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執筆者の写真吉岡 俊史

繰り返すから使えるようになる

同じことを繰り返し行うことで、その行為をしっかり覚えますし、そのうちあまり意識しなくても・・神経を使わなくても・・同じ行動ができるようになります。

〇〇を繰り返し練習する、というのはつまりは身体に覚えさせることなのだと思います。


例えば、「仕事上の報告」についてです・・就労支援を行うユースターでは、職場で自分の役割を理解して、期待に応えて働くためには、報告を欠かさずにすることがとても大事、と皆さんにお伝えしていますし、繰り返し練習をしています。

なぜかといいますと、私達支援スタッフの経験から、言葉やふるまいは、理屈を言葉で説明するだけでは不十分で、たとえ良く理解をしてくださる方であっても、頭でわかっている通りには身体が動かない場面を度々見ているからです。やはり行動については、実際に身体を使ったり、実体験をすることが、頭で覚えることより勝るのは間違いないと思っているからです。

それも一回試しただけではその場で納得するだけで自分に「定着した」とまではいかないようです。複数回練習が必要です。

ユースターから就職をして既に働いている方がユースターに講座を受けに来てくださいました。既に働いている方なので、職場では報告は良くできているようで、評価はとても高い方です。しかし、どの場面でも同じように発揮できるかといいますと、そこまではいかない時もあるようで、ユースターの中で異なる状況で練習をすると、更に力を伸ばせる新たな発見が出てくるのです。異なる場面、気分、相手、道具・・など力を発揮するために必要な要素はたくさんありますので、量と場数でできることが増えるというのはどの場合でも言えることなのかもしれません。


複雑な作業でも繰り返してみる・・というのが仕事のファーストステップでしょうか

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