top of page
執筆者の写真吉岡 俊史

性格

就労移行支援事業所ユースターとして、就労に向けたサポートをさせていただく中で、個人の性格と就職の関係を考えるときがあります。


因果関係とまでは言いませんが、就職を目指す方の性格とマッチングする就職先の間には何らかの関係があるような気がします。


性格といえば「明るい、前向き、楽観、悲観、ひっこみ思案・・」などの言葉に代表されるとおり、個人が生まれ持ってきたもので、個人についてまわるもの、というイメージがあります。


しかし、性格は育ってきた状況、仕事などの活動、その他、一言でいうと「環境」によっても変わってくるものです。


ご自分の性格をこう変えたい・・・とか自分の性格は嫌・・・と思っていらっしゃる方もいると思います。でも性格は自分の力だけではなかなか全て変えられるものでもないと思います。

そうなると、あとは自分の性格を良いように解釈するしかないのかもしれません。

例えば・・・・

「優柔不断」なのではなく「思慮深い」

「神経質」ではなく「几帳面」

「頑固」ではなく「芯が強い」「筋が通っている」

「マイペース」ではなく「落ち着いて冷静」

「落ち着きがない」ではなく「行動力がある」

「負けず嫌い」ではなく「上昇志向」

「わがまま」ではなく「意志を持っている」

・・・・などです。


でも、発想を転換してみますと、上記のように良いように変換するのではなく、もともと良い性格だったのに、悪いように自分で逆変換してしまったということもあるのではないでしょうか?。

言い換えれば、「環境」の影響でプラスからマイナスの解釈に変わった場合もあるのかもしれません。


行動力がある自分なのに、誰かに落ち着きが無いと言われて「自分はそうなのかー」と自分でマイナスの性格に変えてしまったのかもしれません。

逆変換したのであれば、心の余裕があるときに元に戻すべきなのです。


就職の面接ではプロフィールを色々と聞かれますし、意気込みまで聞かれることも多いです。恐らく面接官の多くは「性格」をより正確に知りたい(語呂合わせではないです)と思っているのです。


面接で「あなたは自分の性格をどのように思っていますか?」と単刀直入に聞かれることもありますが、志望者本人が答える以外に、自分の目で確かめたい、という面接官も多いのだと思います。

そして、あなたの性格は?と聞かれたら、なるべく上記の「右側(プラスに言い換えたあと)を言いたいですね。


ハートの木
自分の性格はそものを変えるより解釈を変える方が・・


閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

営業

Comments


bottom of page