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執筆者の写真吉岡 俊史

感性②

ユースターの皆さんとのふれあいの中で、同じことを見ていても、人によって感じ方の違いが大きいことに改めて気づきます。


例えば、わかりやすい例では、これから来る冬の季節、不安になっている方も安心している方もいらっしゃいます。

しかし、もっと目を惹くのは、その「中間にあるさまざまな想い」を持った方々が多いことです。。。。

例えばーわかりやすい例として夏と冬の会話から・・「冬に戦々恐々、冬が来て雪にはまることを考えると恐ろしささえ感じる」「冬は何となく湯鬱」「嫌いだけど夏よりいい」「寒いより暑い方が苦手なので消去法で冬が良い」「汗が苦手だから冬」「肌を出したくないので夏がきらい」「無関心」など・・・・


「中間にあるさまざまな想い」は多様ですし、そう感じる理由も無数にあるのです。社会で働いて生活する方々との関わりで、その方の感じ方を良いとか悪いとか変えないとダメ、と先入観で思ってしまうことはないでしょうか。特に私のような支援者はそれは絶対してはいけないと自分を戒めています。


今日、私がしてしまった、失敗会話(反省):
(ある方)「もう寒くなってきました、いやです」
(私)「そうですかあ?秋らしい空気もまだ感じますよねー、これで寒いといったら、これからが大変ですよ」
(ある方)「・・・」

そもそも、感性は、他の人が〇とか×とかで評価できるものはごくわずかなものだけではないでしょうか。当然ですが、人の感じ方ですので〇✕、高低、白黒などはないはずです。


感じ方に対して何か口をはさむより、まずは自分の五感を使って、その方の感性に気持ちを寄せてみたいといます。それによって、その方が発する感想や考えていることの真に近いものがわかるような気がするのです、(違うときもありますが)なぜなら、人が何かを発するとき、何かを感じたことを基に発信するはずだからです。


施設内で職員と利用者さんが会話しています
会話の中で皆さんの豊かな感性が光ります(本文中の会話と写真は直接関係しません)

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