『意識の変化は重層的に起こる』のだと思います。
前のブログのテーマの「活動」が「仕事」という意識に変わるとき・・その瞬間やきっかけは、個人差はあっても誰にでもあるのだと思います。仕事という意識に変化しない人はいないと言っても過言ではありません。ただその変化を自分自身や周囲の人が感じて、ベストなタイミングで次のステップを作ったり、見つけられるかだと思います。見つけられないと何も起こらずに時間が過ぎてしまう気がします。
就労支援を行っているユースターを利用される方にとって、この施設は、全く新しい環境でありますが、新しい環境というユースターを使って、自分を見れて、自分のことを考える時間が取れ、自分に起きている意識の変化を支援スタッフと共有します。そして変化を共感する瞬間が度々あることで、自信がわいてくることがあるのです。
その時のユースターは、言ってみれば階段の踊り場的な存在・・一歩立ち止まって前や後ろを見れる場所なのです。
就労支援の成果はユースターの支援スタッフが提供するものから得ることより、自分が変化することを知ることで生まれるものの方が大きいかもしれません。そして自分の変化を前向きにとらえられることの意義は大きいです。
施設の中では活動であっても、それが将来の仕事への意識に変わっていくのは、素晴らしいですし、利用される皆さんの持つ力がいかに大きいかがわかります。生きる力ともいえると思います・・・。
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