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愉しむことの難しさ②

仕事を「たのしい」と感じるために、私たち就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフは、働く皆さんと一緒に毎日の決まった作業にも目的を意識して取り組む工夫をしています。

たとえば、小さなことでも褒め合ったり、過去に褒められた経験を思い出したりすることです。


褒められた経験は何度振り返っても色あせません。

あらためて自分を褒めなおしたり、褒められた記憶が無かったら、自分で自分を褒めてみる。そのような「技」を身につけていただきたいと思っています。


そして「私は会社や社会の一員として確かに貢献している」と認めることも、働く自分を支える良い方法です。


このように「今の自分の良い点を見る」ということは、苦痛であったはずの就労や社会生活への前向きさを取り戻すきっかけになると思います。そして同時に、毎日の仕事にただ流されるのではなく、無意識や無関心を防ぐことにもつながるのです。


結局のところ「働く」ということについて、自分がどのように捉えるかによって「たのしめること」にもつながるのではないでしょうか。


しかし、わかってはいても、どうしても愉しむことの難しさは残ります。

その気持ちはとてもわかりますし、私自身もそうです。


それは、「完璧にたのしまなければーー」と思ってしまうと”難しい”と感じてしまうような気がします。

つまり「たのしむ」とは大笑いすることや、悩みが無い状態であるべき・・と決めてしまうと、自分はとても「たのしむ」ことはできないと思ってしまうのではないでしょうか。


日々の時間を満足して過ごしている・・それだけでも十分にたのしんでいるわけです。そして、注目したいのは、その時間を自分で作りあげている、という点なのではないでしょうか?


前のブログにも書かせていただいたとおり、「愉しむ」は、自分がやっていることを自分なりに「たのしめること」です。

そして、たのしさの内容よりも、どのようにその「たのしさを作り上げたか」なのだと思います。


ユースターから就職をして、お仕事をとても愉しんでいる方々がいらっしゃいます。もちろんその方々は長くお仕事を続けていらっしゃいます。


しかしお仕事の様子を拝見すると、その方々も順風満帆ではありません。時にはうまくゆかなかったり、指示されたことを正しく理解できなかったり、上司から指摘を受けることも普通にあるようです。

それでもお仕事を愉しんでいらっしゃるのです。


失敗、指摘、同僚と比べてできないことがある・・。それらと、自分が仕事を「愉しむ」は別のものである、と受けとめると良いのかもしれません。

楽しく引っ越しの仕事をする写真
「辛さ」「大変さ」などと愉しさは矛盾しないかもしれません

 
 
 

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