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執筆者の写真吉岡 俊史

社会の不思議に挑む①

ユースター・ユーディーとつながりのある方とお話した中での体験です。

その方は、人との接触をあまり得意としません。具体的には、話すことや、人に言われたことに反応したり、交渉したり・・といった「人」を相手にする「行動」全般が苦手です。

その方は、人と上手に関われないと社会で失敗する、社会に出るために自分は変わらなければ、という想いを強く持っていました。つまりその方にとっては社会は戦場のような厳しい場所なのです。そして自分はそこに挑むんだと・・

社会というのは厳しい世界、というイメージがどうしても強くなっているのかもしれません。


社会は不思議な世界であるのは確かです。人との関係に行き詰まったり、孤独になったり、時には他の人との関係が広がりすぎて自分を見失ったり・・・


社会の中で生活するためには、誰とでも良い関係でいなければならない、というわけでもなければ、上手な会話や相手に合わせた付き合い方をしないと失敗、というわけではありません。

好きな時に好きなタイミングで限定した人と関わっていくだけでも社会生活が成り立っていくのです。


社会に出るということは、社会の中で生活する楽しさを得る場所でなくてはなりません。そして自分らしく生きていく場でもあるべきです。

何か苦難や苦痛に立ち向かうためだけに、社会にでるものではないはずです。


自分が関わっても良いと思う人に限定して、最低限の関わりで済ませることもアリですよね。


ユースターの就労支援では、ちょっとした人とのやりとりをこなす体験もします
ちょっとした人とのやりとりをこなす体験もします






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