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シンボル

執筆者の写真: 吉岡 俊史吉岡 俊史

イギリスにとってのとても大きな悲しみが訪れました。また同時に転換の時が来ました・・・・・エリザベス女王がお亡くなりになり、国王チャールズ3世が即位されたのです。エリザベス女王は、世界中の人からの畏敬の念を抱かれていた女王だったのだと思います。勝手ながら、イギリスだから特に感じます・・・

 というのは、イギリスという名称は日本で使われている特有の呼び方で、本当は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で(the United Kingdom of Great Britain and Northern IrelandつまりUKと呼ばれるもの)、その連合王国には北アイルランドやスコットランドが入ります。外から見て一つの国イギリスでも、複雑な歴史や状況を抱えながら、それぞれの地域をまとめているからです。


日本語で言うイギリスが、今まで複数の地域を一つにまとめてきたのも、そこにはシンボルがあったからではないでしょうか?・・・。

それも、政治や制度でつくる統一ではなく、心がつながるもの・・端的な例がエリザベス女王だったのかもしれません。エリザベス女王が多くの人々から尊敬され、畏敬の念を抱かれてきたことは、複数の地域をまとめる、今日のイギリスのためにはとても重要だったのかもしれない、と勝手に感じています。


シンボルとは何でしょうか?それは外部から作ろうとしても、真なるシンボルは、なかなか作るのは難しいのかと思います。代表者、エンブレム、ロゴ・・形としては簡単に作れても、人々の心にとどまるシンボルになるためには、シンボル自体が相当な努力や貢献、功績を残していく必要があるのかもしれません。


この機会に、心に残る、心をつなぐ支援について考えてみました。

ユースターの行う就労支援は、利用される皆さんから支持されるものではなければなりません。そのためには日々の努力はもちろんですが、それだけではなく、技術や工夫、対話や挑戦も続けないといけないです。そして大事なことは、心かと思います。


心に残る支援、心をつなぐ支援にするために、利用される方の立場や想いを考えながら、そして、ご本人を取り巻く企業や社会の人々のことも考えながら、社会の中で現実的に展開される支援を行ってまいります。


英国の旗
それぞれの場所にシンボルがあります。心に残るシンボルがあると良いです


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