気象病
- 吉岡 俊史

- 11月24日
- 読了時間: 3分
持病のある方だけではなく、持病の無い方でも、気圧、温度、湿度、天気等の変化で体調に不調を感じることがあります。
一般に「気象病」と呼ぶそうですが、知られているのは自律神経が乱れることで体調に影響が出てしまうということです。ある調査では、成人の4割近くがそのような症状を感じたことがあるそうです。
頭痛、関節痛、倦怠感などの症状があると、せっかく仕事がしたくてもできなかったり、気持ちが集中できなかったり、と自分でもコントロールできないことについても辛い思いをされると思います。
私達就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフは、施設内外の就労をしている方、就職を目指す方が、毎日のお仕事が、自分にとっても会社にとっても”意義深いもの”になるべく支援を行っていますが、体調の悪化や変化はそれぞれの方が自分でどれだけ周囲の方に伝えられるかでその後の就労への影響が違ってくることが多いのです。
たとえば就労されている方の場合、昨日まで上司の指示通り、ミスなく、きちんと仕事ができていた方が体調不良になり、数日お休みをしたとします。
その後、職場に戻ってきたあと、なぜか以前のようにパフォーマンスを発揮できない。。。
数日のお休み後は、上司から見ると、「やる気をなくしたの?、いいかげんになったか?」このように見えてしまう場合があります。
そのようなときは支援スタッフが本人とお話しして、今の状況、困っていること、お休み中の様子などをおうかがいすることがあります。
そこでたまに出てくるのは、特段生活に変化がないのに、急に体調と気持ちが変化して、自分でもとまどっている、という場合があります。
必ずではありませんが、季節の変わり目等(春など)にご相談を受けることもあります。
一概には言えませんし、医療面での判断はもちろん専門機関にお伺いするのですが、原因がわからないけれども体調を崩して、、ということで一番困っている本人とともに、どのように職場復帰を目指すか、そして会社にどのように説明してゆくのかなど、支援スタッフも都度一緒に思案をして出口を模索します。
気象病は難儀です、でも誰にでも起こる身近なものと考えて過信もしたくありません。
一番難しいのは、長引いた際に、会社に理解をしてもらって一緒に対応を考えてゆくことです。
こうなると病気の回復に並んで、会社の理解を求める交渉というもう一つのハードルの存在です。
配慮と支援・・・色々な場面や事象から考えるべきことかと思います。





コメント