自立を自律と書く場合があります。
福祉の業界では、特に好んで使われる言葉です。「 他からのコントロール、制約、強制などを受けずに、自分でできることは自分の意志で決めたり、行ったり・・」という事です。
福祉は、人を中心に据えて、それぞれの方を尊重しています、という理想を持っています。
・・であれば、他からの制約を受けないで行動する「自律」をサポートするのであれば、そのサポート自体が「制約」になってはいけないと思います。
自立は全て自分で、自律は自分でできることは自分で・・・という違いがあります。障がいなどで全てを自分で行うことが難しいと思い、自律をサポートして欲しいと希望される方へは、自律のサポートはありだと思います。しかし、その際は、必ず本人の認識する自律は何かをしっかり確認し、イメージを合わせないと、サポートは成り立たないと思います。
全員に一律に同じ支援、というのはこのイメージからは完全に外れるものです。
自分でできることは自分で・・という前に、もっと大事なことは、
自律できる部分、できない部分、そのどちらであっても「本人の自由意思を尊重する」ことです。言うまでもありませんが、このあたりまえのことが、特に一律の支援をしてしまう時に、守られないときがある気がします。ユースターでも同様の過ちが起こりえます。
自立か自律か、、という以前に大事な部分を忘れずに、ユースターでの支援を提供してゆきたいと思います。
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