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金銭管理の方法

金銭管理の方法に苦労をしている方は就労移行支援事業所ユースターを利用されている方の中にもいらっしゃいます。

苦労といっても、本人がうまくできずに困っているのではなく、本人は全く困っていない場合もあります。そのときは、ご家族や支援機関など他の人がカバーしている、というのが現実です。


そのような方とお話しして感じるのは、特にお金を使いすぎる場合は、本人もご家族も困り感がわかりやすいのですが、その逆は困り感が少ない場合が多いということです。

「困っている・・」と書きますと、お金を計画的に使えずに、必要な時に手元にお金が残っていない・・ということを想像しがちです。

しかし、実は逆のパターンも少なくないのです。つまり、「使わず」「使えず」に、ひたすら貯まり続けている、という状況です。


まわりの人も「使わずに貯めているのだから」とつい”良いこと・・”として本人に任せがちになるようで、実はそれで本人も「このままで問題ない」と思っていることがあります。


貯金をするのはとても良いのは誰しも思いますが、それは計画的にやってこそ・・ということも言えます。


貯まった額を把握していなかったり、そのまま放置しているだけで、お金の使い方、金額の感覚などが備わらないと、肝心の時に使えない、金銭感覚も育ちにくい、ということもあるのではないでしょうか?


物やサービスの価格(物価)、生活費、お金を使う優先度・・などを知っていないと

、金銭感覚や計画的にお金を使うということが身につきにくいのです。


就労移行支援事業所ユースターではお金を適切に使うこと、使う優先度を知ること、収入と支出の実額を感覚として知る。。などを含めた金銭管理トレーニングを行っています。


それは使いすぎることの予防だけではなく、使わなさすぎること、つまり「使うタイミングや金額を知ったうえで使わないようにする」ということができると良いと思うからです。

もちろん障がいのある方だけに限らず、誰にでもいえることなのかもしれませんが。。


数字を紙に書いて計算するだけではなかなか身につきにくい金銭感覚。

多少、難しくなりますが、収入と支出のバランスを知ったり、人生という長い時間の中で、お金を大量に使うとき(家を建てるなど?)、その後の手持ちの資金など、考えることは多くあるかもしれません。


ユースターでは、今後もゲームのような活動からお金の出入りの感覚を得たり、収入ー貯蓄ー支出の流れを自分の生活に重ねてリアルに体験してゆく活動を続けてゆきます。


電卓で帳簿をつける人
出ていくお金、今は出さないで1年後に出すお金、ずっと出さないようにするお金







 
 
 

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