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執筆者の写真吉岡 俊史

判断力②

判断力を高めるために、理論的に考える理性と、実際に行動するべきことを選択できるようになると良いです。


では、どのようにそれらの難しさを就労トレーニングの中で行ったら良いのか?明確な方法があるとは言えませんが、一つの拠りどころとして・・ありきたりではありますが「経験」ではないかと思っています。

更に言うと「判断をする経験」と「経験したことを受け入れる」ということです。


実践を経験することで「この場ではこれ(この判断)で良かった、でも違う場面ではこの(判断)の方が良かった」と思えると良いなと思います。たとえば目の前に賞味期限が迫った商品と余裕のある商品があったとします。今日食べるものであれば期限の迫ったものを買っても良い、という判断です。    

ただ、正直言って、念のために期限に余裕のあるものを手に取ってしまう時ってありませんか?  なぜならその方が新鮮だろう・・とか、万が一今日食べなかった時に焦らなくてよいから・・・など色々な「判断」をするからです。ですので、社会のSDGSの動きのもとでは「商品棚の手前から取りましょう」という呼びかけが起こるのです。

理論上の判断基準と、実践上の判断両方があるのです。


判断する行為は仕事だけではなく、生活上でも常に行われています。毎日判断の連続ですが、自分なりに一つの基準や決めたルールがあると、毎回一から考えなくても良く、比較的楽に生活できます。誰もが、自分が決めた基準でのみ生活したいと思っているのではないでしょうか。いつもいつも、何かを判断しなければならない状況は負荷がかかるものです。


従い、できるだけ自分で判断したくない、と思ってしまいます。特に仕事となると、自分にはどちらでも良いことも判断しなければならないこともありますので、なおさら判断基準を他に求めます。雇用する企業はその基準を提供することが必要なのですが、全てを提供できていないことが多く、自己判断や柔軟に判断できる社員に求めることもあります。

そして、判断力を養って、適切な時に適切に判断する社員は、会社にとってはとてもありがたい社員となるのです。


STOPの表示の前でどちらに行くか立ち止まります
会社の方針に従って、自分で判断できる社員が好まれる現実があります


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