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愉しむことの難しさ①

たのしむことにあまり執着しない人がいます。

自分の生活や「やらなければならないこと」で気持ちがいっぱいの人が多いからかもしれません。

つまり、たのしむ余裕が持てないのです。


では、実際に「たのしむ余裕」を持っている人は、どれほどいるのでしょうか。


就労移行支援事業所ユースターでは、その“たのしむ”を「楽しむ」ではなく「愉しむ」と表現しています。


働いて生活することに、障がいや他の壁を感じる方へ、就労を支援している就労移行支援事業所ユースターでは、人生の”たのしむ”を「楽しむ」ではなく「愉しむ」の漢字で表現してコンセプト化しています。


「愉しむ」と「楽しむ」の違いを簡単に整理しますと・・・

①「愉しむ」・・自分からたのしめるように工夫して、たのしむことを作り出す

②「楽しむ」・・与えられたことをそのままたのしむ

となります。


もちろんどちらが「良い悪い」の比較ではありません。


ただ、ユースターが「愉しむ」という字を使うのには理由があります。

それは、毎日の自分の暮らしや就労生活を「与えられたことだけで過ごす」のではなく、働くことを通して、自分らしい時間や、自分がやりたいことを実現して、満足できる人生を自分で作り出すサポートをしたいからです。


日常的な就労生活であっても、それを愉しむことができれば、生活を良い循環に変えることができます。

仕事が続く→仕事にもたのしさを感じられる→仕事以外の生活も意欲的になれる→働くことで経済的な支えができると、やりたいことの幅も広げられる・・そんなサイクルが回り始まると良いと思っています。


そして・・・社会生活や就労を愉しめる力を持てるようになります。


もちろん、時には苦労や困難を伴うのが就労なのです。しかし、常に苦痛ばかりという人は少ないはずです。

もし本当に苦痛しか感じないのであれば、仕事の種類や環境を見直すことも必要なのかもしれません。

時々苦痛になることはあるかもしれませんが「やって良かった」とか思える瞬間や、小さな達成感など、プラスの気持ちを感じるときもあるはずです。


仕事を「やらされている」とばかり考えたり「失敗したらどうしよう」と後ろ向きになってしまうと、例え支援を受けていても働き続けることが難しくなります。

また、自信がない・・自分はできない・・などと考えてしまうと”たのしさ”は見つかりにくくなります。


社会生活は「たのしい」ことがたくさん眠っていますから、自分で小さなたのしみ(=愉しみ)を作り出せると良いのです。

仕事で例えると、「まだこれだけ残っている」と未着手の仕事の山を見て考えるより、終えた仕事を見て「ここまでやり遂げた」と自分を誇るという些細な切り替えをするだけでも、愉しみを見つけられるのではないでしょうか。

(=つづく)

不安にさいなまれるイメージ
特に就労については、些細な切り替えがたのしさを作り出すことになるかもしれません

 
 
 

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