • メモ

    就労移行支援事業所ユースターでは、メモを取ることを推奨しています。 特に、これから社会で働く方にとっては、メモを取ることで、以下のような力が備わってくると思うからです。 1、聞いたことを一度「まとめる」 2、耳から入る情報を「文字にする」 3、大事なこと、必要なことを「取捨選択」する 4、メモをとるために「良く聞く」 5、自分の実績を「蓄積」できる メモを取ったり、書きとめることでそれを忘却にゆだねてしまう・・・とメモを取ることに否定的な人もいます。 確かに、メモを取ることで安心してしまい、内容に注意を払わなくなったり、いつでも確認できるからと忘れたりするから、とその場で聞いて理解することをあきらめる場合もあるかもしれません。 確かにメモがあるから、と安心してしまうことはあります。 私ごとですが、私も学生時代、授業で一生懸命にノートを取ったときに限って、それで満足してしまい、授業後に内容を思い出せず・・ということがありました。(1回2回の経験ではありません(苦) しかし、そのような反対論はあったとしても、冒頭のメリットは無視できないと思います。特に、今まで、メモをとった経験が少なかった方には、メモを取ることで芽生える力や得るメリットは特に多いと思います。 忘れないためにメモを取るか、忘れるためにとるかは個人の判断にお任せして、まずは効果的にメモをとれる力を身につけて損はないことを感じて欲しいと思います。 社会の場面を考慮する際、メモを取る姿勢は何よりも相手から信頼を得やすい重要なコミュニケーションの一つです。 ここで言うコミュニケーションとは、会話や言葉ではなく、相手との交流です。 自分が話しているとき、相手がメモを取っていると、それだけで、自分もしっかりとわかりやすく伝えようとしますし、配慮をいただける方であれば、メモを取る速度=理解の速度、ということがわかり、自分のメモの速度に合わせて、ゆっくり話してくれることも期待できるからです。 このように、メモを取る効果は、自分への信頼だけではなく、相手に対して、さりげなく具体的な形で配慮を求める、ということにもなると思います。 言葉だけのやりとりが生活の大半である中で、メモは相手に何らかの負担をかけずに、より多くの配慮、人間関係、自分のアピールができるベストなツールでもあるのです。

  • やらないという目標②

    『何をやらないかを決める』 について、前のブログの続きを書かせていただいています。 特に、就労移行支援事業所ユースターを利用される方や就職を目指す方が、何をやらないかを決める、ということは、とても意義あるものだと感じます。 特に過去に企業で働いていた方が何らかの原因で退職をし、ユースターに通いながら転職を目指す場合、次の場所への就職を急ぎがちです。 ◆今まで働いていたのだから、次も大丈夫だ・・・ ◆今さら就職の準備に時間をとるものではないと思う ◆働くことは良くわかっているから自信がある ◆以前働いていたから、家族や知り合いは、すぐに転職するものだと思っている ・・・・・ もちろん、その全て、おっしゃる通りですし、すぐ働き始める方法も『アリ』です。 しかし、前職を退職した原因を、企業や職場にあると思っている場合に、その状況であっても、自分側の原因は何かなかったか、を今だからこそ分析して、同じことが起きた場合に、どうするのかを考えてしっかりと備えられるようになってから就職をする。。。 という計画も『アリ』です・・ 一人一人の過去の経験、現時点で持っている力によって、何が良いのか?は大きく異なりますので一概には何が良いかは言えません。 それは、就職自体を目標としてゆくのか、就職のためにするべきことを計画するのか、の違いなのかもしれません。 ここで避けたいのは、単に「就職する」ということだけを計画して終わらせてしまうことです。 なぜなら、就職自体は手続きであって、本番はその後に続くものであるからです。そして、目標の実体は、就職して社会で活動することだからだと思うからです。 最後に、自分が今まで続けてきた1日24時間の過ごし方は変わらずに残るとすると、そこに新たな行動目標を単純にプラスすると、自分の良い生活のルーチンが崩れる可能性もあるということです。そうならないためにも、新しい目標を設定するときには、何かをやめる、くらいの覚悟が必要なのかもしれません。

  • やらないという目標①

    何をやらないかを決めるのが大事、という言葉があります。 何かをやる、ということを決めるのは比較的簡単ですし、言葉で言うだけならすぐにでもできます。 実現させるために多くの努力が必要になる目標もありますが、少しの心構えだけで達成できる目標もあります。 自分のために何かをやるという目標を作ることは、前向きにも感じますし、違法であったり、公序良俗違反ではない限り、基本的に肯定的に受けとめたいと思います。 しかし「何かをやらないことを目標にする」というのはあまり馴染みがなく、周りの理解を得にくくなる場合もあるのです。 例えば、就労移行支援事業所ユースターの場合ですと「(〇〇年の間は)就職をしない」という目標を設定する方がいます。かなり少ないですが。。。。 「〇〇をやらない」を目標にする、というだけでは意義を失ってしまいがちです。しかし、その後に次のような項目が加われば、やらない目標に大きな意味を持たせることになります。 ・”今できるけれども我慢して〇〇のチャンスを待つ” ・”行動に移さずに、動向を分析し戦略を練る” ・”〇〇のために今は△△に専念する” ・その他 人手不足で多くの企業が人材を欲しがる時代・・・・選り好みをしなければ就職して働く先は比較的あるのが実際のところです。 そういった状況でも、就職をせず自分を磨いたり、基礎的な力を身につけることに一定時間を費やす、という計画もアリなのかと思います。 人によっては、自分に必要なことは何かを認識して、就職をする前の段階で整えておいた方が安心して転職できる、とおっしゃいます。 ユースターの利用の方法は多様です。 ①力を身につける ②自分を取り戻す ③過去に区切りをつける ④支援者の輪を得る ⑤自分の今後の人生を考える ⑥その他・・・さまざま これらの使い方はとても賢明ですばらしいと思います。他の人から見ると何もしないでいるようにも見えますが、そういった時間こそ自分が変わるきっかけになることがあるのです。

  • 聞いたことある

    就労移行支援事業所ユースターで社会性を身につけるために「講座」の形式で、社会のことを知り、社会で生きる知識を得る時間があります。 広範囲のテーマを数多く扱っていて、中には難しいものや簡単すぎるもありますので、参加されるユースターを利用される方の中には「飽きてしまう」こともあると思います。しかしその空気に圧されながらも、支援スタッフは、伝える使命から(?かっこつけています💦)講座を開催させていただいているのです。 皆さん(空気を読んで)「勉強になったー・・」と反応して下さり、それに気を良くしてしまう未熟な私もいるのですが・・・💦 それはそれとして、今まで「飽きた」という言葉をおっしゃる参加者は実際は少なくて、本当は飽きているというより「またこのテーマかー」と新しくないもの、と感じている方はいらっしゃるのではないかと思います。 つまり「どこかで聞いたことあるなー」と思い込んでいるのではないでしょうか。 「聞いたことがある」話しは世間にいっぱい溢れていると思います。 恐らく私たちが忘れてしまっているだけで、同じような話題や全く同じ材料、テーマはたくさんあるのだと思います。 実際私も研修等に参加するときに、年を重ねてゆくごとに「この話し聞いたことある」とか「あーまたこのテーマね」と感じることは増えているように思います。もちろん否定的な意味で取るのではなく、進んでその話を聞きに行く自分としては、同じテーマを違う講師がどのような視点や解釈で話されるのか・・新たな別の角度からの「見方」がとても勉強になるのです。 そこで「聞いたことがある」ことを、あえて何度もお話しする、できるだけ別の支援スタッフや、特にユースター外の方にもお話しいただく意義はとても大きいと思っています。 就労に関わるテーマ、社会に出るために必要なテーマを大括りでまとめしまうと、種類はそれほど多くはないと思うのです。 そしてそれらの少ないテーマを違った視点で解説したり、時にはノウハウとして「解決する方法」に徹した説明があったり・・と色々な形で聞くことで、大事なことが網羅的に少しづつ頭に染み込んでゆくのではないでしょうか。 言えることとしては、大括りにしたそれらのテーマは、どの時代であっても、どのような状況でも、おさえておくべき大事なことだということです。 これからも、聞いたことのある話題を、もっと積極的に聞いて楽しみたいと思います。

  • 等②

    前回のブログ「等」についての続きになります。今日は、就労支援への影響です。 「等」からうける、かなり大きな影響の一つに”お仕事の検索”があります。 就労移行支援事業所ユースターを利用される方と一緒に、お仕事を求人票やインターネットで検索するとき「仕事内容」は、当然のごとくに穴の開くように見ます。さがしている本人も仕事内容を一字一句読み取ろう、そしてイメージしようとしている姿があります。(いつのまにか本人よりも支援スタッフの方が没頭している様子もたびたびですが(笑)・・・) 例えば、事務職員募集のお仕事内容に 「電話対応、事務補助等」 と書かれてあるのと 「パソコンでのデータ入力、事務補助等」 と書かれてある2つがあったとします。イメージする仕事は違いますか? この2つの例の場合、事務職は元々広くさまざまなことに対応しなければなりませんので、どちらの求人もほぼ同じ業務内容をこなさなければならないかもしれません、つまり両方とも電話対応もあるし、パソコン業務もある可能性があります。 人に対して何かのやりとりをすることに極端に緊張を感じるので、接客業ではなく、事務所で書類やパソコンと仕事をしたい・・と思って事務職のお仕事をさがしている方もいらっしゃいます。 しかし、実際に事務職に就くと、頻繁に電話対応をしなければならない職場であって、あるいは電話対応はなくても、来客応対が一日に1~2回あった。 頻度は少ないので、大丈夫と思っていた企業ではあるが、本人は「いつ誰がくるのかわからず、ずっと緊張していて、何も考えられない・・・」ということから退職を余儀なくされる場合も、今までの経験でありました。 中には、多くの事務業務ああって、明確に役割分担ができている職場もあり、仕事内容を限定できる場合もあります。たとえばパソコンを使った作業をしていて、電話がなっても出なくて良い、来客に呼ばれても反応しなくても良い、という場合もあります。 ここでいう「等」で覆われた内容が何かは死活問題なのです! お仕事の求人票の一つをとっても、そこで使われる言葉や書き方の厳密な規定はありませんので、せめて一番最初に出てくる仕事内容が最も多い仕事、就業時間の〇〇割以上を占めるもの・・といった規定でもあるともう少しわかりやすいかもしれませんね。

  • 等①

    今日のテーマは、一文字の「等」です。 『等』という単語はとても便利で、私も頻発・・いや乱発とも言えてしまうほど使っています。 とても便利、と思う理由は「〇は△です」・・と〇に対応するものが一種類だけのときには「等」は不要なのですが、複数の類似するものがあるとき、絞れないときに「等」とまとめてしまうことができるからです。多くの方が便利に使われているのではないでしょうか? でも読み手からすると、「あ~そうか、〇は△だったのか~」と信じ、知識として頭に入れようとした瞬間「等」が文末にあるのが目に飛び込んできた時、「この他にもあるんだ」とい少し気になるかもしれないです。「等」を見た時は、どのように反応したら良いのか困る時もあります。 正直に言いまして、あまり気にせず、むしろ「等」は無かったかのようにスルーする時もあるのではないでしょうか?私は「等」を想像してもしかたがないので、スルーすることが多いです。 どうしても、具体的に表わされているもの、それも特に最初に出ている言葉に意識や記憶が向きがちです。 例えば、「身体に良い栄養素は、、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等。。」と書かれてあったとします、いつの間にか「あー身体に良いのはタンパク質とビタミンとミネラルねー」とイメージしてしまいます、それが他の人に伝えるとき、大事な栄養素はタンパク質とビタミンとミネラルだけ、となってしまうことはないでしょうか?「等」に隠されている脂質、炭水化物はもちろん文字に出ている3栄養素と同等に大事なのはご存じの通りです。でもここでは表現の中では落選してしまっています。 つまり「等」は同等に大事なこと、隠れているけど同じだけ価値あるものが潜んでいる、と考えなければならない、と思います。 また、一方で、私もですが、断定できない、言い切れる自信がないときにも「等」を使ってしまうこともあります。私が「〇〇などかなあ~」とかいう時は疑って欲しいと思います💦 そのように、「等」に翻弄させられてあいまいに過ごしている自分を感じつつ、就労移行支援事業所ユースターを利用される方が歩みだす社会や会社組織の中でのあいまいさにどう備えたら良いか、を考えると、皆さんとても難しいチャレンジをされるのだ、と改めて感じます。そこで次のブログでは、就労支援の場で起こる「等」に翻弄される場面について触れさせていただきます。 (-つづく)

  • 新鮮さ

    写真は就職した方の働く様子ではありません・・ユースターで就職に向けて準備中の方の実習中の様子です。 この企業をお借りした実習では、支援者は比較的本人と距離をとってサポートをしています。その代わり企業で実習を受け入れてくださる担当の方が、お仕事を始め、その他社内で過ごす時間に対応をしてくださっています。 実習の醍醐味は、まさに”働く人との交流”です。お仕事自体も、もちろんその場では初めて体験するわけですから、緊張感、期待感が溢れ出るのですが、支援スタッフが期待するのはそれだけではありません。。 仕事の現場にいる人たち・仕事中の人たちから伝わってくる温度感、気迫、張り詰めた空気などを生で体験していただくことにあります。 ”慣れ”というものはとても人を強くしますが、一方で、慣れは時たま本人の成長をあきらめさせることもあります。 「前回はこれで良かったから、今日もこれでいいやー」と思ったことはありませんか?・・それです。 私はというと、その気持ちの繰り返しです・・結局、そこから新しいことや成長は見られないなあと感じるのです(苦💦) 就労移行支援事業所ユースターは、毎日同じ施設内で就職に向けた準備のトレーニングをします。日に2回、別の種類のプログラムを体験していただくのですが、それでも慣れがあります。慣れ自体はそれはそれで良いことですが、空間や人が変わらない毎日が続いてゆくと、以前に体験した「妥協」がだんだん自分のスタンダートとしてできあがり、行動、反応、考え方などに適用されてしまうのです。 変化は、誰でも苦手に思うことかもしれません。ですので、いつも違うというのは、心身が休まりませんが、新鮮さが大事な時もあります。 いたずらに初体験を頻発することなく、新鮮な体験に出会えるようにチャンスを作ってゆきたいと思っています。 施設の中では見なかった、いつの間にか仕事に没頭するようになっているユースターの利用者の方を見ると、社会で活躍する姿を重ね合わせたくなります。 そうなると、もう支援者が本人の「代わり」に何かをする、という役割ではなく、背中を押す役割になってくるのだと感じます。 実習中は、うまくゆくことだけではなく、苦労することも多いですが、施設内での苦労とは質が異なります。それぞれ自分の仕事を抱えている周囲の人は自分を待ってくれない、成果が期待される、でも優しく見守ってくれる・・そこで感じたこと、経験したことは、就職先や社会で必ず役に立つことばかりです。 皆さんの企業内の実習が、就職への大きなきっかけにつながるよう、これからも実習の場をドラマチックな経験や出会いの場にしてゆきたいと思います。

  • 多方面への肩入れ

    「多方面への肩入れ」ーおかしなタイトルと思われるかもしれません。。 しかし、これは誰からも一定の距離でいる「中立」とは違った考え方で、誰にも寄り添うという意味です。とても素敵だなと感じた考え方です。 就労移行支援事業所ユースターに相談に来られる方の中には、親子でいらっしゃる方がいます。 話題の主役はお子さんです。話題は、お子さんの就職を通した社会人としての自立などが多いです。 主役であるお子さんは、意識しているかどうかに関係なく、親に見守ってもらっている、親に守られている、気にかけてもらっている・・という安心感とともに、判断を親に頼る場面もたびたび見受けられます。 親御さんの方は、もちろんお子さんを大切に思われ、心配や不安、期待などから、本人と一緒に相談したいと思って同席される場合や、お子さんが自分のことを説明できないかもしれないから、という理由から同席される場合もあります。 本人一人での相談もそうですが、親子で一緒にご相談されることも素晴らしいことだと思います。それは、本人の将来やベストな進路をご家族のテーマとして一緒に考えられるからです。また、色々な立場の人が本人を見守り、寄り添っているということで本人は安心感を持ち前に踏み出しやすくなるからです。 孤独孤立感はやはり本人にとっては避けたいことですから。。。 しかし、別の視点では、自分ではわからないであろうから・・本人自身の希望もわからないまま、本人が同席していながらも周りが決めることもたまにあります。 本人抜きの総意ということもあります。本人<周りの人という順列です。 また、本人自身がそれ(誰かが決めてくれること)を望んでいる場合もあるのです。 このような時、「家族に依存している」とか「自立できていない」と言ってしまう時もあるのです。私たち支援スタッフをはじめ、本人を取り巻く周りの人が考えなければならないことかもしれません。 難しい時もあるのですが、本人の将来を相談する際には、本人の ①今の状態 ②純粋な希望 をつかみ、意識することは当然のことなのだと思います。 そこで大事なこととして「多方面への肩入れ」があります。 支援スタッフが、中立とは違って本人、家族、誰にも同じように寄り添ってゆきたいと思います。 例えば困っている側の想いの共有や助言でしょうか? 本人の想い、親や家族の想い・・それぞれには濃淡があるかもしれませんが、たとえお話しの9割が家族から発せられ、本人は1割しか表出できていなくても、両方とも100%のものなのです。

  • けろっとする

    一つ前のブログで「レジリエンス」について書かせていただきました。 そのブログに反響もいただきましたので、今日は「けろっとする」人について、今まで出会った方やまた就労移行支援事業所ユースターを利用される方との関わりから、以下のタイプの方について書かせていただきます。 ●ストレスを受けても回復できる方 ●元々ストレスをストレスと感じずに前進する方 ●ストレスを受けない方 上記3点は似ているタイプの方です。平たい言葉で言い換えると・・ 『けろっとできる方』 です。 もちろん良い意味、自分の持つポジティブな特徴としての”けろっと”できる方です。 他の方にはストレスに感じること、ストレスであることはわかるものの、自分はストレスに感じないと言い切れる、あるいはストレスに感じながらも切り捨てられる方もいます。 さらに凄腕なのは、ストレスを自分の力にすることができる方もいます。(アスリートなどは、応援をプレッシャーではなく、自分を高めるものにできるのかもしれません) これらの方々は、レジリエンスがある方というより、元々強い方なのです。レジリエンスではなく「ハーディネス」のある方と言ったりするそうです。 レジリエンスとは違って、ハーディネスは獲得をする力ではなく、元々もっている力です。他の人から見ると、逆境に対して”けろっと”している人です。 そして、同じストレスになることでもプレッシャーと取るか、力となるものと捉えるかで、その方に対する影響が全く違ってくるのです。 ユースターを利用される方が就職する際、支援スタッフは一丸となって応援しますが、応援を力として受け取り頑張る方がいる一方で、その応援を「プレッシャー」として「失敗することは許されない、失敗したら二度と支援してくれない・・」と捉える方もいらっしゃいます。 後者の方にはユースターの支援スタッフが応援していることをあからさまにしないで控えつつ、または見えない応援をします。例えば、複数スタッフが入れ替わり立ち代わり本人と就職の話題をしたり、頑張れの言葉を渡すのではなく、いつでも戻る場所としてユースターは変わらずあることをさりげなくお示しします。 一方、前者の方は最初から「いよいよですね、頑張りましょう」という意味のメッセージをお伝えしつつ、大変なこともあるかもしれませんが、その先にはすばらしい将来があることなど、希望を共有します。 ユースターに初めて来られる方は、最初は「緊張する」とおっしゃる方がいます。その緊張を自分の力にすることができるよう・・つまりレジリエンスを持っていただけるように支援ができればと思っています。

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