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執筆者の写真吉岡 俊史

支援者の悲哀・・②

支援者としての悲哀・・お恥ずかしいところをシリーズで書いています(苦)・・


コロナ感染拡大が続く中、ユースターでも対策のために、一部、リモートのトレーニングを導入しています。リモートでも、施設内での活動と同じ成果ややりがいを感じていただけるには、どのような導入のしかた、ルールや材料を用意したらよいか・・私達ユースターの支援スタッフは話し合い、知恵を出しあっています。

それでも、環境の状況により、電話だけのやり取りになる方もいて、声だけで細かい気持ちやトレーニング成果を共有しなければなりません。

「リモートなので限界があり、ここまでしかできない・・」という空気がスタッフ間に漂うこともあります。

でも、その空気が生まれると、すかさず別のスタッフが「諦めずにもっとやりがいの感じられる方法や材料を考えていこう」・・と言い出します。

スタッフがすごいんです!と言いたいのではありません・・その言動は、自分の気持ちを保っていくための言動なのかと思います。


支援者であっても、気持ちが落ちることは頻繁にあります、そんな時には、自分を鼓舞しようと試みるのですが、支援者は、他の人を支えることで、自分を立て直すことも多くあるのかと思います。つまり、自分以外の誰かをサポートする事で、自分がサポートされる、という感覚を仕事柄知っているので、元気づけたり、励ましたり・・という行動は、元気づけ「合ったり」、励まし「合ったり」、支え合う事につながっているのです。・・仕事の延長なのかもしれませんが、人としてとても尊い経験をさせていただいているとも思います(ちゃんとできれいればですが)。

支援者は、仕事柄、支える対象の方に身近に出会えて幸せですが、誰でも意識の持ち方次第で、同じ気持ちは持てると思います。

自分を支えるためにも人を支えることが必要なのかと思います。


何かもっと良い策はないだろうか(悩)。。就労支援は提供する側の発想が重要なので悩むことは大切なのかもしれません


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