ユースターに新しく来られる方の中には、既に社会で働いた経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
中には、会社で戦力となって活躍され、会社から頼りにされていた方も多くいらっしゃいます。
「社会で働き続けること」を考える際、所属していた会社で、戦力になっていたのであれば、そこを退職することはないのでは?と考えがちです。しかし、会社のために働き続けたからこそ、一旦退職をしたい、と思うこともあるのです。
個人個人事情は全く異なりますので、一概には言えませんが、たとえば、とてもまじめに勤務し、勤怠も問題無く、また期待されたことを忠実にやり遂げてきた方がいたとします。
会社にとっては全く問題ない状況ですし、会社としては、辞める理由は無いと思い込んでいたはずです。しかし、働く本人から見ると、状況は異なり、毎日を精一杯頑張ってきたが、その先に目えるものが何なのかが仕事から見いだせなかったり、毎日が同じパターンで、仕事内容も同じことの繰り返しであった場合、どこに次の目標を設定したら良いかもわからなくなってしまう、ということもあるのではないでしょうか。
特に障がいなどがあり、会社や周囲の方からの配慮があって勤務する場合、周囲の方は、新しい事やイレギュラー、変化を避けてしまいがちです。つまり配慮の末に無刺激、無成長となってしまう可能性があるのです。
人間だれしも成長しながら自分のモチベーションを確かめます。上りたいと思っている方は、階段が見えないと、上には登れません。雇用者としての会社は、上りたくない人とそうでない人を、見極めていかないといけません。
今の業務が順調だから同じことを続けるのは良い方法かもしれませんが、良く本人の気持ちを確認する必要がありますし、たとえ同じ仕事を続けたいと言ったとしても、そこには新鮮な発見、改善、気づきや感動がないと続きません。
同じ作業や業務の中にもマンネリは禁物だと思います。
順調ゆえに、必要な支援があるのです。
※そのために、就職後も長期間に渡る見守り支援や、働く限り、本人とつながる支援が必要になると考え、当社では、独自事業のキャリアセンター・ユーディーを設立しています。
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