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執筆者の写真吉岡 俊史

支援者とのかかわり①~支援者の利用方法~

ユースターのような就職のために準備をする施設を利用する方には、受け身的であるより、能動的でいてほしいと思います。自分の希望の実現のためにできるだけ積極的に施設を使っていただきたい、と思っています。

しかし、就職をしたい、という漠然とした希望があっても、そのほかの細かい希望や、真の要望をゼロから考えて相手に伝える事はとても難しいことだと思います。


支援スタッフは利用される方のためにいます。利用者の方が、何を真に必要としているのかをなるべく早く、なるべく多くわかりたいと思っています。


しかし、私たち支援スタッフ自身も含めて、誰でも、自分のことを理論立てて説明したり、希望を伝えていく事は容易いことではないのです。

それでも自分のことを説明できなければ適切な支援は受けられないのでしょうか?と心配になってしまうかもしれません。


その心配はありません・・・どうしたら良いか解決策について一つの提案があります。それは・・・

何をしたら良いかを知りたい支援スタッフの気持ちを利用して、自分の希望を支援スタッフに見つけてもらうということです。


「私はこうしたい」ということを理論的に言うことをがんばるより、自分の姿をなるべく支援者にも見せて、自分の考えや態度、行動、価値観、経歴、パーソナルヒストリー(生まれてからの経緯)や、家族等の周りの環境にも支援者に触れてもらいながら、こうした方が良いのでは?という提案をしてもらう、というものです。

動機や希望があると良いですが、無いからといって「就職は無理かも」・・とは考えないでいただきたいです。

自分のことは自分がわかっている、とは良く言われていますが、そうではない時もあるのですから・・・支援者や他の人から見る自分について、他の人が言うことも是非参考にしていただきたいと思います。この際何でも利用しましょう。


利用者が支援者と関わる場面
ユースターでは利用者の声や希望、そして支援スタッフからの提案を状況に合わせて組み合わせて進路を定めてゆきます

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