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執筆者の写真吉岡 俊史

したく

突然ですが、人はいつでも何かの支度をしていると感じます・・・

今の季節でしたら「冬支度(ふゆじたく)でしょうか」(「遅い」と言われそうですが💦)


支度は、何かをするために準備や用意をするときに使いますが、個人的な印象ですが、やや色あせた表現のようにも思います(すみません)。。

「早く支度をして出発しよう」と若者が言っているイメージがなぜか浮かびません。

でも冬支度のように、昔からある慣習や言葉にはぴったりの印象があります。


そうなると、述べなければならないのが、就労準備支援・・就労移行支援事業所ユースターです。「準備」と名前が入っているだけに『就職するために支度をする場所』がユースターとなるのでしょうか?。。


が・・・。


何かの準備をすることで支度をするのはわかりますが「就職の支度をするための就労支援」という表現はやや違和感がありますし、正直、そのような言葉を誰かに言われたこともありません。


それもそのはず、「支度」とは主に・・

”食事や服装、「行動に必要なものを揃えること」”を指す

ということで、就職はそのどれとも違うからではないでしょうか。


食事や服装はもちろん違うとしても、せめて「行動に必要なものを揃える」のは「就職」に近いかも?・・とも考えました。しかし、それでもしっくりいかないのは、恐らく、就職は何かを揃えるだけでできるものではないから、ではないでしょうか。


何かを揃えることで就職をするのではなく、必要だ!・・やりたい!・・など自分自身の気持ちが乗ってきてピークにたどり着いたとき、決心をして飛び出すのが就職なのだと思うからです。

行動に必要なもの、例えば職業の種類を知ったり、企業情報を得たり、社会のルールを知ったりといった知識や情報を揃えるのは、実はその就職をする気持ちのピークと決心があった後かもしれない、と思ったのです。


乱暴な言い方かもしれませんが、つまりは「就職は支度をして臨むものではなく、自分自身の気持ちが盛り上がって、勇気と期待と不安が一つになり、踏み出すもの」なのかもしれません。


冬支度、先送りにしている諸々の支度・・やらねば・・・


雪囲いの写真
雪囲い・冬支度の象徴ですね。就職の支度はもっと複雑な支度ですね

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