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執筆者の写真吉岡 俊史

悩んで答えをだす



『人に聞く前に自分で調べましょう』や『自分で調べてから人に聞いて下さい』


もちろん人に聞くことも自分で調べることの1つにはなると思います。では、なぜこのようなことを言われるのでしょうか?

きっとこんな意味も込めて言ってくれたのではないかと私は思います。

「自分で調べて、悩んでなにかしらの答えを出し、人に聞いて確認することでより厚みのある知識を身に付けることができますよ」

…考えすぎかもしれません(笑)。ですが、悩まずに答えを得ることと、悩んでから答えを得るのとでは、働く価値に大きな違いがあると思います。

悩む=自分で考える。

・どうして数があわないのか?

・うしたら相手を不快にさせずに意見できるのか?

・マナーとしてどのように振る舞うのがより適切なのか?

わからなくても良いので、1度考えてから「わからない」という答えを出し、人からアドバイスやヒント、答えを得ることに大きな価値があります。

教えてくれる人も、より的確に、教わる自分も、より『聴く』姿勢を持つことができるからです。そのプロセスを経ることで、経験や知識が長く大きく培われるのではないでしょうか?

 そのため、ユースター(就労移行支援事業所)では、その方に合わせて「あなたはどう思いますか?」「あなたはどのように考えましたか?」など、利用者の方の意見や考えをお聞きする場面があります。わかる・わからないを一緒に考えてゆきたいです・・



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